夏になると、ドイツでもオープンエアー映画館がよく開催されていました。
最新の映画や過去に既に上映された映画を、外で楽しもうというイベントです。
我が家の近くでも大手スーパーCoop共催のオープンエアー映画館があったので、早速行ってみることにしました。Coopの会員カードを持っていればSBBスイス鉄道のチケットカウンターで割引がついたチケットを買えるということだったので、チケットカウンターまで行き購入しました。
上映日当日は夜に雨が降るかも、でも22時までには止むかも、なんて天気予報だったので運にかけよう!と当日の昼間にチケットを購入しました。
上映スタートはだいたい22時頃、暗くなったらスタート、という感じだったのですが18時頃から雨どころの騒ぎじゃなく嵐か!?というような…家の目の前の木々が強風によってバタバタしまくっている! ああぁ!こりゃあ上映中止ですね。。。と落ち込み。
オープンエアー映画館のホームページを見たら、雨天決行、払い戻しはありません、とのこと。そりゃそうだ。映画館の人だって仕事してるんだからさ!と自分に言い聞かせ。
22時前になったら強風はとまったので、レインコートを着て、折り畳み傘と座席を吹くためのタオルをもってオープンエアー映画館まで自転車で向かいました。
観客はほぼみんな簡易のレインコート、おそらく会場で販売されているものを着ていました。会場内にはラクレットやワインを味わえるテントもあり、さながらガーデンパーティの様で幸せな風景でした。
雨はぽつぽつ降ったり止んだり、でしたが上映はちゃんと始まり、15分休憩を挟み最後まで見ることができました。
ただ、夏といえども強風と大雨のあとはやっぱり寒くて、家路までの自転車走行中、寒さで震え、歯がガチガチしてしまい、こんなこと小学校の水泳授業以来だよー!!と
ぎゃーぎゃー言いながら帰りました。
お天気のいい日に見れれば最高ですが、こういう雨天に悩まされるのもオープンエアーの特徴ですね。
でもいい機会でした。
夏だからこそできる事。
来年もいこう。