むかーし、ザ・アンニュイという感じのフランス映画を見てしまい、その後一週間ぐらいゲンナリした気分の時がありました。
まだまだ明るい夢を沢山もった思春期真っ只中に理解不能なフランスの愛がテーマの映画を見てしまい、色々衝撃すぎて落ち込んだものでした…
今ではそんな映画を見ても何とも思わない、というか割り切って見れるとは思うのですが、思春期で味わった衝撃はトラウマ級でした。
そんなこんなで、世の中がなんと言おうとフランス映画を見る時は常に距離を置き、恐る恐る…落ち込んでしまわないような内容のものじゃないと絶対に見ないぞ!という心構えでいました。
一応この心構えでいましたが、ドイツで暮らしているとテレビで夜中にヨーロッパ各国の映画をちょくちょく見ることが出来たので、何も考えずにフランス映画を見てしまうという事が多々ありました。
ドイツのテレビ番組はドイツ語吹き替えが多いので、あまり何も気にせずにいるといつの間にかフランスやイタリア、北欧のドラマや映画を見ているという事があります。
こんな流れでうっかり見てしまったフランス映画、題名は忘れてしまったのですがコメディ映画ばかりだったのでザ・アンニュイを食らう事なく夜中に爆笑して良い気分で眠る、なんて流れを何度か経験しました。
そのおかげで、フランス映画はコメディに限り積極的に見るようになりました。先日、初めてチューリッヒの映画館でフランスのコメディ映画を見てきたので以下で紹介したいと思います。
フランス語名はC'est la vie! / Le Sens de la fête、ドイツ語名はDas Leben ist festです。
(英語字幕の予告編を貼り付けてみました。どこの国でも見えたら良いのですが…)
他のフランスのコメディ映画と同じく、各出演者のキャラクタが端役でもしっかり面白く色づけされていて、展開がリズミカルで、なおかつやっぱり少しお洒落、という。
映画館は満席じゃなかったのですが、私も含め見に来ていた人はかなり爆笑していてにぎやかな観覧となりました。
ドイツではドイツ語吹き替え映画が多いので、オリジナルの音声で見れるという事が少なく、見れても限られた映画館だけだったり、限られた曜日だけだったりするのでオリジナル音声が簡単に聞けず残念だといつも思っていました。
この映画についてはスイスの映画館だからかフランス語音声+ドイツ語字幕で見れたので、ちゃんとフランス語音声も楽しむ事ができました。見に来ていた方の中にちらほらフランス語を話す人も居たので、やはりスイスではオリジナル音声が楽しめやすいのかと思います。本編が始まる前の宣伝でも英語音声のものにはドイツ語とフランス語の字幕がついていました。
せっかくフランス語音声で見れるようになったので、スイスにいる間は積極的にオリジナル音声を楽しみたいと思います。
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