ミスした時にドイツのひとがよく言うのは「人間だもの」です。
Menschlichと書くのですが、人間だもの、とか人間らしい、とか人間の…という意味になります。
たまに見知らぬ人にブチ切れられたりするのですが、近しい人の前や毎日顔を合わせる同僚の前でミスしても「人間だもの」と言ってもらえます。
ミスすること、間違うことが人間である証拠、ということのようです。
こうやって許してくれる場合が多いので、私の方でも人のミスに出くわすと「人間だもの」と諭していました。
この間見ていたドイツの夕方の情報番組で、映像が一部予定通りに流れないことがあり、司会の女性が「技術面に問題があって映像が流れないようです…。人間だもの。」とここでも言ったので、すかさず夫が「技術面って言ったのに人間だもの、も言っちゃった!」と言っていました。
まあ、人間がその技術の責任をおっていると言えば人間ありき、だけど技術の面なら急に勝手に映像の方が調子悪くなっちゃったって考えか?とか、またどうでもいい事を考えて夫に言いそうになったけど、ウザがられそうなのでやめました。。
ひとがミスって焦っているときにも、この一言を言うと、怒ってないよー、気にしなくて良いよ、と見せることもできる便利なことばです( ´∀`)