私自身、ドイツ人夫と一緒にドイツからスイスへ移住してきた身なので、こんな事を思うのは滑稽なのかもしれないですが、チューリッヒ暮らしで「ドイツ人多いな!」と思うことがちょくちょくあります。
一応、チューリッヒ州内で一番多い外国人はドイツ人なので、別に珍しくもないのかもしれないのですが、スイスに居る理由が就労=アクティブな世代、という事で単純にスイス人の定年された方とか普段外にあまりでない世代の人々が沢山いても、目につきにくいので余計ドイツ人(アクティブな人々)がいっぱい居るような気になるのかもしれません。
さて、どのようにドイツ人だと分かるのかというと、彼らの話している言葉。標準ドイツ語で話しているのが聞こえてくるから、という理由です。
スイスに越して着た時にはスイスドイツ語がさっぱり分からなかったので、私のやってる事に対応してくれる人は皆わざわざスイスドイツ語から標準ドイツ語に切り替えて話してくれている、と思っていたんです。
それが最近になって、切り替えてくれていると思ってた人のうち3割、4割位はドイツ人だったんだな、と気づきました。あのアクセントのない標準ドイツ語を話していた人々はドイツ人だったんだ!と。
スイスのニュース番組、標準ドイツ語でキャスターの人が記事を読みますが、流暢には話しますがやっぱりほんのちょっとだけスイスドイツ語のアクセントが入っている。
同僚も、私の為に標準ドイツ語を話してくれるけど、やっぱり独特のアクセントがある。
こないだレストランで横に座ったグループ、スイスに来たばかりのドイツ人女性とスイス人男性二人。ドイツ人女性の為に標準ドイツ語で話していましたが、ちゃーんとスイスドイツ語のアクセントが残っていました。
そう思うと、スイス放送の受信料徴収に来たあのオジサンや、愛想のあまりよくないショップ店員だったあのお兄さん、スイスっぽいサービスの対応じゃなかったのはドイツ人だったんだ!と。
以前、受信料徴収があり、ビビリつつ申し込んだのですがその時に訪ねてきたオジサンが今までに聞いた事もないほど流暢な標準ドイツ語で感心したのですが、いくら受信料徴収人といえどもかなりグイグイくる感じ、有無を言わさぬ感じがドイツ式っぽかった理由が分かりました。。
そう思うとますます、ドイツ人多いな!と思うようになりました。
スイス人の同僚も、ここ2,3年でドイツ人が(チューリッヒで)すごい増えたと言っていました。
町議会の選挙用PRの紙を読んでいたら候補者のひとりは15年前まではドイツ人だったけどスイス国籍を取得してなんとかかんとか…と書いてるのを見つけたこともあります。
就活していたときに登録していた求人メールが未だにくるので暇つぶしに見るのですが、たいてい必要条件のところに【正確なドイツ語知識】と書かれているのを見ると、ドイツ語ネイティブって事でしょう、じゃあスイスのドイツ語圏で育った人か、ドイツ人か、オーストリア人か…ロシアとかルーマニアの一部のドイツ語圏の人か…。
日々更新される沢山の求人数を見ていて、スイスの経済発展にドイツ語ネイティブが必須なのであれば、スイス国内だけではまかなえきれなさそう…( ´_ゝ`)と思ってしまいます。
まだスイスに来て一年も経ってないので何も分かりませんが、これって一時的な事なのかなぁ…それともスイスはずっとそうだったのかな、と考えたり。今は景気が良いらしいので今年もほぼ半分終わりに近づいていますが、求人数は今年もどんどん増えていく見込みだそうです。
もしスイスの求人がドイツ語ネイティブを探していても見つからなければ、英語で意思疎通が出来れば可、になってその他の国の外国人が必要になるでしょうし、そうなると柔軟に対応するしかないのかな??
特にまとめのない話なのですが、そういう求人を見る度に思います。やっぱり私には今の会社以外に雇ってもらえるところはなさそうだ…大事にしよう、ありがたやありがたや…。
地獄の果てまでついていきます(゜◇゜)ゞ!!、という気になります。。。
グチりたくなる時もあるんですがね。。
いや、初心忘れるべからず…。
---------------------
お!この記事役にたった!+ポチっとしても良いかな、という方は以下のバナーをポチっとしてもらえるととっても嬉しいです。