よく知れた事かもしれませんが、スイスの物価はやはり高いです。
ファーストフードのセットが15chf(約1700円)、その辺の飲食店ランチで一品20chf(約2200円)にドリンク6chf(約700円)でなんだかんだ(チップ渡したり)で30chf(約3400円)位するのはそんなに珍しい話ではありません。
レストランなどは夜になると値段が上がるので主菜一品に、飲み物をひとつ付けて一人35~40chf(4200円位~5000円位)はいたって普通です。
2017年の飲食店勤務、未経験者の最低賃金を調べたところ、約3400chf(約38万円)でした。健康保険料など差し引いての手取りで大体、ひとや街にもよりますが2700chf(約30万円)位かなと思います。
当然、この人件費を払うために飲食店のサービス料金が高くなります。
なので飲食店に行くと高いですが、スーパーで食材を買う分にはそこまで高くないです。(でも高いですが💦)もちろんスーパーによって値段が違ったりはあります。外食せず自炊できるのならかなりの節約になるとは思います。
でも、物価がスイスの約半分のドイツに住んでいた身としてはもう何もかもが、全て高いです。なので、気になるものを見つけて手にとって、値段を見て思わず笑う、という事が日常茶飯事です。
心の中で思うのは「たっか!」「嘘やろ!?」
爆笑でもなく苦笑でもなく、思わず息が漏れる笑いです(;゜∀゜)
スイスより物価の低いとこらからやって来たから仕方ないなあ、と思って暮らしていたのですが友達のスイス人カップルが「スイスは物価が高すぎる。」と言うので、生まれ育った現地人がそう言うとは思わず驚きました。
スイスで眼鏡を作ろうとしたら800chf(約9万円)だったから、ドイツで作ったのだとか。そのあとコンタクトにしたくて、視力検査やらなんやら調べるだけなのに180chf(約2万円)したとのこと。なのでまたドイツに行ってコンタクトだけ作ったとか…
歯の被せものが2500chf(約28万円)もしたし、本気でスイスの歯医者行くのもうやめようかと思う、とも言っていました。
面白かったのが、チューリッヒ発祥のフライターグ社のバッグをチューリッヒに住んでるのにドイツまで買いにいってるそう(笑
だってドイツで買った方が断然安いんだもん!!と。
(フライターグ社のバッグについては以下に書きましたので、ご興味のある方はお読みください。↓)
逆にドイツより安いのが洗濯機とか乾燥機とか一部の電化製品だそうです。
ドイツ人夫もスーパーファミコンミニがドイツで買うよりスイスの方が安い、と言っててスイスで買っていました。
あと、車の値段もほぼドイツと変わらない。
飛行機のチケット代もほぼ同じです。
例えば、ドイツの手取りの月給が2500euro(約32万円)で、スイスが5000chf(56万円位)だとしたら、いくらスイスの物価が高いと言えども例えばお給料の二割を毎月貯金できるとしてドイツ人側で500EURO(約65000円)、スイス人側で1000chf(11万円)の差。なのに飛行機代はほぼ同じ。ヨーロッパー日本間は昨今、最低で650EURO位(約84000円)で飛べる時代なので、スイス側だと1ヶ月働けば1往復できる、という。
そして塵も積もれば山となるので差はどんどん開きますよね…
まあ、こういう物価の差があるので、スイスで息が漏れる笑いをしてしまうのですが、その高さに慣れた身分でドイツに行くと別の意味で笑ってしまうようになりました。
心の中で思うのは「嘘ーん(*´∀`)」「ヤッホイ!お得感。」です。
どこに居ても、どこに行っても値段を見て笑うという現象が起きるようになってしまいました。
高いと思う側にも、安いと思う側にも立つ、という…変な感覚です。
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