スイスのスーパーマーケットに、カランダッシュ社の色鉛筆が売られているのをよく見かけます。
日本に居た頃は、どこかヨーロッパの国のものとは知っていましたが、スイス製とは知らなかったので、こちらのスーパーで見かけた時にスイス製だと気づきました。
日本の画材屋さんで見た時は高価なものだったので、さすがスイス製なだけあって高価なものでもスーパーで買えるんだなぁ、と。
そう思うと、特に色鉛筆は必要ないのに、日本より安く買えるからと欲しくなってきて、不要な物欲が湧き出る感じが貧乏症丸出し、だな、と少し悲しいです。。
恐らくカランダッシュ社の文房具はスイスを代表するものなので、空港で販売されているのもよく見かけます。
ドイツの空港で見かける文房具や画材はファーバーカステル社、スタビロ社、ステッドラー社のものなど。ラミーのペンも見かけますが、画材っぽさは少ないかも。
https://www.flickr.com/photos/48146833@N05/43132736315
よく考えたら、日本に居たころはファーバーカステル社の鉛筆を使っていました。スケッチ用に画材屋さんに行って買っていたものです。たまたまドイツ製を買ったのか、ドイツ製だったから買っていたのか、もはや記憶がありませんが。。
外国製の文房具と言えば、中高生の頃にソニープラザ(今のプラザ)で外国製の文房具を買うのがすごく流行っていました。もしかしたら今も学生の間では人気があるかもしれません。
特にその当時流行っていたのは、ドイツのスタビロ社のペンと蛍光ペンで、微々たるお小遣いからなんとか高いペン(学生にとっては)を買い揃えていた記憶があります。
独特のデザインで、少しゴムが入ってるのかもち心地に弾力のあるペンで、すごーく気に入って使っていた記憶があります。
そこから10年位経って、ドイツで働く事になって当たり前の様に使われているスタビロ社のペンを見て、これ、私が中学生の時にすっごく好きで使ってたやつだ!と気づいて地味に感動しました。
もちろん貧乏症丸出しで、必要ないのに全色を備品庫から持ってきて、デスクにおいて仕事をしていました。蛍光ペンも全色スタビロ社のもので揃えました。中学生の頃程のワクワクは感じないけれど、あの時好きで仕方なかったものが、大人になって当たり前に使えるような環境に来るとはまさか思わなかったので、あの時、このペンが好きすぎたからドイツで働く事になったとか?!と一人で訳の分からない事を考えたりもしました。
こんな感じでドイツ製の文房具でタイムスリップ気分を味わっています。未だに完全には薄れないあの興奮したようななんとも言えない感覚…。
スイスの職場では、特に吟味してませんがスタンダードなセットでボールペンはカランダッシュ社のもの、蛍光ペンはスタビロ社のものを使っています。そしてフリクションペンはもちろん日本製。
今ではは無印良品を見つけると、いそいそとペン先の細いペンを買い揃えるべく喜んで店内に入ってしまいます。
10色ペンセットはデュッセルドルフのMUJIに行った時に喜んで買ったような気が。
MUJIのある街がうらやましいです。
(チューリッヒにも間もなくできるそうです。やったー!)
日本にいた頃から無印の文房具は好きでしたが、こちらにはお店自体ががあまりないので今は逆に日本製の文房具や画材に心が踊ります( ´∀`)
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