突然ですがブログを書籍化したいです。書籍化したい理由は様々ありますが、まずは「なんだこれ?」になりたいのです。
個人的な経験で言えば、長距離フライトの前に空港の本屋さんで気軽に買った本を「なんだこれ?」と特に期待もせず、淡々と読むだけなのに読んだ後に何だかまあ読んで良かったな、と思えるものがあります。そういうものを実はこっそり目指しています。
最初は誰かの役に立てるかも、や自分の日記にもなるしと思って始めたのですが気が付いたら「なんだこれ?」を目指していました。世の中には次のページを早く読みたくて仕方ないような本、装丁が美しくてページをめくるだけでうっとりする本、一体どこの誰がこれを書籍化しようと提案したんだ、と思えるような本、一生の宝にしたいようなありがたい参考書など、様々なものがあります。
その中でも特に気張らず可もなく不可もなく、一回読んだら次に読むのは掃除中にパラパラくらいか…みたいな本も私は結構好きなのです。そもそも人の生活の話を聞くのが好きなのでそういったものを読みたく。せっかく書いたので出版してスイスにもドイツにも海外生活にも興味の無さそうな人にも見てもらいたい。そこだけに特化した訳ではなく出来るだけ私の必死な生き様や想いも載せているので、こんなに適当でも何とか生きてる人がいるんだと思ってもらいたいのです。私の人生より自分の方が全然マシだわ、と思ってもらってもいいし、こういう考え方の人がいるんだな、とかよくこんな文章で書籍化しようと思ったな、と思ってもらっても良い。海外生活のあるあると思って読んでもらっても嬉しいです。
実は特定の読んでもらいたい人もいます。中学生の頃の担任の先生で、なぜか日記を提出する課題があり週に一回位はノートを提出していたのですが、その先生が私の日記を絶賛してくれたのです。物を見る観点が変わっているので新しい発見があって面白い!と。その当時はそうなの?位の地味な反応でしたが、普段は厳しい先生だったのでそう言って褒めてもらえて嬉しかったのです。クラス全員の前で朗読させられるという辱めを受けましたが、三者面談か何かでも母に向かって私の感性が独特なのが良いと言っていたような気がします。
思春期の色んな事が変わっていくよく分からない時期で、自分としてはボーっといつも通りに生きてるのに、あらよっと!急に普通にやってる事で褒められるとは嬉しくて。まぁ、その時のノリで20年経ってからブログなんてのを始めるとまともな成人が書いた文章にも見えませんが、そこもわざとやっている部分でもあります。
ふーん、そうなんだ、と気楽に読んでもらいたいので肩肘はらないようにはしています。こんな事を気楽に書いて大丈夫か?と思うけど言わないと伝わらないこともあるし、書いた先から書籍化に興味がなくなるかもしれないので…これも日記的に書き残していこうと思います。
夢をポロっと披露しとくのはアリでしょ、アリ?!!ね?!
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