スイスすごろく++スタートはドイツ++

計らずもドイツからスイス(ドイツ語圏)へ移住 両国の生活を比べつつサバイバル方法/学習記録をメモしていきたいと思います。

再び:海外移住について考える

 

Migrants

数年前に以下の投稿で海外移住について書いたのですが、最近また薄っすら海外移住というワードをネットで見る度に『いま私は誰かが海外移住をしたい、と言えば勧めるのだろうか。』と考えていました。

 

海外移住と言っても、行先も立場も多様過ぎて一概に何かをさらっと断言することなど出来ないのですが、もし、誰かが海外移住をしたい、と言えば『いいね!新しいことが始まるね!』と答えるとは思います。

 

何かしたい、と思っている人を引き留めるような事はあまりしたくないので、出来れば背中を押したい。なので、いいね!やろうやろう!とけしかける気はします。

 

でも日本も海外も当たり前かもしれませんが、どちらにも長所も短所もあって、どちらかが絶対にベストというよりは、日本のあそこは良かったけど、ここにはない...とか日本のあれは生きづらかったけど、ここでは伸び伸び出来る...などの思いが幾重にも積み重なっていく日々、だと個人的には思います。感じ方は人それぞれなのでそうじゃない人もいます。

 

そして、過去に海外移住した時に自分にとっては好きだったことが、年と共に嫌な習慣になる事はあります。逆に最初に嫌だったことが、年と共に逆にありがたい、という事も。だからネットで海外移住のメリット、デメリット、などを見ると確かにそういう風に捉えらえるかもしれないけれど、自分も変わるし、時代も変わるし、情勢も変わるので、今ベストなことが今後そうだとも限りません。今ベストを提供してくれる場が数年後には別の場所になっていることもあると思います。

 

例えば、海外移住した時に好きだったのは人の家にお呼ばれして一緒にご飯を食べたりプチパーティしたり、ちょっとワイワイするような事。最初は海外暮らしの真新しさがあって外国語を話せる自分が輝いていて楽しかったんだと思います。でも今では、この暮らしが日常になってしまったのと、以前のように純粋には楽しめないので、場所によりますが少々このパーティ文化がめんどくさい、とも思うようになりました。

 

逆に嫌だったことは、そういうパーティなどで軽く議論の場などができて、外国語に自信がなく人の話を打ち負かすように感じる行為をしないといけない事でした。今思うと打ち負かすような事は誰もしてなかったのですが、私にはキツイ場に見えました。今となってはその暮らしに慣れたので、むしろ人の話や意見を聞いてお互いの意見を言い合って、そういうのもあるのね、と新しい見方を得たり、相手にも新しい見解を知ってもらったり、と知的好奇心が広げられる場にいられる事はありがたい、と思うようになりました。

 

でも最初からどうしても嫌で、未だに好きになれないこともあります。

カップル文化です。カップル同士で何か一緒にしあう、というもの。人間相性がありますので、合わないと思ってる人が友達の恋人だから、といつも登場されると正直辛いです。日本社会であれば、そこは個人で会える文化なので、合わなければもう合わない、とか距離を取るという選択肢がありますが、それができないこのカップル文化は好きじゃないです。良い部分ももちろんありますが、無くなってしまって多いに結構!という気持ちです…

 

最初に暮らしたドイツの街ではのびのびしていましたが、スイス移住前に住んでいた街はどうにもこうにも合わなくて、早くここから出ていきたい、と毎日思っていました。

それでも滞在許可証の関係ですぐに動けず、でも日本に帰ろうというアイデアも出ない時期でした。それで逃げるようにしてスイスに移住してきて、今は今の街で楽しく快適に暮らしています。

 

 

国別の移住先のランキング、など見ると国の規模によっては主要都市がいくつもある場合があって、当然のことながら国単位で考えられないとは思います。ドイツ国内で私の好きな街に住んでる時は幸せだったけど、そうじゃない時は苦しかったので。逆に私の好きな街を大嫌いな友人もいました。私にとっては何て事の無い、ある別の街が大好きとの事でした。これはもう、好き嫌い、合う、合わないの問題ですね。

 

なので、海外移住、いいね!と背中を押しつつも、もし合わない街に住むことになって私のようになかなか動けない、などあったら可哀想だな...と思うので、一応念のために、そういう事もあるので、そうなったら引っ越せるようにしておく、とか引っ越せなくても自分の気持ちときちんと折り合いをつけれるように他に喜びを見出す方法などがあった方が良いですよ、とはアドバイスする気はします。

