鏡に映る自分の髪の色を見て、漆黒の黒だな、真っ黒だな、と思います。
ドイツで撮った写真を見て、髪色の明るい人の中に紛れている自分の姿を見ると、これまた、うわ!(゜ロ゜)真っ黒だ~と思います。
学生の頃は人並みに黒髪より明るい髪の色に憧れて、(というか髪の量が多いので真っ黒だとヘルメットみたいで嫌だった。)ブリーチしたり染めたりしていました。
ドイツやスイスでも時々、髪の色を変えたりはしますが基本的には生えっ放しの漆黒の黒髪。
生まれた時からこれだから、別に何とも思わないし当たり前の姿なのですがこちらで髪色の明るい人達を見て、失礼ながら生え際まで見つつ、「同じ人間なのに頭から生えてくる髪の色が違う…」と感心したりします。な、なぜなんだ?、と。。。
そう思うだけで後は別に何も深く掘り下げはしませんが…。
で、髪の色変えたいなぁ~と言えば、きれいな黒髪なんだからそのままで良いじゃない、と白髪の人に言われます。
そうだった、こちらでは若くして白髪になる人が結構多いのだった。
疑いなく、髪の毛全体が真っ白になるのは50代半ばを過ぎてから、と思い込んで生きてきたのでドイツで白髪の男性がベビーカーを押しているのを見て、「遅くにできたお子さんなんですね。じゃあなおさら可愛いでしょうね。」なんて勝手に心の中でいつも思っていました。
ある日、そのお父さんが30代前半だと気づいた時にはたまげました。遅くもなんもない!普通の年齢だった!
30代から全体的に白くなっていく人は時々いるようです。私のスイス人の友達もいつもピンクとか緑とか、斬新な色に染めてるなと思ってたら30代半ばにしてすでにほぼ白髪らしく、白髪だから明るい色を染めやすいらしいです。
それに気づいた時、そっか…当たり前だと思ってた漆黒の黒髪との付き合いもあと数十年。ブリーチしたいとか色々思ったりはしますが、貴重な自分の本来の髪色を楽しめる時期なんだな…と思いました。
そうは言いつつも色を変えたりは今後もすると思いますが…。
でも、一応、それに気づいてから自分の髪色を愛でるようにしています。
良い色やね!!と。