スイスの有給休暇は年間最長25日、労働時間100パーセントで週に42時間となります。
以前、ドイツとの比較を以下に簡単に書いたのですが、ドイツでは有給休暇は約30日、労働時間は100パーセントで40時間でした。
(会社によって差があるのでどこでも同じではありません。)
ドイツから引っ越して来た身としては有給休暇が5日減る上に労働時間が長くなる、という事で嘆いていたのですが、嘆く必要もない事に最近気づきました。
スイスの求人でよく見かけるのですが、フルタイムで働く人も居ますが金曜日だけ休み、とか水曜日だけ半日だけ、という働き方も多いのです。
40パーセント、70パーセント、80パーセント、など求人に書かれています。
これは管理職の人にもありえるパターンで、部長を募集の求人にも70~80パーセントベース、と書かれていたりします。
ドイツでもそうでしたがスイスも平日働く人にとっては金曜日はもう既に週末モードで早めに退社できたりします。私の会社に関しては金曜日を元から休みにして80パーセントで働く人も多く、そういう働き方をしていると有給を四日使って月から木曜日まで休みにすれば8連休になりますよね。それでさくっとどこかへ旅行へいけちゃう。間に祝日なんかあればそれこそ使う有給休暇日数を少なく連休にできますよね。
そして残業時間は残業代か休暇にできたりするので、25日の有給休暇が最低でも、そこから日数を増やすこともできる。
そう思うと、ドイツの基準に比べるとスイスではみんな仕事時間が長いと思っていたのですが実際はそうでもないのかな?と。
もちろん100パーセント、フルタイムで働いている人も沢山いるのでこんな働き方ばかり、という訳でもなのですが。
なんとなく、私の勝手な考えですが、こういう仕組みで成り立ってるのかな?と思った次第です。
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