スイスすごろく++スタートはドイツ++

計らずもドイツからスイス(ドイツ語圏)へ移住 両国の生活を比べつつサバイバル方法/学習記録をメモしていきたいと思います。

歩いて国境越え ドイツ→スイス

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この数ヶ月間、スイスの国境が閉鎖されていたので六月から夏季休暇時期に入ったといっても以前の様に海外旅行ができる訳でもないので、スイス国内の行ってみたかった所を気にするようになりました。

 

スイス国内だといつか行けるだろう、と後回しするところを今回はむしろスイス国内でしか移動できない、という事で選択範囲が狭まり考えるのが楽ではありました。

 

今思い出すと3月半ばから夫婦揃ってずっと在勤で通勤もなく人との接触がスーパーへ行く以外(二度友人と会った以外)全然なかったので、世間から隔離された状態から解放されたような感覚でした。

 

前から行ってみたかったFondation Beyler (https://www.fondationbeyeler.ch)というバーゼルにある美術館に車で行ってみる事に。約一ヶ月前の六月半ばの話で、ちょうどスイスとドイツの国境が再開したばかりの頃でした。一応念のために美術館のホームページを見ると人数制限を設けているので予約が必要でした。オンラインで時間予約をして、その前日に美術館近くの宿に泊まることに。

 

宿泊先を決めようとネット検索し、値段のできるだけリーズナブルなところをと思って探すとスイス国内では私の希望する値段のものはありませんでした…安価なもので絞りこむと出てくるのはドイツとフランスのお宿ばかり。この美術館の場所がこの二国の国境近くだったからなのですが。スイスの宿泊価格の値段に未だに慣れず、予約する勇気がなかったので美術館まで徒歩で行けるドイツのお宿を予約しました。

 

宿に着くまでは車の中で基本的に夫以外、誰とも接触がありませんが、ドイツでは店内などでマスク着用が義務付けられていたので、到着してからマスクを着用して受付まで行きました。正直、スイスではマスク着用が義務付けられていない上に人の居る所に出る時は2m以上の距離をとって過ごしていたので、猛暑の中マスクを着用というのに抵抗があったし久しぶりにたとえ受付の人と言っても人(しかも見知らぬ人)と接触するというのが奇妙に感じられました。

 

夕飯は近所のアジア軽食店へ。カード支払いは不可で現金のみ、ユーロを持っていない場合はスイスフランで支払いも可能、との事でした。ちゃきちゃき働く70年代ヘアスタイルのアジア人の店長らしき人、真っ暗な店内(猛暑なので涼しく感じられてちょうどよかったです。)、所狭しとおかれるアジアちっくな置物と数々の招き猫。やたらと冷えた美味しいビール、でも天井には例の美術館で過去に開催された展示のポスターが貼ってあり、そこだけ妙にオシャレ。しかし店内は少し油っぽい。。たまにこういうお店に入るのも好きです。そこだけ急に空気感が変わるので。外の空気感に合わせなくて良いしちゃきちゃき店長のペースに乗せられるのは嫌いではないです。

 

その後は疲れていたので早々に部屋に戻って静かに過ごした後眠りました。

 

次の日の朝一にはホテルでの朝食です。通常ならばビュッフェになっているはずですが、こんな時期だしビュッフェなんて衛生的に好ましくないからどうするのかと思っていたらホテルについた日に朝食希望カードを渡され、そこに書かれたメニューの中から食べたいものにチェックをつけて夕方までに受付に提出、という仕組みでした。

 

朝食ルームに入ろうとしたところでマスクを忘れたことに気づいて慌てて部屋へ戻りました。ドイツでは普通であろうこの習慣がスイス暮らし故にまだ慣れない!

 

マスクをつけて戻ってきたら前日提出した朝食希望カードにチェックしたものがテーブルの上にいくつか置かれていました。朝食ルームには私達二人しかおらず、静かでした。ここのルームの雰囲気が良くて、もうこのままずっとここに座っていたいと思ってしまうほどでしたが、窓の外から歌うおじさんの声が聞こえてくる。歌いながら通り過ぎていきました。そうだ、今日も良いお天気だからな…と。ここも良いけど外も楽しいだろう、と。


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朝食後には荷物を再びバッグに詰めて、チェックアウトしました。車はホテルの駐車場に停めたままで良いと言ってくださったので、そのままにして歩いて美術館まで。20分の距離でした。大きな街ではないので、一般的な家々の横を通って、川を渡って、緑のだだっ広い道を行きました。途中でドイツとスイスの国境の建物が見えてきたので歩いて国境を越えました。そこも小さな建物で、存在感はそんなに大きくないけれど、ほんの数日前までここの国境も閉鎖されていたのか…と。ドイツ側もスイス側も見た目は何も変わらないしこの建物がなければ国境だと分からないところなのに、国が決めてしまうと行き来できなくなるのね、とのんびり歩きながら越えたので更にそのギャップのせいでこの一歩が!!と大げさな反応をしてしまいました。

 

美術館についたら、そこはスイスなのです。でもそんな事をすっかり忘れて、室内に入る時にマスクしないと!と慌てたら夫にここはスイスだよ、マスクの着用義務はないよ、と言われて混乱。。

 

館内に入るとそれでも半数位の年配の方々がマスクをして鑑賞していました。

ここで驚いたのが、人数制限のため事前予約が必要だったのにも関わらず結構人が多かったことです。もちろん2mの距離は保てる範囲でしたが、美術館自体が大きいので。

 

かの有名なエドワードホッパーの展示がメインなので仕方ないのかもしれないですが、これは逆に人数制限がなければもっと混んでたってこと?!と驚きでした。

平日だった気がするんですが…

 

展示も良かったですが美術館自体も緑豊かなお庭が見えるし、全てが落ち着けばまた行ってみたいです。ホテルの辺りも静かな街というか村?なのでその辺でゆっくりするのも良さそうな。

 

この美術館のあとにはVITRA Design Museum(リンク→Informationen)に行きました。こちらは予約不要。そもそも例の美術館ほど人はおらずまばらでした。そしてこのデザインミュージアムはドイツにあるのでここでは館内でマスク着用は必須という…今の時期に同じ日にスイスとドイツの美術館に行くとこの様に混乱してしまうかもしれません。

 

私は国境のこんなにすぐ近くに住んでいないので、国境閉鎖と言われてもそこまで影響はなかったですが、こうやって国境越えを歩いて日常的にやっていた人には影響が大きかったのだろう、と思ったのでした。もしかしたらまた閉鎖はありえるかもしれませんね。自由な往来ってお上が決めるとやっぱり出来なくなっちゃうものなのですね、改めて実感しました。必要な策だったから良い事だったとは思いますが、困った人も相当いたようですね。(テレビで泣いている人を見たので…)

 

以上、歩いて国境越えした話でした。

 

ではでは~

 

また!

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