私の言った事が伝わらず、相手の言ってる事もよく分からない、という事がここ最近ありました。何となくで話してるから余計に分からないままで、でも何となく通じてるからまあいっか、と思ってたのですが、その事について4度話した後に気づきました。
同じ事について話しているけれど、呼び方が違う...
それは…
ツタンカーメン(日本語)とトゥートアンヒアムーン(ドイツ語)
こちらでツタンカーメン展が今催されているのですが、その展示を見に行きたい、と思って『ツタンカーメン展を見に行きたいんだけども。』とドイツ語っぽくツタンカーメンと発音して伝えてみたら、全く伝わらないので、『エジプトのミイラとか発掘されたものの展示が見たいのよ。』と説明したら伝わったので、そのままにしてまた別の際に『ツタンカーメン展いつ見に行く?』と聞いたら、また伝わりませんでした。
うーん、ツタンカーメン、歴史の授業で習わなかったのかしら。
歴史の授業じゃなくても相当有名だと思うんだけど、そもそもエジプトに行った事があるのに、こんな有名なものも知らないのかしらん、とちょっと思っていました。
そして、今度は展示のカタログをもらってきて見せたら『あー ムニャムニャあんひゃー何とか、の事か~』と言われて、『はて?』と思ったけどスルーしました。
四度目にその話題をだした時に、もしやドイツ語ではツタンカーメンと発音しない?と思ったので、ちょっとドイツ語でこのカタログにかいてあるTutanchamenを読んでみて、と言ったら『トゥートアンヒアムーン』と発音されました。
ふむ、、長い間ドイツ語発音と日本語発音が違うという事に気づかなかったようだわ、と。
なぜ日本語ではツタンカーメン読みなのか調べたら、このようなサイトを見つけました。気になる方はリンクをご覧ください。
それでは、なぜ日本ではツタンカーメンと呼ぶのかというと、英語から入ってきた呼称だからのようです。英語だと「Tutankhamun」とつづります。
英語の発音をできるだけ音に忠実にカタカナにすると、「トゥー・タン・カームーン」となります。つまり、次のように変化していったわけです。
「トゥト・アンク・アムン」
↓
「トゥー・タン・カームーン」
↓
「ツタンカーメン」こうして順を追ってみると、ある程度は納得できそうです。
引用元:
ツタンカーメンは英語読み?現在のエジプト人はそんなふうには呼んでいない │ エジプトについて調べてみた
こちらのサイトの説明によると、英語読みを日本語読みにしたようです。
ドイツ語読みが現地読みに近いのかどうかもいまいちよく分かりませんが、日本語との違いがどこで生まれたのかは分かりました。
これ以外にも、自分の使っているカタカナ日本語がドイツ語になると『はて?何だか変だな。』と思ってしまうものがいくつかあります。
エコー → エヒョー/Echo (ヒョーが可愛い、、という印象
ミニチュア → ミニアチューア/Miniatur (変な所にアが入るな、、という印象
サイレン → ジレーネ/Sirene (いきなりドイツ語の女性名っぽい、、という印象
まだまだあるのですが、とりあえずこの辺で。
ドイツ語の中に英語っぽいもの、というか英語由来のものも多いので、ドイツ語の表現が分からない時に英語をドイツ語っぽく言ったら通じるかな、と思って試した事が何度かあります。
クレソンを育てていた時に、発芽する、とドイツ語で言いたかったのですが何て言うか分からなくて身振り手振りとつたない表現で試してみたのですが、伝わりませんでした。英語でgeminationと言うのは知っていたので、それをドイツ語発音っぽく、もしかしてゲミナティオーん?と聞いてみたけど通じませんでした。
後で調べたらkeimenカイメンだったので、英語と全然違うやん...となりましたが。
不思議だったのが、出てきたクレソンの芽を見て『見て見て!Keimeだよ!』と私は言ってたので、どこかの時点で『芽』の事をKeimeと呼ぶのは学んでいたようです。これはたぶん日常生活で自然と学んだ単語で、勉強して覚えたものではないと思います。でも発芽は何というか知らなかった、というかkeimenカイメンと言われてざっくり内容だけ理解していたもよう。でもKeimeが何名詞なのかは知らないので、もしかしたら詳細をつつくと理解が間違っているのかもしれません。
以上、新しいドイツ語単語を学んだ話でした。
ツタンカーメン展は4月20日までチューリッヒで催行中ですので、ご興味のある方はどうぞ。リンクはこちら:
Die große Erlebnisausstellung – TUTANCHAMUN – SEIN GRAB UND DIE SCHÄTZE
このトレーラーのナレーションの最後にドイツ語でトートアンヒアムーンと発音されてるのが聞けます。
では~
アデー♡
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