スイスすごろく++スタートはドイツ++

計らずもドイツからスイス(ドイツ語圏)へ移住 両国の生活を比べつつサバイバル方法/学習記録をメモしていきたいと思います。

500年前はこんな感じか

Peter Paul Rubens

 

ヨーロッパの美術館へ行って、期間限定の企画展を早く見終わり気力があるときは常設展も見に行きます。

 

常設展のいいところは、あまり人がいないところ。特に平日に行くとガラガラです。

 

なのでゆーっくり、ぼーっと。近づいたり、はしっこだけ見たり。下から見たり。

中央にあるベンチに座って遠くからぼーっと見たり。

 

よくあるのは写実画の常設展示。

西暦1500年代~1600年代位の写実画を見ながら、4、500年前のヨーロッパの人はこんな感じだったのか、と。

 

誇張したり、画家の夢を描いてるものや、依頼主の理想を描いてあるものもあると思いますが、それでもカメラがない時代に、こんなに写真で撮ったみたいな鮮明な絵を描くなんて、と感心した上にいつも思うのは、ヨーロッパの人は自分の先祖的存在が4、500年前にこんな風貌とか見た目だったというのが知れるんだな、と。少し羨ましくもなります。

 

IMG_1125AJoachim Wtewael. 1566-1638. Utrecht  Femme vendant des légumes Woman selling vegetables 1618  Utrecht Centraal Museum

Village Landscape, Joos de Momper Detail 2

 

同じような写実画は、もしかしたら日本にも世に出てないだけでその当時にあったかもしれないけど、私の知ってる限りはないみたいだし。なんせ美術館などに飾っているのは見たことがない。戦国時代に絵を描いてる余裕もなさそうだしなぁ…と。

 

で、まあ私にとってはよく見かける西洋写実画なんですが、こちらの人にしたら下手すりゃ自分とか、知り合いに似てる絵を見かけることもあるかもしれないですよね。

 

ここ数年、ネットなんかで西洋人が訪れた美術館の絵画の前で、自分にそっくりな絵画を見つけて一緒に写真を撮っていたり。そういうのが、おもしろそうだな…と羨ましく思ってたんです。

 

brouwer_smokers_1_c_1636


それである日、もしこの西洋写実画っぽいものが日本にもあって、常設展が4、500年前の日本の人々の写実画で溢れていたらどう思うんだろう?と。

 

想像してみて、うーん。自分とそっくりの絵画を見つけたらちょっと嫌かも、と思いました。。。お姫様みたいな感じだとおもしろそうだけど気恥ずかしいしな…、かといって辱められてる町人のひとり、みたいなのでも嫌だし…。自分そっくりな絵画が裸の女性とかだったら、もう尚更気まずすぎますし…(;´д`)。

修学旅行なんかで、友達にそっくりな絵画とか見つけたらめっちゃ盛り上がりそうですが。その後、変なあだ名を付けられたり…。

 

そう思うと、意外と羨ましかった西洋写実画がそうでもなくなりました。。

 

昔、月刊マンガ雑誌の一番後に載っていた、日ペンの美子ちゃんの広告で自分にそっくりな人が「受講して字が綺麗になりました!」と報告しているのを見て、「うわ!これ私ですやん!!!」となった経験があるので。。

 

なぜ、自分と似た人を見ると嬉しさよりも不安や恐怖が前に出てくるのでしょうか?私だけ(゜゜;)?何だか不気味というか(汗)。 

 

こんな感じで、いろいろ思いをめぐらせながら、冗談ちっくに描かれた写実画を見たり、飲んだくれの写実画を見て、人間なんて昔から何も変わってないんだな、と思ったりもします(’-’*)。