車で長期走行中、休憩がてらにマクドナルドに寄ることになり「ドライブスルー利用しようよ!!ドライブスルー!」と夫に興奮気味にお願いしたら、ちょっと疲れたのでお店の中で休憩したいとの事。
子供の頃、我が家ではファーストフードは禁止だったのでドライブスルーも利用できる訳もなく、その時の反動で未だにファーストフード店を見るとテンションがあがります。ドライブスルーなんて夢のまた夢!アメリカに行ったときにホストファミリーがドライブスルーを利用してくれてどれだけ喜んだか…
ってことを夫にこくこくと説明して、リアクションを待っていたところ、ポツリとひとこと「ドイツではドライブスルーって呼ばないんだよ。ドライブインって言うんだよ、ほら、看板見てみてよ。」と。
お!確かにDrive inと書いておりました。彼曰く、ドライブスルーだと、スルーを通り抜けると言う意味だとするとドイツ語話者には伝わりにくいのかも、と。
ドイツ語に直訳するとdurchfahrenなので、確かに意味としては【通過する】という感じです。
かといってDrive in も中に入っちゃう感じもしますが、ドライブのついでなんだからそこまで入っちゃう感じでもないか??と。。
ドイツでも英語表現を変えて使ったりするんだな、と。日本ではマクドナルドのキャラクターはドナルドですが、本家はロナルドですし、マクドナルドなりの工夫なのでしょうか。
話は変わりますが、夫が英語学習ゲームを暇つぶしにやってみて、初歩からスタートしたからどれもすごく簡単だったけど一つ知らない単語を学んだ、とのこと。
「Crayonという単語だよ。」と言われて、え!?クレヨン!? 色の付いたお絵かきに使うやつってこと?と聞いたら、そうだと。
そっかー、ドイツじゃあクレヨンと言う単語は使わないのか…私なんてたぶん2歳位からその単語知ってるよ、エッヘン!という感じですが。
そこでふと、クレヨンのほかにクレパスもあったなぁ、なんだっけ。クレパスは手が汚れにくくてなんかさらさら描けたなぁ~と思って調べました。
クレパスはサクラクレパス社の開発したもので、クレヨンとは成分が違うそうです。
興味のある方は以下リンクの説明をご覧ください。
それで、じゃあドイツ語でクレヨンって何て言うのだろうと調べたら沢山でてきました。Malkreide, Kreidestift, Buntstift, Farbstift...etc.
ここで、何だかクレヨンに対してモヤモヤしていた気持ちを思い出しました。
私もそういえばドイツの画材店でクレヨンが欲しくて買った事があったのです。その話を嬉しくて近くに居たドイツ人にしたのですがクレヨンという単語が通じず、色がついた鉛筆じゃないんだけど油っぽい画材、と説明したはず。
そしてMalkreide, Kreidestift, Buntstift, Farbstiftについても実はクレヨンにぴったり合った表現ではないと思われ、またモヤモヤしております。
Malkreide→ お絵かき用チョーク、というニュアンス。
Kreidestift→ チョーク、というニュアンス。
Buntstift→ 色鉛筆、というニュアンス。
Farbstift→ 色鉛筆、というニュアンス。
別にクレヨンの話を広げなければ済む話なのですが…クレヨンって大事な画材の一つじゃないの?!特に子供のうちは…なんてまたいらないおせっかい…。
ところで、私がドイツで好んで行っていた大手画材店はBoesnerです。
スイスにもあるようですね。倉庫のような大きなお店にありとあらゆる画材があるので行くだけでワクワクするのでお薦めです。
boesner - Künstlermaterialien, Einrahmung und Bücher | boesner.ch
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