いつだったか、日本に帰ったときに『ドイツ語で楽しむ日本昔ばなし Japanische Volksmarchen
』という本を買ったのです。
本棚に入れっぱなしで気にはしてたのですがしっかり読むことなく放置していました。
ある日、夫が体調不良でソファーの上で毛布をかぶって気配を消していたので(隠れ蓑術っぽく)、日本語の勉強でも兼ねてこれを読んではどう?と例の本を渡しました。
少ししてから夕飯時間になり、ご飯を食べながら『あの本読んだ?どう?』と聞いたら、一番最初の物語を読んでる途中だけど…年老いた夫婦が桃を見つけてきてかち割ったら男の子が出てくるっていうのはちょっと…(意味がわからない)的なことを言われました。言わずもがな、桃太郎の事です。
いやいや、待ってくれよ!それを言い出したらおばあさんの見た目が狼になってて声も野太くなってるっていう設定も十分おかしいんですけど(赤ずきんちゃんの事)!あなたはそれを受け入れてるじゃないのさ、と言ったら、言われてみればおかしいけど…桃から男の子が出てくる程のおかしさではない、と。
なんだとぉーΣ(゜Д゜)と思ったけどそこから突っ込んでも話に決着がつかなさそうなので、それについて話すのは止めました。
ひとり心の中で、ヘンゼルとグレーテルのお菓子の家だってよく考えたら現実的じゃないし、ブレーメンの音楽隊だって動物が楽器演奏するなんておかしいじゃないか!とムキになってたのですが、結局おとぎ話なんて子供の頃に聞かされた慣れがあるかないかだけの話なので、ムキになっても仕方がないな、、とひとりプリプリするのは止めました。
このあいだアンパンマンの説明をした時に全然伝わらなかったのは、日本的ファンタジーの発想に慣れてなさそうだし、そもそも妄想とかほぼしてなさそうなので余計に伝わりにくかったんだろうなあ、と。
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そう思うとほぼ毎日私の妄想話に付き合わされ、宇宙の彼方に飛んでいったみたいな顔をしてたのは、全く意味不明と思ってたんだろうな、と今になって気づきました…
申し訳ない事を…(;´_ゝ`)
でも私と結婚した限りはこれからもハードな妄想話に付き合ってもらいます。
すまんの。
以上、決着がつかない日独おとぎ話対決でした。
後日談: お菓子の家だって子供の頃に聞かされてなくて今大人になってから初めて聞いたら不自然に感じただろう、説は納得してもらえました。
では、また!
アデー( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆
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