NHKの受信料の様に、ドイツにも放送受信料(その名もGEZ)、という物の支払いが義務付けられていたのでドイツ滞在時には支払っていました。詳細は忘れたのですが1世帯に付き毎月25ユーロ位(約3300円)は支払っていたような…
スイスにも同じ様なものがある、とは聞いていたのですがドイツの様にいきなり申し込みもしてないのに請求書が届く、なんて事もなかったので支払いをせず数ヶ月過ごしていました。
そんな時、3月4日にスイスの国民投票があり、この受信料を存続するか否か、という内容で結果は70%以上の存続指示。
外国人として投票権がないので、見ているだけしかできなかったのですが、支払ってもいないのですごく人ごと気分でした。皆どうやって支払いしてるんだろう?くらいな。。。
投票の次の日に昼間家に居たら、インターホンがなりました。書留書類を待っていたので郵便局かと思い、相手をアパートに向かいいれたらなんとスイスの放送受信料の徴収でした。(うちのインターホンは聞こえが悪いうえにスイスドイツ語で何か話しかけられると誰が来たのか分からず、仕方なくオートロックを開けるはめになります。)
あまりにも数日前からこの放送受信料についてメディアで報じられていたので、知らないフリをする訳にもいかず…(;´_ゝ`)
一応、担当のひとに「スイスに引っ越してきたばかりで分かりません。申し込みに際して夫とまず相談しないといけないので今申し込みはできません。」と言ったのですが「昨日の投票の結果を見ましたよね。スイスでは義務付けられているんですよ。今申し込むか、後日、未払いの罰金請求5000CHF(約56万円)が送付されるかのどちらかなんですよ。」とさらっと言われて…青ざめました。
怖いですよね…(´Д`|||)。
それでも一応、まずは家庭内で相談しないと…と言い返したのですが同じ回答が返ってくるばかり。5000CHFの罰金を払うか年間450CHF(約5万円)の受信料を支払うかってな話で、、私はとりあえず年間受信料を支払うことに承諾してその場で申し込みをしました。
怖い…投票日の翌日にやってくるなんて。。。
テレビ、ラジオ、インターネットを利用していますか?と聞かれて、テレビも大好きだし、ラジオは好きなスイスジャズチャンネルをつけっぱなしだし、インターネットのない生活は考えられないし!とむしろこれだけふんだんに利用してて、どこかにお布施でもした方が良いんじゃないか、と思ってた上に、ギラギラ見つめてくる徴収員の目を見て嘘をつく根性もありませんでした。
夫が帰ってきてから申し込みをした事を話したら、夫も投票結果を見てから申し込みをするかどうか考えるつもりだったらしく、私の申し込みはいずれにせよ間違ってない、との答えをいただきました…が、その後すぐ夫に口内炎ができてしまい、よくよく話を聞いたら受信料の徴収にナーバスになってしまったが為、との事。
ご、ごめんよ…。でも私名義にしてもらったから私が払うからさ…心配しないで!と言いつつ一緒にブルーになり。。。
後日、届いた請求書が予告通り450CHFを下回るもの(まだ一年スイスに住んでいないから?)だったので、私達にとっては高額な請求にも関わらず一安心したのでした。
私達がこんなにも請求に対してビビリーマンなのは、ドイツ時代にいきなり送られてきた意味不明な高額請求書のせいです。。(ドイツ滞在経験のある方、心当たりありませんか??)
ドイツではよくある事☆ なんつって…(-_-)
いやあ、もう、こういう利用者が受身全開な請求方法はやめてほしいです。
震えます。
怖いっす。
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