知り合いのドイツ人でちょっと信じられない位、食べるのが遅い人がいます。
何度か一緒に食事をした事がありますが、食べ終わるのを見たことがありません。
誰でもある程度は一緒に食事している人のペースに合わせることは、あると思います。
私はドイツでは割とゆっくりな方なので、人を待たせてしまって慌てて早めに食べる、などは時々ありました。
前述のドイツ人の知人は食べはじめて40分位経っても三分の一位しか食べていません。
一緒に食べてる私達が食べ終わって、結構もう極限まで待ちましたけど、と1時間位まった時点でも半分いってるかいっていないか…。
もう食べるのが遅すぎて、毎度毎度突っ込んでしまいます。
おい!ちゃんと食べてるのか!?とか、もうここで食事を終了してもいいのか?!みたいな…。もう驚きすぎて笑ってしまう感じで突っ込みます。
でも本人はいつもご機嫌で、楽しそうに食事しているので(未だに遅い原因が良く分かりません…)、あまり急かすのもはばかれ…。
で、このマイペース過ぎる食事ペースが絶えられない人は離れていってしまうそうです。。可哀想だけど分からなくもない。私もたまにしか合わないけど、なかなか辛いです。
でも食事時間を一緒に過ごさなければ、いつもご機嫌で、前向きで、人の話を聞くのが好きなとても優しい人なので、むしろ一緒に話せて幸せになるくらいの勢いです。
物理学者ということで物理の話が好きみたいで説明しようとしてくれるのですが、私にはさっぱり分かりません。一番好きな物理は宇宙の物理なのだとか?どんなものかこれまたさっぱり分かりません。
こんなにゆっくり食事してて大丈夫なのか?と思いつつも、時々、もしかしたら自分が当たり前だと思ってる食事時間が早い、とかそういうものなのかな?と思ったり。
習慣づいてるのと、お昼休憩にあわせないといけないから、など周りのペースに合わせているだけで本当はゆっくり食べるものなのかな?と思ったり。
それで真似してゆっくり食べてみたりするんですけどね…やっぱり知人の様にはいきません。
前にドイツで勤めていた会社の近くの社員食堂で、いつも全然食べ終わらない男性二人組がいるのを見たこともありました。
同じ時間位に食べ初めて40分経っても、まだお皿の上にたんまり食べ物が乗ってる、という…。
マイペースに育てられるドイツ流にて、食事のペースもマイペースになったのかもしれないな、と思いました。
食事時間とか、歩くペースとか、何でも習慣づいてるもののペースを落としてみると、意外と自分に一番合った、ゆっくりペースがあったりするのかもしれません。
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