ヨーロッパで暮らし始める前は、ワインを飲んだことは数えるほどしかありませんでした。飲むお酒はもっぱらビール、チューハイ、日本酒、たまに焼酎という感じでした。
ドイツに来てから、スーパーマーケットにずらっと並ぶワインを見ても私には関係なきものと思っていました。
ところが、人様の家に呼ばれると常備しているところが多く、勧められちゃう。そしてあまり面識のない人の誕生日パーティに招待されると、手ぶらではいけませんので高級というかちょっと高そうなチョコレートか、ワインを一本、となるのが常。
こんな事情があり、ワインを避けて通ることは出来なくなりました。
それでも、そこまでワインの味に興味が持てないので自ら進んで飲むことはなかったのですが、人に勧められて飲むうちに、これは飲める、これは飲めない、というのがなんとなく分かってきました。
これを飲むと疲れやすい、とか頭が痛くなるものに関してはシャルドネと書かれているもの。サービニヨンも。逆にこれは飲める、むしろ美味しい、好きと思えるものはリースリングとラホヤという種類。どちらも白ワインな気がしますが。
ここ最近は、この種類分けを気にしていれば飲んだ時の調子をコントロールできる、と確信に変わってきました。
このヨーロッパ生活、10年弱はワインに興味のない人物が、徐々に近づいてくるワインとたまに交流して、ゆーっくりと飲めるものを探し見つけ出した、という感じです。
興味があれば10年もかからないですよね…。
なんせ興味がないので、自分から学ぶ気もなく…それでも避けられないのでやや強制、という。。。
自分でも驚いたのが、去年くらいから普通にワインが飲みたくなる瞬間があり、そういう時には自らスーパーで購入します。
ドイツのスーパーで置いていたワインの値段はそれこそピンキリで、一番やすいと200円位でワイン一本もありました。最低でも600円位のワインを買わないと、変なものに当たっちゃう、というイメージはありました。
日本の輸入ヨーロッパワインに比べたら破格の安さかと思いますが、来年以降にヨーロッパワインの輸入税が減税されるか何かでぐんと値段が下がるんですよね??
そうなれば、日本でもワインがスーパーで缶チューハイを買う位、身近なものになったりするかも?と思ったり…。それは極端か。。
未だによく思うのは、本当に赤ワインがお肉にあって、白ワインがお魚やチーズに合う、とかそういうは信じていのだろうか?と。妙に分かるようで分かりません(-_-;)。