ただ、私にとって不快だったことがその人にとってそうだとは限らないし、しんどい経験の中から学ぶ事があって、結果本人にとってはあの経験があった方が良かった、という事もあるので、どの道を選んで、どのように生きていくかに正解はないと思います。

 

さいきん、また少し海外移住の話が出てきて、数年前の投稿を見るとめんどくさがって嫌がっているのですが(以下↓)、今は何故か前向きに考え始めています。 

 

今の生活に満足しています。かなり満足しています。チューリッヒ州での暮らしは自分に合っていると思います。ドイツからスイスへ移住してすぐの頃は言葉や文化の違いに戸惑う事も多かったですが、日本からドイツへ移住に比べると振れ幅も大きくなく、移住の慣れの経験が生かせたのか数年で落ち着いてはきました。この充足感がなくなるかもしれないのに、また別の国に住む事に興味が湧いてしまう。

 

何故だろう。。。と考えましたが、新しいものに出会いたい、今まで知らなかった自分の感覚を知りたい、もっと世の中がどう機能しているかを別の視点から見てみたい、と思っているようです。世界には自分の知らない事がありすぎるので、見れて触れられるチャンスがあるならそのチャンスを生かしたい。

 

海外生活でしんどい事も不便な事も沢山経験してきたし、本当に最初の頃は辛くてよく泣いていた気がします。でもその度に何とか起き上がって色んな人の助けを得て、自分は何もないと思っていたけど意外とやっていけるものだな、と思ったり、ただそこにいるだけの何もない私に好意を抱いてくれる人々が現れたり、自分の好きなもの嫌いなものがはっきり分かったり、と自分の事が段々分かるようになる感覚が好きなのだと思います。同時に自分の持っているもの、能力とか長所であり短所であるところ、どうしても変えられない部分を知る事ができるし、人の優しさにも触れられる。人の泥臭さも見せつけられる。自分の泥臭さも見ちゃいますけど...

 

日本からドイツに移住する手前も、今と同じように生活にかなり満足していました。家族や友人も沢山近くにいて、良い条件のお仕事をさせてもらって、自由な時間もお金もあって、好きに生きて。だからそれを辞めてドイツに行く、と言ったらもう二度とこんな良い条件で生きてはいけないよ、などとも言われました。

 

その心配も少しはしましたが、そんなの先を見てみないと分からないし、じゃあ私が先駆者になればいいだけなのでは?の心意気でした。実際、今の生活は当時の生活よりもっと充足感があります。だから先に何が起こるかは本当に分からない。私ひとりで決めれることじゃないし、時代の流れもあると思います。

 

この当時のような展開になるかどうかも分からないのに、また新しい環境に行けるなら行ってみたいな、と少し思っています。でももしそれが叶わなくても、今の状況から自分の喜びを増幅させる方法はいくらでも知っています。そしてその方法を知ったのも今までの海外生活で得たものです。移住の辛さで得た、どん底からの起き上がり方法はいくらでもある笑 とその辛さに対しての対処法は心得ました。なのでまた海外移住して辛くても大丈夫、というだけ。そしてこの海外生活の間にいくつか保険を作る知恵もついたので、転んでもただでは起きぬ精神は身に着きました。

 

こうやって知恵も付けたので、今から海外移住と言っても今の生活水準を下げるところにはむやみに飛び込む事はありません。トータルで見た、今の水準と同じかそれ以上のところ。

 

今まで住んだ四都市が世界の移住おススメや、外国人の移住にぴったり、や駐在員に最適、ランキングの10位内に入っています。最低2年半住みました。今の話の出ている街もランキングに入っています。

 

三都市の事は好きだったけど、一都市の事はどうしても好きになれなかったので、いくらランキングに載ってるからと言っても相性が悪ければ住めば都にはならないんだろうな、という心構えもあります。でも水準は大体どこも一緒、ここがポイントです。

でもこれは、私にとって大事なポイントなだけであって、他の人はもちろん別の事を重視しても良いし、けっきょく自分にとって一番無理のない方法を選ぶのが自然なのではないかな、と思います。

 

海外移住、しんどい事もありますが物は考えようなので、今の時代は滞在許可証さえとれたら一般人でも海外暮らしは出来るので、恵まれた時代だと思ってチャレンジする手はあると思います。選択できる立場にあるというのはそれだけで恵まれた事。

 

ではこの辺で。ただの私見なので、軽く読んでいただけたらと思います。

 

またブログにお越しいただけると嬉しいです。

 

アデー♡

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