ドイツもスイスにもチップ文化があります。
チップは必ず払わないといけないものではないので、人によっては絶対に支払わないと決めている人もいます。
私も最初の頃はチップを払うことに抵抗がありましたが、レストランでウェイトレスのバイトをしてから進んで支払うことになりました。
例えば合計金額が13ユーロだとすると、10ユーロ紙幣と5ユーロ紙幣を使って15ユーロをチップ込で支払う、などの方法でチップをもらっていました。チップはその都度のお客さんの支払い分をまるっともらうのではなく、その日のチップ合計を従業員の人数分で割ります。各従業員の勤務時間の差も計算に入れます。
そんなこんなで、お給料以外にもチップの収入もかなりあり、生活の質向上にかなり重要な役割を担ってくれました。
こういう経験があるので、チップを支払うと何だか当時の自分に支払っているような気になるのと、同じように若い人達(だけではないですが)もチップに助けられるんだろう、と思うと進んで払ってしまいます。
労働の対価はお給料で払われてるんだからそれ以上を支払う必要はない、と言われたらそれまでなのですが、なんだか辞められません。
この感覚の延長なのか、対応の良い病院の受付の人などにチップを渡したい気持になるときがあります。
みんなが日本のようなサービスを提供してくれるなら追加で支払う気にはならないのかもですが、普段は何故そんな適当な対応(*_*;?!という落胆が常の日々なので(ドイツはサービス砂漠でした)、日本くらいのサービスを提供してくれると感謝の気持をチップで渡したくなる、という。
真面目に働くのが当たり前の環境では成り立たない仕組みなのかもしれません。
真面目なヒトは損をする、みたいなものでしょうか。。
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