ドイツ滞在三日目は、近所のバス停からバスに乗り、街で一番大きなショッピングエリアへ行ってみました。
それはそれは、たくさんのお店があり、平日にも関わらずやっぱりもうクリスマス休暇を早めに取った人で溢れていました。
とりあえず底の厚いショートブーツが欲しい、と目的をはっきりさせて、売っていそうなお店に入る事にしました。入り口にはワクチン接種済か回復者のみ入店可能、と記載がありました。
ああ、メンドクサイ。。と思いながら必要書類を見せ、中に入りました。
何となく、まあ、悪くないけども...ピンとこないわ。。というブーツを見かけて、そのお店を出ました。トータルで3時間位でしょうか、ひたすらひたらすらグルグルと街中を歩いては、色んなお店に入りました。
それなのに、欲しいものがない。何一つない!!
そうだったわ、そうだった、ドイツに居た頃ファッション系のもので欲しいと思うものに出会う方が難しかった。あの日々を思い出しました。
何かを購入する意欲はある、予算はある、店舗も沢山ある、しかし買いたいものが...無い!
これは私の好みの問題なのでドイツが悪い訳ではありません。
それでふと、お金はあっても買いたいものに出会わずに買う事が出来ない、とは何たる微妙なシチュエーション... そう思うと、欲しいものがありすぎてやきもきする事の何たる恵まれた状況よ、、、と思いました。
なので、もし欲しいものがあって買うかどうか躊躇してる方がおられましたら、理由に寄るとも思いますが、買って下さい笑 買ってしまった方が良いと思います。
物って誰かがデザインして作って、流通させて販売してくれてるから買えるのであって、自分が良いと思うデザインでお金を出したい、と思うものがあるなんてそれだけで幸せな事で(今回が衝撃過ぎて大げさに)、製造者がいなくなったら入手できないのです。。
いや~ 本当にお金がどれだけあって大富豪になったとしても、それを使う場所を作ってくれる人々がいないとお金の価値も無くなる訳で、やはり人材は大事です、はい...(何の話?)
結局、一番最初に入ったお店のピンとこないけど使えそうだ、というブーツを買う事にしました。セールでお安くなってましたしね。今も履いてますが第一印象よりは良いです。底が厚いのでやっぱり足冷えしにくいところが良いです。
でも、『これで良いや』を集めすぎると心が荒んでいくのも経験済なので、どこかでこれが欲しくて仕方ない!みたいなものを見つけ次第、お財布とも相談ですが、買う事にしています。好きなものは近くにたくさんあった方が良いですよね、単純に幸せな気持ちになりますからね。幸せ増やして生きていかないとあっという間に、あれは何だったんだ?という感情を残して人生なんて終わっちゃいそうだし。あー怖い。。気の持ちよう、気を付けます汗
ショッピングの後は家に帰って、ゆっくりし、暗くなってからまた街中に出ました。
クリスマスマーケットで知人友人に会う為です。
一組のカップルが6週間前に例の疫病から回復したばかりで、ご両親も高齢で病気があるので感染しては怖いから、という事で外で会う事になりました。
結局寒空の下、二時間ほど、カップルともうひとりの友人とグリューワインを飲んだり、クレープを食べたり。別に私は健康もりもり、という感じだったんで別に良いんですが、普通にダウンジャケットにニット帽、大きめのマフラーを使わないといけない時期に外に二時間、というのでコロナうんぬんじゃなくて風邪ひきそう…と思いました。
例のカップルの疫病で苦しんだ話はすさまじく、彼氏の方は2週間で5キロやせ、彼女の方は明らかに目の下にクマがはっきり残っていました。疫病を怖がって随分用心していたのに、夏に北の海に旅行に行って帰ってきたら発症してしまったそうです。
辛そうでしたが回復しただけ本当に良かった、と思ったんですけどそのクリスマスマーケットで私達に会う前の週に同僚の家でグリューワインパーティをして5人で飲んだ、と言っていてそれで二日酔いがどうのこうの、と言うのでズッコケそうになりました。
そういうとこだぞ!悪いが本当に用心してるんだったらそのパーティ無しだろ!と心の中では突っ込まずにいられませんでした。。しかも病み上がりで二日酔いになる位飲むのもあまりよろしくないと思います。そのクリスマスマーケットで会った時も物凄い勢いで暖かいリキュールなどを飲んでて、大丈夫かしらん、と思ったんですよ。
む、矛盾してる、、、色々。と思いましたが矛盾した話なんて例の疫病が始まってから何回ズッコケたか、と思うほど聞いたのでもう何とも思いません。良い大人だから各個人で気を付けるしかないですよね。
ちなみに、スイスはドイツから高リスク地域に指定されている、と伝えたら後ずさりされました笑 一応、簡易テストやってきたけど陰性だったから心配しないで、と伝えたのですが彼女は症状が出てるのに3日続けて簡易テストで陰性表示されたので、あれは信用できないシロモノだ、と言っていました。
経験者は語る、ですね。
クリスマスマーケットは例年に比べて混んでいなかったそうです。
私には十分ひとがいるように見えたのですけども、混み込みではなかったのであれ位がちょうど良いかもしれません。
以上、ドイツでのショッピングとクリスマスマーケットで人に会った話でした。
では~
アデー♡