スイスすごろく++スタートはドイツ++

計らずもドイツからスイス(ドイツ語圏)へ移住 両国の生活を比べつつサバイバル方法/学習記録をメモしていきたいと思います。

スイスの日常。平日の仕事の後。

Zürich

 

最近、ずっと天気が悪いです。雨が降ったと思ったら晴れて、お!と思っているうちにまた降りだす。あっという間に小雨が大雨に変わって、いつまで続くんだこれは、思ってると雷が起きて、近くでゴゴゴと聞こえるだけの時もあるし、こんな光の強さ見たこともない!と思うような雷光が頻発する日もあります。

 

夏はどこに行ったの?隠れたのか、もう来ないのか、もともと夏なんてやってきてないのか?と思いつつ、洗面所で手を洗いながら太陽がさんさんと出た夏を心待ちにするのは止めよう、と思いました。もとから雨ばかり降る世界に住んでいるという設定にしよう、そうすればたまの晴れ間に大喜びできるだろう、と。そう思うと少し気持ち的になりました。

 

そんな雨続きのなか、基本的には在勤の夫が一日オフィスに行くので、仕事の後に映画を見に行くか買い物に行くので、在勤の私に仕事の後に街まで出てこないか?と。

 

雨のなか外に出るのは嫌だな、と思ったのですが買ったばかりのワンピースがあって、まだ着てなかったので、せっかくだから街まで出ることにしました。

普段、ずっと家にいて家の近所を散歩するときか買い出しに出る位なので、たまに駅に行くと少し緊張します。

 

布マスクは暑い...鼻の下に汗をかいてしまいました。駅は屋外にあるので、あまり人のいない所へ行って、マスクを外してマスクしたを乾かして思いっきり息を吸って吐いて電車を待って、電車がやってきたらマスクをして乗り込みます。

 

うちの村から街までの車窓から見える緑の風景を見て、あら綺麗だわ、と思いつつスマホで色々チェックしてるとあっという間に街に到着しました。チューリッヒ中央駅についてからはいつもはトラムで移動するところ、ちょうどいい接続が無かったので別の電車に乗り換えて。ここでも普段乗らない電車に乗るので少しソワソワしました。久しぶりに行く地域だったので、車窓から久しぶりの風景を見て、普段はこないけど同じチューリッヒの中でここで生活している人がいるのね、と思ったり。

 

駅に着いてからは夫に電話をして、留守電になってしまったので、あれ?おかしいなあ、と思っている内に視界に発見。このワンピース可愛いでしょう、と見せて、無理やり同意させてショッピングモールの中に入りました。

 

メガネを買いたかったので、メガネ屋さんの中へ。ドイツにもあるメガネ屋さんなのですが、先日メガネを作りに行ったらコンタクトをしてる人の眼鏡は作れない、と言われてしまいました。コロナ前はコンタクトケースにコンタクトを入れて、眼鏡を作ってもらえたのですが、衛生上の問題か、今はやっていないそう。残念だわ...じゃあ同じ系列のスイスのお店で...と思って入ったら値段がドイツの二倍でした。。うぅ...ま、そんな珍しい事でもないのですが。

 

ドイツのお店から1時間弱の距離にあるスイスのお店では同じものが倍の値段か...

ふぅ... そんなこんなで、そこで買うのは諦めてお店を出て、本屋さんの中に入りました。別に買いたいものがある訳でもなく。色んな本の表紙を眺めては、面白そうなものを夫に勧め。子供向けフラフープが子供用の本のゾーンの一角にいくつか置いてありました。フラフープの中に水が入ってるものがあって、これの良さを教えて欲しい、と言われたのでその場でフラフープをやって見せてみました。水が入ってるので重いので安定感が感じられる、それが良いのかもしれない、と説明して。彼はふーん、そう、と言っていました。

 

他にも洋服を売ってるお店を見てみたのですが、別に二人とも何か買いたい訳でもなく。よくよく聞くと本当は映画を見たかったけど、私の到着時間が遅かったそうです。

それは申し訳ない事をした、と思いつつ、別のお店に入って洋服を見ました。私も女性用のエリアを見てたのですが、特に買いたいものもなく。夫に何気なく勧めたプライベートでしか着れなさそうなシャツを勧めたら、試着をして買うことになりました。

彼が試着中は私は鏡に映る自分の新しいワンピースを何度も、何度も見てウットリしていました。

 

今思い出すと、自分の顔なんてほとんど見ていない気がします。ワンピースに集中。

 

