夏の休暇が終わって帰ってきた人に「わあ!真っ黒に日焼けしたねぇ。」と言おうと思って、瞬時に「あ、茶色くなったって言わないと…」と言おうと思った表現を切り替えました。
こういう時、日本語なら黒なのにドイツ語なら茶色と言わないと。
Du bist braun geworden!と。
私の目の色も黒じゃなくて、濃い茶色扱いなんですよね、ドイツの証明書にそう書かれていました。
黒い目は存在しない、と外国人局の人に登録時に言われてしまいました。
白髪は日本語なら白、と表現するのにドイツ語ではグレイ(灰色)/grau。英語でもグレイヘアーというので白髪は白ではない、という事でしょうか。
灰色っぽい人と完全に真っ白の白髪に分かれる気がするのですが…。
なので白黒つけた言い方をしないのかと思いきや、黒人、とか白人、とかは思いっきり黒と白、というから変な感じです。
肌が白い、とかも青白い、とか肌の調子が悪そう、みたいな blass/hellを使って ちょっとネガティブな感じで、直接白いとは言わないし。たぶん英語でも同じようにpaleで表現かと思いますが。
そこまで何も細かい決まりがある訳でなく、自然な流れで出来た白と黒の表現なだけだとは思うのですが、この使い方を間違うと差別的発言になったりするので地味に要注意だな、といつも思っています。