アクロバティックな事に憧れがあるので、度々かっこいいなぁ、あぁいうのできたらなぁ、と言っていたらドイツ人夫に、あなた本当はサーカスで働きたかったんでしょ、と言われました。なるほど、と思いサーカスについて調べてみると、心奪われるものが多かったので、今更本当にやりたかった仕事を見つけてしまいました。
ただ、運動神経も特別良いわけでもなく身体も硬い。何もかもがただの憧れだな、と済ませた話でした。
スイスに引っ越してきて、家からそんなに離れていないところにサーカステントを発見。しかもサーカスワークショップがやっている!これだわ!私のやりたかったことだわ!と喜びました。
別の街でまたサーカステントを見かけました。その後、これまた別のサーカス団がうちの街にやってきて公演をする、とのこと。近所の本屋さんでスイスで自費出版したようなサーカスのピエロが主役のスイス絵本まで見つけました。
そんなこんなで、夫に聞きました。
こんなにサーカス関連を目にするのって、私達がサーカスをネタにしてるからだよね?意識するから沢山あるように感じるだけだよね?と。
「でも郵便ポストにまた知らないサーカスの広告が入っていたし、こないだ有名なサーカスピエロが裁判所に出廷したニュースやってたよね。ドイツに誰もが知ってるサーカスピエロなんていないよ。日本にもいないでしょう?そう思うとスイスでサーカスを目にする機会はやっぱり多いよ。」と。
確かに誰もが知ってるサーカスピエロなんて聞いたことがありません。
やっぱりスイスはサーカス大国なのか??
サーカスに憧れていた身としては嬉しいのですが、逆にサーカスの公演の選択肢が多くてどれを見に行こうか、と悩む生活になりました。まさかスイスに引っ越してきてこんなことになろうとは、、、