スイスの家を見学していて驚いたのが、共同洗濯機なるものがあるという事。
割と新しい作りの家では各住居に洗濯機と乾燥機が最初から備え付けられているようですが、そうでもないお家はアパートの地下に共同洗濯機があり他の住人と一緒に使うようです。
私達のアパートもご多分に漏れず、洗濯機と乾燥機は地下にあるのでそこで使用するように、との事。
洗濯機の前には一ヶ月分の予約リストがあり、月曜日から土曜日まで朝6時くらいから夜の22時くらいまでの間の使用したい時間に名前を書いておく、という。
ちらっと見てみましたが、うちのアパートでは大体どなたも決まった曜日に洗濯するようでした。私達は新参者なので空きのあるところを見つけて、名前を書き込みました。
電源を入れるための差込チップを大家さんからもらったので、それを洗濯機よこの機械に差し込みます。洗濯物と洗剤を洗濯機に入れて、プログラムを選んでスタート。
洗い終わったら、横にある乾燥機に入れて乾かすか、乾かすための別室があるのでそこに洗濯物を移動させ、服を干します。大きな扇風機の様にかなり強い風が吹く機械のある部屋で、3時間ほどそこに干しているとほぼ全体が乾きます。ものによっては微妙に乾きにくかったりするので、今はまだどの辺にどのように干すかを研究中です。
乾ききったら、大きな扇風機から出てきた水を洗面所で流して、電源の差込チップをはずします。
スイスで一般的なのかどうか分かりませんが、日曜と祝日は洗濯してはいけないそうです。ドイツでもそうですが日曜日は安息日、的な扱いなので静かにせよ、ということなのでしょう。それでもたまに誰かが日曜日に洗濯しているようですが…
ちなみに賃貸契約書には、部屋の中で洗濯物を干してはいけない、と記述されていました。部屋が湿気てはいけないのでしょうね。