スイスすごろく++スタートはドイツ++

計らずもドイツからスイス(ドイツ語圏)へ移住 両国の生活を比べつつサバイバル方法/学習記録をメモしていきたいと思います。

結婚の話から世界平和へ

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婚活の話題に関する日本のネット情報を見る度に、ふむふむ、なぜ婚活が昨今ここまでとりだたされるのか…と知りたがり人間なので気になって読むことが多いです。同時に自分の結婚の事とも照らし合わせて考えてみたりもしています。


婚活の理由はひとそれぞれあると思うのですが、その理由を読む度に自分がいかに世の中の基準からそれたことを考えてきたのか…と思い知らされています。


正直、結婚や子供にはまったく興味がありませんでした。むしろ、結婚も子供も、家庭を持つことも私の自由を奪うもの、というマイナスイメージでした。結婚式にもさっぱり興味がなく、ウェディングドレスを着たいという願望も全くない。

じゃあ、なぜ結婚したんだ?と言う話なのですが、これが様々あります。この辺を自分でも自覚してなかったのですが、婚活記事を読む度にだんだんと分かっていったので書きたいと思います。


私の結婚に関する話は20代半ばから始まります。仲良しの友達が沢山いて、それはそれは幸せだったんです。当時お付き合いしていた彼氏もいました。それがある時、なぜかキャリアウーマン組みの仲良しの友達が20代半ばでどんどん結婚していったのです。驚きました。仕事を愛していた友人達が次々と結婚。しかも、言い方はなんですが…歴代の彼氏達とは真逆のちょっと地味というか、きっと優しいだろうけどイケメンではない。。恋人と結婚する相手は別物、というのを目の当たりにした瞬間でもあります。


こんな晩婚時代に、仲良しの半数は20代半ばで結婚、子供もその後数年でどんどん生まれ… 元々、結婚にも家庭を作ることにも興味がなかったので、自分の人生の選択肢にそんなものはなく。大好きな友達とこのまま歳とって幸せに生きていければいいや~、のノホホンプランだったのが、一気に頓挫しました。

ちょっと冗談みたいな話ですが、そこで思ったのが、あーあ、友達もみんな嫁いじゃったしなあ…ドイツでも行くか!となったのです。(ドイツに来た理由はもうちょっとちゃんとしたものがありますが、友達と今まで通り楽しく過ごしていたらドイツには来ていなかったと思います。)


で、ドイツに来て色々ありましたが、のちのち今の夫と出会い。
相変わらず結婚には興味がない。しかし…夫の事は恋というよりも、何だか分からないけれどすごく好き!と言うのがあって、でも恋の甘酸っぱさとかではないんです。何だか理由は不明だけど、とにかく人として大好き、というのがあってこれを逃してはいけない、と思いました。もうこんな人にはこの後の私の人生で出会えない、というか出会えても基本、良いと思う人は既に素敵なパートナーがいることが多くないですか!?

で、まあドイツは事実婚も多いので2人でラブラブなら結婚する必要はないのですが、カップル文化でもありますので、一人で居ることを良しとしない人々が多く、恋人を作りたがります。そんな時、パートナーがいても結婚という形を取っていない人には何が起こるでしょうか…?

意中の人に恋人が居たとしても、パートナーが欲しい人は容赦なくアタックする場合があります。。。 意中の相手の事情などお構いなしなのです。これが自分の意思をはっきり表明する文化なので、半端ないです。ドイツはまだマシですが、ラテン系の国から来た人が関わるともっと半端ない時があります。

もちろん意中の相手が誰かと関係を結んでいると分かったらすぐに諦めるひとの方が多いですが、結婚してないんでしょ!じゃあチャンスあるじゃん!という激肉食系も存在するんです…(◎-◎;)


そして、こういうカップル文化の良いところでもあり、悪いところでもあるのはある程度の愛想があれば人が寄ってきます。
それは夫にとっても、私にとっても、利点でもあり弊害でもありました。

こんな時に、バリアを張ってくれるものとは…結婚と結婚指輪だよ!!と。

世の中に魅力的な人は腐るほど居ます。しかし、その多くは既に売約済み(結婚のみならず、誰かパートナーがいる時点で)なのです。どうやって売約済みと確認するか、それは親切な結婚指輪、および魅力的な人が発する「僕の妻/彼女」「私の夫/彼氏」、もしくは同姓婚なら「僕/私の妻/夫/恋人」というセリフ。

これなくして、一体どうやってチャンスの有無を判断すれば良いのでしょうか??

たまに、魅力的な人がめんどくさいから、と結婚指輪をしてないと言う発言を聞いたらブチ切れそうになります。
「オメーみたいな魅力的な人間が売約済みって世の中に見せないことが、どれだけの迷惑を生んでるか分かってんのかよおおおーーー!!!」と叫びたくなりますが、怒り過ぎて鼻息荒くなって何も言えません。。。

おはぐろ文化を復活させた方が良いんじゃないかと思っちゃうくらいに。

だって、例えば車を買いたくて、最初から売約済みだと分かってるものを買おうとは思わないのが、普通の人間の心情じゃないですか?それが、売約済みなのか未だ購入者待ちなのか分からず、しかも魅力的、って…じゃあ、もうどうしたらええネン?!(*`Д´)ノ!!!となりませんかね?

人の事を売約済みとか購入、とか失礼な例えをして申し訳ないですが…実際問題、恋人探しをしている人には切実な問題だと思います。


私だって、あぁ~ 彼氏が欲しいーー!!と友達と飲んだくれてた時があるので、人との出会いが社会人になれば特に難しく、出会ったところで、恋人作りが簡単ではないというのはよく分かります。もう今は死語かもしれませんが、コンパを何度も自分でも主になって出会いの場を設けましたが、どれだけ数こなしたってうまくいかないものはいかない、と経験したので。。。


とは言え、結婚か事実婚、それ以外の関係は個人の自由なのでここまで熱く語りましたが全てはただの私の希望。。

結婚という、公の承認、証明などいらない、という人は別にそれで良いと思うのですが私は世の中がシステマチックに人の感情を管理する、というお役所仕事が愛を管理、みたいな妙なギャップも好きなので敢えてそちらを選んだというのもあります。


ちなみにドイツ語でプロポーズする、というのをAntrag machenと言うらしく、結婚したときに会社の人に報告したら若い女の子達に目をキラキラさせながらどんなプロポーズだったの!?と聞かれました。
年配の人は目に涙までためて、お祝いの言葉を。すごい気楽に結婚した感じだったので、ドイツで周りの反応に驚きました。


あとあと、そりゃそーだよな。普通は結婚して家庭を作る、とか家同士のつながり、とか新しく小さい文化を作ります、と宣言するようなものだしなぁ、と時間が経ってから理解した出来事でした。。私みたいな理由で結婚する方が稀かな。。



という事で、言いたいことは売約済みの人は売約済みと示す生き方をしておくれ。パートナーのいるひとはパートナーがいると、公言しておくれ!! 魅力的だとなおさら(;´д`)
少なくとも、日本、スイス、ドイツでは一夫多妻制じゃないんだからさ!


これが世界平和の一部に繋がると本気で思っています。