スイスに来て驚いたことがあります。
それは土曜日のイケアに行って疲弊することがない!
ドイツにいた時、仕方なく行った土曜日のイケアで人の多さに疲れ果てて、頭痛はするわ何かフラフラだわ、でもう2度と土曜日にイケアには行かない!となったものです。
日本でも土曜日のイケアは混んでるかと思うのですが、スイスに来てからなぜドイツのイケアで死にかけていたのか謎がとけました。
ドイツは、本当に…すみません。失礼な事を承知で言いますが…
なんでもややこしく、難しい感じに物事を扱おうとする!
そこ、さらっとシンプルに説明したら良いやん、要点が知りたいだけですねん、という事でも回りくどい言い方と、謎の不要な脚色を加え、本来ならばまっすぐ道を行けばいいところを迷路にするのです。
で、なんでそんな事が起きるのか事情は分かりませんが、一つ足を引っ張っていることがあるとすれば、自分の好きな様に意見してよい、という文化。
声が大きいほど通りやすい、という文化。
いつもそういう訳じゃないですが、シンプルに効率よく、よりちょっと脚色して回りくどく、僕/私はここにいるよ!アピールしとかないと存在が薄れちゃう文化、なので回りくどいことしとかないといけない。
で、回りくどくするには自分のオリジナル意見を交えて話す。
それは良いんですが、誰かが「おい!空気よめよ」みたいな威圧的雰囲気を出すわけでもないので際限なく話す人はひたすら話す…嘘でしょ!?みたいに空気を読んでくれない場合が結構あります。
で、こんな感じの方がサービス業で対応されると、効率の良いサービスよりもカオスなサービスになります。で、そこそこうっかり八兵衛。
で、こんな感じの方が顧客だと、効率良く買って帰ろう、っていうよりも、あ!あれもそういえば必要だったわ!でもいらない、いやいや、考え込みを道の真ん中で思わずしちゃったり。で、これまた、そこそこうっかり八兵衛。
そして渋滞になっちゃったり。。。
で、もう土曜日のイケアなんて自己主張のぶつかり合いでカオスなのです。
もちろん、こんなひっちゃかめっちゃかな人ばかりではありません。
すごく頭の回転が速く、状況判断がさくっとできる方も沢山いる。
でもこの方達も、ひっちゃかめっちゃか文化に慣れてるので、時間の焦りを感じず、まぁ、こんなもんだよね、と受け入れてしまう。
そんなカオスがスイスのイケアにはありませんでした。
サービス業の人もサービス業らしく、質問すれば変な脚色を交えずさらっと説明してくれる。知識不足もそこまで顕著ではない。お客さんも変な自己主張文化で生活してる訳ではないので、必要なことをやってさっさと帰ろう、ってな感じです。とはいえ、混んではいますが。
それで気づいたのですが、やっぱりその変な脚色文化で数年暮らした人間として、企業の面接に臨み、どうでも良い話をぺちゃくちゃしちゃってるんだろうな…
的外れな事言っちゃってるんだろうな…と。。。
あぁ…お隣の国なのにやっぱり違う部分がありますね。
何だか日本から直接スイスに来た方が文化を理解しやすかっただろうな、と思うことが多々あります。
さいきん注意していることは、このまわりくどい文化をとっぱらいシンプルに生きる術の習得…です。
って、この文章が既にまわりくどい!!!!
あぁーーーー!!
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