コロナ真っ只中の時に、バスの運転手さんの健康を守るために、という事でバス前方の扉から乗車できなくなりました。扉は閉まったままで、通常であれば運転手さんから乗車券の購入もできたのですが、それも出来なくなりました。
運転手さんのすぐ後ろの席と、斜め後ろの席も座れなくなっていたと思います。とにかく、運転手さんに近づかない方法で乗車する期間がありました。バスは前方、真ん中、後方に扉があるので長らくの間、前方以外の扉から乗車、という日々でした。
スイスは四月から交通公共機関でのマスク着用義務もなくなり、一応、以前と同じような生活が出来るようになりました。そのすぐ直後はバスの前方扉は閉まったままでしたが、ここ最近、前方からも乗れるようになりました。
各バス会社で対応は違ったと思うので、他の地域の事は分かりませんがチューリッヒ市内でもそうだった気がするので、チューリッヒ州内の他の地域でもあった事かもしれません。
先日、バスに乗ろうとしたら前方扉が開いたので、前の方から乗れるようになったんだ!?と思って、少し緊張しながら乗車したら、運転手さんに「こんにちは~(ニコっと笑顔)」と言われたので、私も、軽く微笑みこんにちは~ と言いながら乗車しました。
平静を装っていましたが、実ははにかんでいました。。
前はこんなの普通の事だったのに!!久しぶりに前方から乗車したら、こんにちは、を言うのも照れるなんて!!と一人興奮してしまいました。
運転手さんはアナウンスで「皆さん こんにちは。」と、いつも通りに言われ、乗客もいつも通りちらほら「こんにちは。」と返答して、バスは進み。私の最寄の停留所へ。
降りる時にも、まさか前方から降りられる?!と思いつつ、そわそわしながら運転手さんに「ありがとう。さようなら。」と告げておりました。
うう...。 久しぶりに直にお礼が言える!!うれしぃいーーー!!
バスに乗る度に何故か猛烈に感動して、運転手さんありがとう、と思うのですがコロナ真っ只中の間はそれが言えなかったんだな、、と改めて感じました。
くそ、もっとお礼が言いたかったのか!!と思いつつ。。他の場所でもお礼を言うのまだ制限されてる?と考えてみて…いや、特に無さそうだ。という事は今はお礼言い放題って事か、よし、積極的にもっとお礼を言いたい場所にいたら言っていこう。じゃないといつまたお礼制限事案が発生するか分からないしな、ふむふむ、と決心しました。
まだ前方からの乗車と降車に慣れきってない気がするので、これからも数回ははにかむと思いますが、平静を装いつつ利用していきたいと思います。
では~
アデー♡