またまた日本の歯医者にお世話になった話 -2019年編その①の続きです。
予約日当日、高鳴る胸の鼓動…緊張しすぎて変な咳が出て気持ち悪くなってきました。
なぜここまで緊張しているのか…それはドイツでの歯科治療のトラウマと、スイスでの歯科治療での高額治療のトラウマと、全てのトラウマが入り混じって何もかもが信用できない時の不安が一気にあふれ出たからでした。
このまま予約をキャンセルしてしまおうか…
いや、そんな事をしたらスイスで高額治療が待っているぞ!!と天使と悪魔のせめぎあい。
覚悟を決めて自動ドアの前に立って、中に入ると綺麗な女性三人が笑顔で出迎えてくれました。問診表に必要事項を記入して待つも、相変わらず体は硬直したまま。
名前を呼ばれて診察室へ向かうと、またまた綺麗な女性が優しい笑顔で席に通してくださりひざ掛けをかけてもらい、そのおかげで徐々に安心感が増えていきました。
先生が来て、歯の状態を大まかに見てもらい、まずはレントゲンをとりましょうとレントゲン室へ通され。やたらと大きくて日本じゃ見慣れないであろう機械だけれども、私は既に知っていました。それがドイツやスイスでよく見るレントゲンの機械だと。
あぁ…あちらからやって来たのね…とここでも妙に安心感が増す。
席に戻って説明を聞くと、一日で治療は完了できるとの事でした。
セラミックの歯の種類が二種類あり、オーストリア製とドイツ製どちらにしますか?と聞かれつつ、いや、元ドイツ在住で現スイス在住のくせに日本に来て一体何をやってるんだ、みたいな気持になりましたがとりあえずオーストリア製をお願いしました。
治療に入る前に見積書もいただきました。ここから別途費用が上乗せされたりするような事はないとの事。
ドイツ時代に急にもらった意味不明な追加請求のトラウマのせいで、先生にしつこく本当に治療費はこの見積書に乗っている分だけですか?!と念押ししてしまいました…。
自由診療でセラミックの被せ物、しかも一日で治療が完了するのでお安くはありません。それでも、それにしたってスイスの被せ物に比べれば断然安い、選んで損はないはずだ!と自分に言い聞かせて治療を開始してもらいました。
被せものは数時間後に出来上がるとのことだったので、時間を潰すべく街へ繰り出し。
ウィンドウショッピングがかなり楽しくあっという間に被せものの接着時間に。
ここでも高鳴る胸の鼓動…
実は失敗でーす!!と言われたり…私が被せものうっかり飲んじゃったり!?ととにかくネガティブ妄想が炸裂。
まあでもそんな心配をよそに治療は順調に終わったのでした。
ふう…一安心。無事に終わって良かったです。
歯の治療に対するトラウマをどうにか取り去りたいです(;´д`) こんなに緊張するなんて普通じゃないよ。。
実は親知らずも抜かないといけなくて、そこにもびびっておりますが、せっかくなので後日またその様子をこちらにて報告したいと思います。
心臓に悪い話はせめてブログネタにして爽やかに昇華させていきたいと思います(;´д`)