去年書きましたが、スイスで生活を始めてから未だに共同洗濯機を使っています。
いつでも使えるわけではなく、住民が書き込める洗濯予定表があり、そこに洗濯したい日と時間を書き込む仕組みです。
私がまだ働いていなかったときは、ずっと家にいたので予定表には何も書き込まず、空いてる時を見計らって洗濯機を使っていました。
今は働いているので、平日の夕方まで使用できないため週に一回、曜日を決めて予定表に書き込み洗濯しています。
その洗濯に関して久々にブチ切れてしまいました。。。
あれは、働き始めて2週目の洗濯日でした。買ったばかりの洋服があって、洗ってからじゃないと着たくなかったので、仕事をしつつ「今日は待ちに待った洗濯日だ♪」と喜びつつ、しかも早めに退社しました。他にも季節の変わり目、という事があり洗濯したいものが多かったり。
アパートに帰って、洗濯場を見てギョっとしました。
洗濯室のほかに乾燥室もあるのですが、その部屋が誰かの洗濯物でいっぱいだったのです。
そこからジワジワ機嫌が悪くなり…
でも、自分に何度も言い聞かせ。。
「干しっぱなしで出かけて、用事が立て込んでしまったんだね。」
「こんな時もあるよね。仕方ないよね。」「表の日付を見間違えちゃったのかな。」
うん…そうやね。 うむ。。そうね、きっと…。
…うう。。。
「でも乾燥室いっぱいに使う必要なくない?」
「我が家の予定はずっと前から表に書いてあるんだから、多少のスペースを空けて干してくれればいいものを…多少のスペースがあればそこを使うし…。」
ジワジワ…イライラ… ブッチーーーん!!!と切れました。
誰の洗濯物か大体検討がついたので、頭の中ではその家まで言って文句炸裂している自分がいました。
しかし、そんな事をしては今後のアパートライフがややこしくなるだけ。。
夫にもどうしてそんなに攻撃的なんだ、と言われて事情を説明したら至極まともな発言が返ってきました。取り込むの忘れちゃったのんだろうね、そういう事もあるよ。一度だけ起きたことは、起きたとみなさないのさ、というドイツ語のことわざみたいなのまで言われ。
分かっていますとも…。おっしゃることはよく分かります。
自分でもなぜここまでブチ切れたのか理由が分かりませんでした。
数日経って冷静になって気づいたのですが、仕事を始めたばかりで今までののんびりライフから離れて、時間を計算して生活する事すらあまりなかったので、仕事に慣れないイライラと、洗濯をちゃんとして晩御飯を作って、アイロンかけて…なんていう時間配分計画が崩れたからだったようです。
つまりは余裕がなくなっていた、という。世の中もっと沢山の事をうまく回している人ばかりなのに、こんな些細な事でブチ切れるほど、のんびりライフを長い間送っていたんだなぁ、と逆に感心もしたのでした。。
その時に比べると今はもう少し余裕がありますが、それでも、もし同じことがもう一度起きたらまたブチ切れる気がします。
そんな自分が我ながら怖い…。。
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