スイスすごろく++スタートはドイツ++

計らずもドイツからスイス(ドイツ語圏)へ移住 両国の生活を比べつつサバイバル方法/学習記録をメモしていきたいと思います。

こんな時代のオンライン退職


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今年の投稿の一番最初に書きましたが、予告通り退職致しました。

色々と事情がありましたが、一番の理由はもっと自分の時間が欲しい、これに尽きました。元々、日本に居た頃から一日6時間労働(残業なし)で週4日で働きたいとしつこくしつこく言っていたので、スイスに来てから一日8時間労働の週5日勤務、残業も毎週数時間するというスタイルに疲れていました。

 

こういう働き方に慣れている方から言わせれば甘えるのもいい加減にしろよ、と思われるかもしれませんが、常に人生のモットーは楽して稼ぎ、楽しくテキトーに生きる、なので今まで日本でもドイツでも結構仕事が暇で仕方ないけれどもお給料や待遇は良い、と言ういわゆるホワイト企業で働いてきました。

 

暇で仕方ないので時間を潰す方法を考えながら妄想にふける、というのをずっとやって来たのでスイスで就職してから暇な時間などなくほぼ忙しく働き、気がついたらもうおやつ時間というのを毎日繰り返し、通常の勤務時間では足りないので残業もしていました。

実は職場で忙しいとか残業というのはほぼ経験したことがなかったので、暇で死にそうになるよりは良いので楽しく取り組めたのですが、忙しさの理由が計画性のない会社の体制だと気づいてそれが改善される余地が見られない、しかも悪化していくだけと悟ってからは、疑問を感じるようになりました。

 

せっかく雇ってもらってるんだから、と将来の可能性にかけて会社に居続ける選択もあると思いますが、私はじっくりその場の状況を変えるタイプではなく、生き急ぐ様にもっと状況の良さそうな所に身を移すタイプです。もちろん状況によってはその場に留まらないといけない事もある。でも今回は自由に動ける状況だったので退職することにしました。転職回数が多いのは不利だと思いますが、嫌なことを我慢して苦味を感じながら生きる位なら今幸せな方を選びたい。将来の自分が不便を感じるのは申し訳ないが今の気持ちもないがしろにできない。

 

退職届けを出した時はコロナって何?ヨーロッパには関係ないでしょ、位の静けさだったのですが数週間経ってからスイスのロックダウンが始まり、ある金曜日に来週から皆在宅勤務ね、といきなり命じられ、一体この在勤はいつまで続くのだろうと思っているうちに私の最終勤務日まで続きました。

 

ということはですね、オンラインで退職したようなもので3月半ばのロックダウンから同僚や会社の人を一切見ることはありませんでした。働きながら、まさかな…同僚に顔を会わせず退職とかさすがにないでしょー…と思ってたのにその通りになりました。

もちろん毎日電話やメールで会社の人とやりとりはしていましたが、最後の最後まで顔を見ないなんて。チーム以外の他部署の人とも会うことなく。うーん、斬新過ぎませんか?と思いつつ受け入れました。

 

勤務最終日には同じ部署だった同僚一人ひとりに電話をして感謝の言葉を述べて、別れの挨拶もしました。仕事に疲れていたとはいえ、優しくて面白くて協力的な同僚ばかりだったのでさすがに泣けました。しかし、仕方ない、生きていれば別れはつきものだからね、と50代後半の同僚にも言われました。

 

彼女は私の後から入社した人なのですが、彼女の今までの人生の中で最も優しくて一緒に働きやすい同僚の一人だと言われました。私的には普通に接していたつもりなのですが、入社したときから声かけしてくれて、休憩に誘ってくれて、面倒なタスクも代わりにやってくれたり、と本当に感謝してる、と。個人的には同僚にイジワルする理由もないし、入社したばかりだと緊張もしてるだろうし、慣れれば簡単に出来ることも仕事が多すぎると出来ないだろう、私がやっとくわ、位だったのでごく普通の働き方だったと思います。私が入社した時も他の人がそうやって私を助けてくれたし。なのでそこまで褒めてもらって嬉しい反面、驚きもしました。

 

また、もう一人別の同僚にも一緒に仕事していつも面白いことでいっぱい笑って、本当に楽しかった、これからもそのままのあなたで居て欲しい、と言われてこれまた泣けました。しょうもない冗談を言いすぎて呆れられたりもしたけど、受け入れてもらえてたのだな、と。。ま、皆が優しかったから私も調子に乗れたんですけどね…

 

そして最終勤務日の次の日、退職日の後にチューリッヒ市内のオフィスまで鍵とラップトップを返しに行きました。勤務先はチューリッヒ郊外にあったのですが、別の部署が市内にもあり、人事の人が週に二日そちらに出勤しているのでそこで会いましょう、と。職務証明書ももらいました。これも何も期待していなくて、下手したら発行されずに退職後に催促が必要かと思ってたのですが、ベタ褒めの内容でした。元々社員には甘い会社なのでベーシックな書式をそのまま使ったものかもしれないですが。上司も忙しくて私の仕事を見てる暇もないだろう、と思ってたけど結構ちゃんと見ていてくれた様で自分なりに大事にしていた事も評価されていて嬉しかったです。

職務証明書は評価の良い物があれば次の就職に不利になることはないのでありがたいです。

 

この時の人事の方は私の面接をしてくれた方で、昔の投稿にも書きましたが私は面接日に体調不良で何もまともな事は言っておらずむしろ普通より怪しかったのに、彼が助け舟を出してくれたから受かったようなものでした。あの時お世話になった人に最後もお世話になるのか、とこちらも何とも言えない気分。切ないような申し訳ないような。。

 

備品を返した後は街に出ました。平日の昼間の時間、ショッピングモールへ行って本屋さんで物色しながら、ああもう私はあの会社には属していないのか、と。忙殺されそうで疲れていて早く開放されたいと思っていた状態から今やっと開放されたのか、と身軽になった気分と寂しさと、一瞬のように過ぎていった二年の勤務期間を思い出して、スイスに来たばかりの時のような気分になりました。

 

会社ではスイスドイツ語も自然と学んだし、スイス的な交流の仕方もいくつか学んだと思います、スイスで暮らして初めての就職先で分からないことばかりだったけどいつのまにか自然に習得したことも増えていました。慌てながら働いていたけれど、どこかでふと私なんてこんなもん、と思いながら生きるのがもう嫌なんだなと気づいて、走り続けるのは止めて、ゆっくり周りを見渡そう。自分を過小評価したり世間の事情を先に鑑みるのは止めよう、と疲れていたからこそ自分をもっと大事にしたい、そう思うようになったのかもしれません。

 

会社はまだ在宅勤務を推奨しているようなので、全てが落ち着いた秋ごろに皆で一緒にご飯を食べに行こう、と同僚と約束をしたのですがコロナの第二波が来てるような気もするので難しいかもしれません… それでもスイスの様子は他の国に比べるとのんびりしてる様には見えますが。各州によって対応が違うので、チューリッヒ州がもっと厳しい措置を取ればまた外出自粛の日々になるのかも?なんて。寒い間は自粛も合ってるかもしれませんが、夏のスイスは開放的で泳ぐのが大好きな人たちがそれを禁じられたらそれこそ他に精神的影響が出そうな気もしますしね、、

夏の間はあまり変化はないのかも?

 

大きな変化だったのに緩く書いてしまいましたが…

 

以上、オンライン退職話でした。

 

またご訪問いただけると嬉しいです(о´∀`о)。

 

ではでは~

 

アデー!

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