スイスすごろく++スタートはドイツ++

計らずもドイツからスイス(ドイツ語圏)へ移住 両国の生活を比べつつサバイバル方法/学習記録をメモしていきたいと思います。

平日の美術館


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前回の投稿から20日も開いてしまい、尚且つ前回の内容が内容だっただけにまるでこの20日間ドヨーンと過ごしていたようですが、そうでもないです。

 

なかなか心穏やかに充実した日々を送っておりました。

ストレスの原因である仕事が穏やかだったので、仏みたいなこころで過ごしていました。合間合間は通常運転でおかしくなったり調子乗ったり、哲学したりしておりましたが。。。

 

さて、本題の投稿です。

先日、平日に仕事の休みをもらって美術館に行ったのでその事を。

 

チューリッヒ美術館での展示を見に行こうと出かけました。

駅から歩いて美術館へ。

 

前を歩いていた女性が『Buchhalter』と書かれたカバンを肩からかけていました。

これはドイツ語で経理という意味になるので、あの女性は経理アピールなのかな、と思いつつ後ろを歩いていました。

 

後で本屋さんに行って気づいたのですが、そのカバンが販売されていました。

書かれていたのは直訳するとBuch=本 Halter=持つ人 なので、経理と本を持つ人をかけた冗談っぽいバッグだったようです。

英語でもBookkeeperという言い方しますよね。Accounting とか別の言い方もありますが。

 

その女性の後ろをしばし歩いて、数分もしないうちに美術館につきました。そのころはまだコロナパスの提示が必要だったので、提示して入館し、チケット売り場で展示名が分からなかったので『今やってる彫刻の展示が見たいんです。』と告げましたが伝わらず、もう一度はっきりと彫刻の...と言ったら理解してもらえたようでチケットというかただのレシートを手渡されました。

 

常設展は見れないと思い込んでましたが、全部の作品が見れますからね、との事。

 

ロッカーにコートとバッグを入れに行き、財布とスマホのみをもって展示会場へ向かいました。入ると辺り一面に五角形、七角形、九角形の長さ60cm位、幅が15cm位ですかね、の物が沢山並べられていました。


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その整列したものがまとめて一つの作品だったようです。

てっきり、そういうった形のものが様々な別の大きな作品として展示されているのかな、と思っていたので、大広間みたいな展示場にドーンと1作品あると思わず、少し驚きました。

 

これは彫刻、というイメージじゃないからさっきチケット売り場で微妙に通じなかったのね、と納得しました。

 

並べられていたものは綺麗に整列されているのですが見る位置によって列の見え方も違うし遠近感も立体感も変わるので、整列されたものを自分が動いてみる体感型万華鏡みたいな感じがしました。

 

入り口と奥に二人職員さんが座っていて、入館者が作品に近づき過ぎないように見ていました。あとはベビーカーに乗った子供とそのお父さんと私、だけでした。

 

ベビーカーの赤ちゃん、ちらっと見たら一瞬目があったのにすぐにそらされて目を閉じられました。それがわざとらしくって可愛かったです笑

 

赤ちゃんって、この世の理なんて何も知りません、という全身で赤ちゃん!みたいなタイプと、実は全部知ってるのに赤ちゃんのふりしてるだけよね?みたいなタイプに分かれませんか、厳密に言えばもっと違いはあるんですけど、時々、この赤ちゃんは全部知ってるわね、、みたいな気になる時があります。

 

今回見た赤ちゃんもそんな風に見えました。赤ちゃんのふりしてる?みたいな。

 

話は作品鑑賞に戻って、最初は作品の大きさの規模に圧倒されましたが、ずっとその場にいると何だか気持ちが落ち着いてきて気持ちよくなってきたので、この場所を独り占めしたいな、と思っていたら職員さん二人がいなくなり、子連れのお父さんもいなくなり、少しの間だけ一人で見る事ができました。

 

そうこうしている内に、中学生位の団体が入ってきて、先生が説明しだしました。

早速作品を見ながらノートに何かメモをする学生、ひたすら遠くまであるく学生、友達と作品でなくて美術館の外を見る学生、色んな学生がいたので静かだった会場がにぎやかになりました。

 

丁度私も十分見たな、と思えたので他の限定展示を見に行きました。

100年ほど前の作品群を見て、今まで保管されてるって凄いな、この人達は自分が居なくなっても後世にこうやって残ってるって知らないんだろうな、と思ったりとても有名なシャガールの絵が他の絵と一緒に並べられているのを見て、こんなに有名でもこういうシンプルな展示かぁ。なぜ有名になったのかな、誰かの心を打つものがあるのかな、と考えつつ、確かに独特の色味と何だか悲しくなったり不安になるのに美しさがあったり、一つの感情でまかなえきれない人間の心情が表されてる?と思ったり。

 

まぁ、見方は人それぞれあると思うのですが、平日で人が少なかったのでゆっくり見れて考え事するには持ってこいでした。

その展示を見た後に、職員さんに話しかけられて、新しい建物の方も地下通路が通ってるのでそこから見に行けますよ、と言われたので行ってみる事にしました。

 

長い間新しい建物が工事中だった気がするのですが、いつの間にか開館していました。

天井がとても高くて、大きな建物です。全体的に建物が小さい(ドイツ比)な、と思っていたスイス内で私が大きいと感じる建物です。


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ここでも様々な作品を見て考え事をしつつ、お腹がすいてきたので

一度出てお昼ごはんを食べようか、それとも一度美術館から出たらもう入れないのだろうか、いや、食後にまた絵を見たいと思えるのだろうか、など色々考えつつほぼ全部の作品を見てしまいました。

 

いつもだったら美術館で全部の作品を見ようとすると猛烈に疲れて後悔するのですが、その日は大丈夫でした。

新しい美術館の建物から、旧建物が見えたのですが、地下を通ってきたという事に何だかワクワクしたのと、私のコートとバッグはあっちの建物にあるのか、と思うと何とも言えない嬉しさがありました。


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私はここにいるのに、あっちとも繋がっていて、信頼しているから大事なコートとバッグを預けられる、という気持ちが嬉しかったのだと思います。

今思い出すとそんなに大した事ではないのですが、何となく印象に残ってるので個人的には妙に感動したのだと思います。意味不明な事を言ってたらごめんなさい、というか軽く無視してください。。

 

 

新しい建物の方には最初に見た中学生位の団体がまた来ていました。

先生が、モネじゃなくてマネという作家もいる。ちょっとややこしい、と言っていたので私もさっき同じ事を考えてた笑 と微笑ましくなり。

 

ふと、また作品を見る学生を見ながら、私がこれ位の年齢だった時は同じクラスか別のクラスか忘れましたが好きな人がいて、その人に近づけるか、彼がどこにいるのだろうか、なんてのを気にしてたな...と。そう思うと一体いつ勉強してたんですかね、、、?

きっと私みたいな子もいるとは思うんですけど。時代が変わったので、リアルで会えなくてもネット上での交流は出来るみたいなので、休みの日にどこかで見かけたい!みたいな事を思う事もないのかもしれませんね。

 

片思いの甘酸っぱさの種類が時代と共に変わったのかな。

それとも同じようなものかな。

 

以上、平日に美術館に行った話でした。

また別の日や別の場所にも平日の静かな時に行ってみたいと思います。

 

では~

アデー♡

 

 

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