以前、上の記事でも書いたのですが、ある日いきなり悩みの種だったスイスドイツ語が理解できるようになったのです。
一ヶ月間ほぼ毎日スイスドイツ語で話されるスイスドラマを標準ドイツ語字幕を付けて見ていたら起こった現象です。
そして、気づいたのですが標準ドイツ語がきっちりはっきりした、ちょっと威圧的な言語に感じる。これは標準ドイツ語を話すドイツ人夫も同じことを言っていました。スイスドイツ語のリズムのある可愛い感じと、色んな表現が少し短く話される感じに比べると、はっきりくっきり話す標準ドイツ語がキツく感じる、と。
普通に話していたつもりなのに、威圧的な印象を与えていたのかなぁ、とちょっとしたショックを受けました(*_*;。
それから、恐る恐るスイスで暮らしていたことにも気づきました。
みんなの言ってることが分からない(でも文章は読める)ので、周りは何もしてないのに仲間はずれではないですが現地に馴染めていないような気持ちで過ごしていたことに気づきました。この国に受け入れられていないような気持ちにも…。
そんな状態から、急に周りの人が言ってることが分かるようになったので、欲が出てきました。スイスドイツ語が理解できる人しか採用されないような顧客サービスの職種に調子に乗って応募し始めたり。そうか、ちゃんと周りとコミュニケーションを取れるなら郵便局やスイス鉄道の窓口業務などがしたかったのか!と本音がポロポロ出てくる事にも気づきました。
そこから絶好調!って感じでスイス人の言語交換パートナーと会って、スイスドイツ語が理解できるようになった嬉しさを噛み締め、スキップするような気分で生活していました。
しばらくはそんな状態に胸を躍らせていたのですが、標準ドイツ語を勉強しないといけない機会がやってきて、数日、標準ドイツ語をまじめに使ってスイスドイツ語にあまり触れずにいたらまた分からなくなってきました( ノД`)…。。。
理解できるようになった!と思った時が80%くらいの理解度なら、今の理解度は65%くらいです。前の50%切る感じに比べるとマシなのですが…
ダンスコースでスイス人の女の子達が冗談っぽい事を言いながら、何か話しかけてくれるのですが、ダンスに集中するとスイスドイツ語が分からない…一個に集中すると他ができない…という。せっかく何か面白いことを言ってくれてるのにリアクションができない(ノ-_-)ノ~!
やっとスイスドイツ語が分かるようになったと思っていたのに!!
触れないと分からなくなるのは語学学習につきものだとは思うのですが、スイスドイツ語圏に住んでいるのにも関わらず分からなくなるとは…
この先どうなるか、我ながら分かりません。
そしてスイスドイツ語が必要な職種に応募しまくった自分を客観的に見て、また勢いよく調子に乗ったもんだなぁ、、、(汗)と。
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