ドイツで働いていた時、年間30日の有給休暇をもらっていました。
労働時間は37.45時間ということで毎週金曜日の勤務時間は短かったのです。
どこも同じでもありませんが、ドイツだと30日の有給休暇は一般的です。
労働時間も最高でも40時間ということでした。私の周りの知人はやはり35時間で働いている人なども多く、金曜日はみんな週末モード、ご機嫌でゆるゆる働いていました。
スイスは年間25日の有給休暇が最高だそうです。
労働時間は100パーセントのフルタイムで42時間。
働き方は60パーセント、70パーセント、80パーセント、など可能な会社もあるようで求人でまあまあ見かけます。
こんな違いがあるので、ドイツからスイスに引っ越してくるとやはり何だか前より働かないといけない、という印象になるのは仕方ない。
スイス人の知り合い曰く、有給休暇を30日にするか否か、という国民投票が以前あり、彼はもちろん30日に賛成票を投じたそうですが、結果は現状維持=25日となったそうです。彼はなぜなんだ!!と呆れていましたが。そりゃあ、休みたいですよね、もっと…と思うのが普通の心情かと思うのですが、反対に投票した人にもそれなりのご意見はあるかと思うので、いつか出会った時に理由を聞いてみたいと思います。