スイスすごろく++スタートはドイツ++

計らずもドイツからスイス(ドイツ語圏)へ移住 両国の生活を比べつつサバイバル方法/学習記録をメモしていきたいと思います。

手間ひま

Restaurant interview

手間ひまをかける、とは日本文化で良しとされることだと思います。

せっせと愛?をこめて、時間を掛けて私が料理している姿を見て、ドイツ人夫は気を使いながらその行為を「Aufwand」と言います。意味は「手間」→ネガティブな表現です。

 

そんなに労力と時間をかけなくていいのに!という一応の配慮です。

 

たとえば職場で封筒にシールの宛名を貼ろう、とバランスを気にして貼ったり、箱を梱包するときにテープの貼り方を気をつけたり、袋にものをつめる時に整頓するようにつめたり、とか。日本では割と普通のことかと思います。何かをよくしよう、と言う気持ちがあるから手間ひまをかける、という行為の一部かと思います。

 

でも、こんな事をドイツの方の前でしようもんなら、ちゃっちゃとしろ!もたもたしてるんじゃない!と言う感じで見られます。

 

そう、良かれと思って愛情を掛けると時間が少しかかっちゃう。

場合によっては良かれと思って、というより、ちゃんとしないと先方に怒られちゃう。迷惑をかけちゃう。

…とまあこういうことを考えてるうちに時間が過ぎ去っていく。

 

相手に配慮して、環境に配慮して多少時間がかかるのは良いことだという考えが日本にはあると思います。ドイツにはないと言って良いと思います。

ただ、状況を変えるために多少時間がかかるのは仕方ない、その為に犠牲を払うのは仕方がない、という考えはドイツにあります。

 

ネットニュースなんかで、なぜドイツの短い労働時間で生産性が高いのか?なんてのを見ると、専門的な事は私にはさっぱり分からないのですが、明らかに日本文化で使う手間ひま、相手に配慮する、また何か失敗が起きた後の精神的な後処理という時間は労働時間に含まれておりません。

単純にそれだけでも労働時間の短縮になるかと思います。

 

迷惑かけちゃったら、こっぴどく怒られて、終わります。めーっちゃ怒られますけどね…。で、その怒った人も別の機会にひとに迷惑かけちゃう訳なんですね。。

そもそも、迷惑なんて名付けられもしませんが。ミスったら逆キレ方式なので(*_*;

 

たとえば、職場で日本語のメールを書く時、私はいつも慎重に考えて相手の気分を害さない様に、いろんな表現をネットで調べたりしてから書きました。

 

これが英語になると、もちろん丁寧な表現もありますがかなりシンプルにささっとあまり悩むことなく書けました。ドイツ語になると文法的なミスを気にして調べる時間はありましたが、定型文などは非常にシンプルで先方に怒られないように、なんて気にせず書けました。

 

もちろん手間ひま、だけじゃなくて有給休暇時や病欠時の同僚の仕事負担量が増える事を考慮してか元々の個人の仕事量も少なく設定されている気がするので、よっぽどの事がない限り、残業に持ち越すことがありません。

 

職種や立場によって状況は様々なので、きっと私の知らない理由も沢山あるはずですし、違った環境があると思いますが、私の知っている限りでは一般的な事務仕事だと仕事量はカツカツいっぱいになりにくいと思います。カツカツに働かせたところで、出来ない、と言って病欠になって来なくなるのが関の山だとも思います。

 

ここまで色々と書きましたが、今気にしているのはスイスではどうなのかな?というところ。もちろんドイツと似てる部分もあるでしょうが、全く違う場合もある。

 

フランス人のお母さんがいるドイツ人の友人が、日本料理もフランス料理も手間がかかるでしょう。そういう細部にこだわるところは文化的に似てるよね、と言っていました。

 

それを思い出し、スイスのレストランで食べたものに、ドイツのレストランで食べるものよりも細部にこだわるところが見られます。もしや多少の手間ひまを好む文化なのかな?それとも料理だけ?それともドイツの料理がシンプルすぎただけ?とナゼナゼ期に入っております。

 

どこかで新しい情報が入ってこないかな、と思っています。

 

 

 

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