ワンピースを着てうろうろしたいが為に高い電車賃を払って街まで来てしまった、と思いながら長らく行ってなかった中華レストランへ行ってみようという事になりました。

 

ふと、あそこで中華が食べたいな、と思う時間帯に営業していないレストランなのです。私の胃と営業時間のタイミングが合わない。合ったとしても、最近はUBER EATSなど配達サービスにも精を出しているらしく、入店して注文した所でなかなか料理が出てこないのです。配達を優先してるな!と思うとむかっとしてしまう事もあったので、不信感を抱きつつレストランへ行きました。

 

テラス席が増えていましたが満席ではなりませんでした。近隣のおしゃれなバーやレストランは銀行員であろう人々でにぎわっていました。目的の中華レストランは店内も特に混むこともなく。

 

まあ、注文した所ですぐに料理は出てこないだろう、と思っていたのに今回はさくさく運ばれてきて驚きました。まあ、どっちでもいいや、とあまり期待しないと上手く進むというのは珍しいことではないですよね。

 

実は料理を待っている間に店長さんみたいな人とウェイトレスさんが明らかに喧嘩をしていて、中国語だったので何があったのか理解はできなかったのですが、一瞬ちょっと緊迫感を感じてしまいました。それで、なぜか料理は大丈夫だろうか?とよく分からない心配を。メイヨー!と店長らしき人が連呼していたので、メイヨーって何だろう...?と思ってたのですが、今調べたら『無い』と言う意味らしいです。

 

あるべきものが無くて怒ってたのですかね。。。

 

お料理は美味しく。いつも食べるものと同じものを注文して。今回は上海小籠包は頼みませんでしたが、胃の働きっぷりには良い感じでした。

 

ウェイトレスさんの優しい微笑みに癒され。同じアジア人の人の笑顔と優しさに久しぶりに触れて、親近感が湧きました。

 

天気は悪いままでしたが、そのままトラムに乗って、電車に乗って、バスに乗って家へ直帰。遅延などなく、フラストレーションがたまる事なく帰れるとはありがたい。

 

バスの運転手さんに、中学生くらいの男の子が発車前からスマホを触りながらずっと話続けていたので、あれはなんだ、パパと息子か?と言いながらバスに乗っていたら、前の席に座っていたお兄さんが振り向いて、運転手さんの息子なんですよ、と教えてくれました。

 

お父さんの仕事中にあそこまで夢中になって話しかける中学生男子がいるものなのね...と。まだ反抗期が始まっていないのか?など、放っといてやれよ、と。

 

最寄のバスで降りてからは、近くの閉店したカフェを見ながら、人気があったのに残念だね、と。

残念過ぎるけど去年一回行けただけでも良かったよ、と励まし合いながら家へ帰りました。

 

以上、スイスの日常、平日の仕事の後の話でした。

スイスらしさが感じられないって?

 

車窓からは緑の芝生の上に牛が沢山いるのが見えました。

電車のバスの遅延がほとんどないのはスイス流。

 

その他、見えないところにスイス流がちりばめられています(無理やり

 

では~ 

またブログにお越し頂けると嬉しいです。

 

アデー♡

  

何故そうなる?と思う時

Today You Were Far Away

 

海外ドラマや、洋画で薬の類を洗面所の棚に入れているのを見たことがありますか?

アメリカの映画などで棚を開けると、オレンジのピルケースがあり、そこから慌てて薬を取り出して飲むシーンなど、見たことがある方は結構いらっしゃると思います。

 

うっすらですけど、なんで薬類を洗面所の棚に入れておくんだ、と思っていました。

日本で暮らしていると、お薬箱が別にあって、そこに薬類は入れておく、というイメージでした。

 

なので、なぜ薬と関係なさそうな洗面所の棚?、と。

ま、気になりますけど異国文化なので、まあ追及しても仕方がないとは思っていました。

 

もう随分前の事になりますが、私からすると外国人(欧州人)である夫と暮らし始めた時に、あの海外ドラマで見たような薬類を洗面所の棚に入れる、という行為を目の当たりにして、何なの、この人は外国人ぶってるの?!と一瞬思ってしまったものです。

 

未だに、鎮痛剤などを分けてくれとお願いすると洗面所に行って棚を開ける夫の姿を見ては、不思議に感じます。身近な人なのに急にどこか遠くの人のような。

しつこいようですが、私にとっては薬を洗面所の棚に入れる、というのはどうにもこうにも海外ドラマを見てるような気持ちになってしまうのです。

 

あと、小包がなどが届いてたらカッターナイフで開ければいいのに、キッチンにある小さい果物ナイフを出して、それで開けようとする姿を見る度に、何なの、この人は外国人ぶってるの?!と思ってしまいます。カッターナイフで開けたらいいじゃないのさ、と。

でもこれが一般的なのかは知りません。もしかしたらただの彼の癖なだけかもしれませんが、食事というか食べ物に使うもので小包を開けようだなんて!と。

 

最後にもうひとつ。パン屋さんで買ってきたパンを切って、なぜかパンが入っていた紙袋の上に乗せることがたまにあり、何でこんな外国人みたいなことをするの?!と思ってしまいます。

 

いや、私からしたら外国人なんで、外国人で合ってるんですけど...

