ドイツ語の言い回しで不思議に思うものがあります。
二人目の子供が出来たときなどに「もう一度お母さんになる。」と言うのです。
ドイツ語でIch werde nochmal Mutter / Ich werde wieder Mutter.
英語で直訳するとI will be mother again、って感じでしょうか。
孫がすでにいる女性に、三人目、四人目の孫が出来るときにも言います。
「もう一度おばあちゃんになるのね!」という感じで。
Du wirst nochaml Oma / Du wirst wieder Oma.
「もう一度」「また」と言うのが不思議でなりません。
既にお母さんだし、既におばあちゃんなのでは??と思うのですがドイツ語ではこういう言い方をします。
例えば、お母さん一人に対して子供が三人いたら、1対3、という図式ではなくて1対1x3って感じなのかなぁ?とか…
子供側の立場にしたら感覚的には1対1なので、ドイツ語の表現の仕方は子供側の気持ちに立つとあってるのかな?と思ったり。
…また私が考え過ぎなだけかもしれないですが。
ドイツでも聞きましたが、先日スイス人(ドイツ語圏)の同僚も言っていたので、ドイツ語圏では一般的な表現の仕方なのかもしれません。
こういうのは他の言語圏ではどうなのかな?と気になっています。
他の言語の事を知らないので、なんとも言えないのですが、もしかしたらこういう言い方をする方が世界的には多数だったりもあるかも??なんて。