スイスすごろく++スタートはドイツ++

計らずもドイツからスイス(ドイツ語圏)へ移住 両国の生活を比べつつサバイバル方法/学習記録をメモしていきたいと思います。

中学時代、塾で普通クラスだった事を思い出す

PhD Seminar February 2012


社内トレーニングへの招待状(ほぼ強制)が届いたので、参加してきました。
以前、以下の記事で少し触れた社内トレーニングです。


do-sui.hatenablog.com


なぜか、入社間もない私がプロジェクトマネージメント講習というのに参加させられ。意味はそのまんま、プロジェクトのマネージメントを学ぶ講習なので、要は何か企画を管理する人を育成する、みたいなものですね。


自分の管理さえできない人間なのに、プロジェクトの管理もくそもないわ、と思いながら恐る恐るトレーニング室に向かいました。

レーニング室のある建物は、通常働く建物とは別のところにあり、部屋からはチューリッヒ湖が眺められるという、なかなか爽やかな、オシャレ部屋でした。


中へ入ってみると、驚くべきことに先に来ていた見知らぬ人々、3人がラップトップに向かって座って仕事をしていました。

え?ラップトップがもしかして必須?!私が持ってるのは古い販促用のノート(しかも紙が黄色い…)のみなんですけど…と慌てました。すぐに、その場に居た人にラップトップが必須が否かを確認し、特に必要ないと言われたので一安心。。。ふぅ…地味に結構焦った~。


参加者は、勤続20年のチェコ支社からやって来たITの人、二年位前から働いている管理部の若いスイス人、マーケティングで働くロシア人、メディアにたまに顔を出している、顧客ケアか何かをしているドイツ人、オーストリア支社から来た人事部の人、そして…なぜか私、でした。


管理部の若い人と、人事部の人、それから私は急に招待状が送られてきた強制参加組みの様でした。あとの三人は既にいくつものプロジェクトマネージャーをしていて、スキルアップしたいから、なんて理由で意欲的に参加されている様でした。


自己紹介の時点で、もう場違い感が半端ないわ、と思って緊張感から溶けそうになりました。。
でも、せっかく参加させてもらってるし、普段しない事をして何か学んで帰ろう、と思ったので最初のこまごま意見を言う場面では積極的に発言しました。


そこまでは私の乏しい語彙力の英語で何とかついていってたのですが、グループワークが始まるとそうもいきませんでした。

二つのグループに分けて、プロジェクトを始める前に企画理由、望む目標、考えうるリスク、調整可能な範囲、などを考えるというワークがあり、これは何とかなったのですが、ステップが進むにつれてどんどん内容を掘り下げる…そして数字が出てくる…ん?もう何が内的リスク、何が外的リスクがさっぱり分からん!!…あっという間に意味不明に変わりました。


ITの人と、管理部の若い人とグループを組んでいたのですが、このお2人が本当に頭の回転が恐ろしく速くて、どんどん掘り下げるグループワーク3つ目位から、私はおいてけぼりを食らいました。完全についていけなくなりました。


元々、熱意を持って参加しているわけでもないので、足を引っ張るのも申し訳なくそそくさとアシスタントに回りました。
2人の言ってる事をボードに簡単な英単語でまとめる、というやつ。それすらもスペルが怪しく途中でITの人にペンを渡したり、とグダグダ。。


ああーこういうの、どこかで経験したような?と思いつつ、中学時代の塾の事を思い出しました。
普通クラスと、その上のクラスがあったのですが、私は当然の事ながら普通クラス(と言う名の下のクラス)に居たのですが、英語の成績が良かったので何故か一時的に他の教科も上のクラスに入れられて、初日に「え?全然このスピードに付いていけない…」と思った事があったのでした。若干14歳にて、地頭の違いを目の当たりにしましてね。賢い人は何でもすぐに理解できるんだなぁ、と思ったわけです。


その時の、私が今ここで持ちうる力を全て出し切ったところで、賢い人々の足元にも及ばないんだろう、という感覚を思い出しました。


なので、頑張っても仕方ないのでアシスタント。ま、仕方ないよね。色んな部署から様々な勤務年数、職種の人が集まっておまけにモチベーションにもバラつきがあるのだから、仕方ない、と。管理部の若い人は、数字の管理をしてるしやっぱり管理部なので何か構成力とか全体を把握する能力が高いのだろう、と言い聞かせ。しかもめっちゃいい人オーラが出てたので、この人に反抗期なんてあったのだろうか?と疑問に思ったり、関係ない事を考えてしまいました。


それで午前中はぐったり。。ランチはもちろん会社支給でケータリングがきていました。メインはポークステーキだったと思うのですが、これを消化する為に午後は段々眠くなり…ヤバイ、ヤバイぞ!と思いつつ、とにかく全力で起き続けて! せめて何か言わないと、と頭をフル回転。


必死でした、わたくし。。中学時代に英語の成績が良くたって、そこ止まりの実力なんで、インターナショナルな企業で初歩英語で頑張って意見しましたよ…。旅の恥はかきすて!とか言うけど、いやもうどこに居たって苦手な事に取り組むときは、恥はかきすて!精神じゃないと無理だよ、と思いつつフラフラしながら何とか意見しました。そしたらね…、この人すごいな、と尊敬しながら見ていたマーケティングのロシア人の人が二度も私の意見に激しく賛同してくれて、「そう!これが言いたかったの!」と補足意見もあったりしてね、感動しました。


もう、無いものは出せないのだから、有るものを使って真摯に取り組むしかない!とやってると、こういう嬉しいことがある。


レーニングは二日あったので、二日目もあぁ嫌だな…と思いながら参加したのですがそれでもやっぱり、和気あいあいの雰囲気の中、一緒に学んだ人々に親近感が湧いたり、皆で冗談を言い合ったり、議論したり、と結果オーライでございます。


プロジェクトの最後には、私達が意見をまとめたボードの画像やグループで撮ったセルフィー画像がまとめられた資料を渡されました。トレーニングサポートの男性が、ちょくちょくスマホで写真撮ってるなぁ、と思ってたら最後の資料用でした。

日付とセルフィー画像の載った表紙の資料ですよ(涙) 
ちゃんとトレーニング資料を今後も見れるように工夫してある…(涙)


レーニング中も、講師とそのサポートの人が工夫を凝らして頑張ってたのがよく分かったので、さらにこんな資料を貰って感激でした。
しかも、お昼ご飯の時に講師の人が言っていたのですが、元々は別にトレーニング講師でも何でもなくて、ある日いきなりプロジェクト企画部にいるんだから講師できるよね?みたいな指示があって、講師になる流れに…。
急にいきなりやらされるのが、うちの会社っぽいでしょ、と他の人と笑いあっていました。

このトレーニングはプロジェクトマネージメントの基礎の基礎で、このあと2つ別のトレーニングに参加して修了すると修了証明書がもらえる、というものです。なのでこの基礎の基礎は社内の人が講師をして、その後のトレーニングはトレーニング専用の外部講師を呼ぶのだとか。

うーん、そう思ったらこの工夫っぷりにさらに感激。。。でした。

みんな必死なんだな、、と。
特にうちの会社は容赦なく、私がいきなりトレーニングの招待状を貰ったみたいに何かやらされるようなので、必死になるしかないのかもしれません。考えようによっちゃ、学ぶチャンスをいただいたりしてるので出来るだけポジティブにとらえたいと思います。
いやな時は思いっきり愚痴りますが…。