あまりよく分かっていなかったのですが、やはりEU非加盟国スイスに引っ越しは簡単にはいかないだろう、と何となく思っておりました。
そんな折に、引越し業者が税関で提出用の書類を用意してね、と連絡してきたのでいろんなワードを使い必要な情報が書いているサイトを発見しました。
各段ボール箱に番号を書き、別途リストを作成し、何が入っているかを一覧にしました。
用意したのは
●Antragsformular 18.44 Übersiedlungsgut (上記リンク先からダウンロードできます)
●各ダンボール箱の詳細リスト
1セットを引っ越し業者に渡し、もう1セットは自分で持っていました。
引越し業者さんは荷物をトラックに積んだ後、スイス国境近くのドイツのお宿で一泊され、朝一で税関を通ってスイスまで配送予定、との事でした。
私達もそのつもりでしたが引っ越し業者さんが帰った後のこまごました作業に手間取り、なんと夜の11時過ぎにスイス国境近く。あわてて24時間チェックイン可能なホテルを予約しましたが、スイス在住のドイツ人の友人がこんな時間なんだから税関には誰もいないし、さっさと国境を通過して僕達の家で眠れば良い、との事。
ありがたいお言葉を信じ、税関を通ると明かりはついていましたが誰もいませんでした…
一生懸命作った上記書類を誰かに見せることもなく…
翌日、引越し業者さんと話したところ、彼らも税関でとめられることなくスイスに入国したそうです。なんとこの税関チェックはランダムだったとの事!でもいつ引き止められるか分からないので書類はきっちりつくっていかないといけない、という。
何とも…いや、でも無事に終わってよかったです。