いつだったか具体的には忘れましたが、WOW ミュージアムという所へ行きました。
割と新しいミュージアムで錯視体験ができる、という場所です。
錯視とは...
さく‐し【錯視】
の解説視覚における錯覚。形・大きさ・長さ・色・方向などが、ある条件や要因のために実際とは違ったものとして知覚されること。
だまし絵みたいなものを見たり目の錯覚を起こすものを体験できるミュージアムということなので行ってみました。リンクはこちら↓
場所はチューリッヒ中央駅からすぐ近く、中に入ってみるとなかなか小さく(400平米あるそうです)、働いている人が入り口に3,4人おり館内は小さいお子さんやティーンであふれていました。
日曜日のお昼間の一番混む時間に行ったのが悪かったのかもしれませんが、コロナ対策の対人距離なんてなんのその、という位にはひしめき合っていました。
リンクを見てもらえれば分かると思いますが、インスタ映えしそうな写真の撮れる場所ではありますが、個人的にはもう少し規模が大きくてあっと驚く錯視体験を期待していたのですが、期待にそうものではありませんでした。もう既にどこかで見たことのあるものの寄せ集め、という印象です。
でも館内は子供やティーンで溢れていたので、私のような年齢の人間が行くようなところではないのかもしれません。まだ錯視体験をあまりしたことのない人にとっては真新しいものがあるのだと思います。
入場料が26フラン(本日のレート 約3000円)だったので、そこそこ期待していたのにそうでもなかったので、時間が経つにつれじわじわと怒りが湧いてきました。
行く度に感動するチューリッヒ動物園で28、29フランの入場料なのに...その入場料に近づけておいてあれだけか?と。。チューリッヒ中央駅近くなので高い家賃代を支払うにはそれくらいの値段が、、あの従業員の数だとあのくらいの値段が、、必要なんだね、きっと...と言い聞かせました。。
別の日には人間に関する展示が見れる
Kulturama Museum des Menschenという博物館へ行きました。リンクはこちら↓
耳の中や耳の機能についての展示が期間限定で見れるという事だったので行ってみたのですが、常設展示室の中に錯視体験ができるものが少しだけありました。室内は小さく田舎の学校の理科室、という感じなので色んな動物の鳴き声を聞けたり、輪切りにされた人体模型が見れたり、と大きくはないですがこういうのに興味がある人にはゆったり楽しめる場所ではありました。
時間の関係で館内全体を見れなかったので、今回はこの小さな理科室の事しか書けませんでしたが、個人的には前述のWOW ミュージアムよりはこちらの錯視体験の方が新鮮味がありました。
そして最後に、スイスの誇る?スイスサイエンスセンターTechnoramaを紹介します。
リンクはこちら↓
ドイツ語圏にありますが、スイスのサイエンスセンターですのでもちろんドイツ語以外にフランス語、イタリア語、英語での解説も読めるセンターです。6500平米もあるので相当大きく、館内では科学に関する展示が見れて、実際に体験しながら学ぶものが所狭しと展示されています。電流や水、光や磁気など、他にもさまざまな分野に分かれて展示されているのですが、錯視体験ができるのはKopfwelten(頭の世界)と Licht und Sicht(光と視界)というエリアです。
どこかで見たことのあるようなだまし絵もありますが、数も多く、大きさも規模も他とは比べ物にならないほど大きく、ひとつの錯視体験でクラクラした後に、また別のものがすぐに体験できて、これでもかと言うほど脳や目を騙される体験ができます。
ホームページによると10月初旬にリニューアルされたようなので、新しいのかもしれません。以前にこのセンターに行った時には見なかったような気がするので。
あれだけの錯視体験ができるのに、そこだけが際立って有名という事もありません。
センター自体の規模が多すぎて一部の展示だけが有名にはなれないのかもしれません。
この錯視体験のあとには、自分のことがますます信用できなくなりました。
人間の見てるものなんて...何が一体本当なのかなんて分からないし、自分の見てるものもあてにできない。
ああ、恐ろしや...と若干の恐怖も感じるほどでした。
タイトルのランキングですが、最初に書いた順番より三位、二位、一位、と見ていただければと思います。一位は当然スイスサイエンスセンター。
錯視体験以外にも科学を理解できる体験が様々ありますので、ご興味のある方は行ってみてください。
また、各ミュージアムに対する感想は私見ですので、参考程度にしてください。
人によって意見は変わると思いますので。
ではでは~ また~
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