これは衛生観念がどうのこうの、以前に発想が日本的ではない気がするんですけど、どうなのでしょうか。買ってきたもののパッケージの上に食べ物を乗せる?

うーん... い、いやだわ。。

 

以上、未だに腑に落ちないことでした。

 

では~

 

またブログにお越しいただけると嬉しいです。

 

アデー♡

 

 

 

 

再び:海外移住について考える

 

Migrants

数年前に以下の投稿で海外移住について書いたのですが、最近また薄っすら海外移住というワードをネットで見る度に『いま私は誰かが海外移住をしたい、と言えば勧めるのだろうか。』と考えていました。

 

海外移住と言っても、行先も立場も多様過ぎて一概に何かをさらっと断言することなど出来ないのですが、もし、誰かが海外移住をしたい、と言えば『いいね!新しいことが始まるね!』と答えるとは思います。

 

何かしたい、と思っている人を引き留めるような事はあまりしたくないので、出来れば背中を押したい。なので、いいね!やろうやろう!とけしかける気はします。

 

でも日本も海外も当たり前かもしれませんが、どちらにも長所も短所もあって、どちらかが絶対にベストというよりは、日本のあそこは良かったけど、ここにはない...とか日本のあれは生きづらかったけど、ここでは伸び伸び出来る...などの思いが幾重にも積み重なっていく日々、だと個人的には思います。感じ方は人それぞれなのでそうじゃない人もいます。

 

そして、過去に海外移住した時に自分にとっては好きだったことが、年と共に嫌な習慣になる事はあります。逆に最初に嫌だったことが、年と共に逆にありがたい、という事も。だからネットで海外移住のメリット、デメリット、などを見ると確かにそういう風に捉えらえるかもしれないけれど、自分も変わるし、時代も変わるし、情勢も変わるので、今ベストなことが今後そうだとも限りません。今ベストを提供してくれる場が数年後には別の場所になっていることもあると思います。

 

例えば、海外移住した時に好きだったのは人の家にお呼ばれして一緒にご飯を食べたりプチパーティしたり、ちょっとワイワイするような事。最初は海外暮らしの真新しさがあって外国語を話せる自分が輝いていて楽しかったんだと思います。でも今では、この暮らしが日常になってしまったのと、以前のように純粋には楽しめないので、場所によりますが少々このパーティ文化がめんどくさい、とも思うようになりました。

 

逆に嫌だったことは、そういうパーティなどで軽く議論の場などができて、外国語に自信がなく人の話を打ち負かすように感じる行為をしないといけない事でした。今思うと打ち負かすような事は誰もしてなかったのですが、私にはキツイ場に見えました。今となってはその暮らしに慣れたので、むしろ人の話や意見を聞いてお互いの意見を言い合って、そういうのもあるのね、と新しい見方を得たり、相手にも新しい見解を知ってもらったり、と知的好奇心が広げられる場にいられる事はありがたい、と思うようになりました。

 

でも最初からどうしても嫌で、未だに好きになれないこともあります。

カップル文化です。カップル同士で何か一緒にしあう、というもの。人間相性がありますので、合わないと思ってる人が友達の恋人だから、といつも登場されると正直辛いです。日本社会であれば、そこは個人で会える文化なので、合わなければもう合わない、とか距離を取るという選択肢がありますが、それができないこのカップル文化は好きじゃないです。良い部分ももちろんありますが、無くなってしまって多いに結構!という気持ちです…

 

最初に暮らしたドイツの街ではのびのびしていましたが、スイス移住前に住んでいた街はどうにもこうにも合わなくて、早くここから出ていきたい、と毎日思っていました。

それでも滞在許可証の関係ですぐに動けず、でも日本に帰ろうというアイデアも出ない時期でした。それで逃げるようにしてスイスに移住してきて、今は今の街で楽しく快適に暮らしています。

 

 

国別の移住先のランキング、など見ると国の規模によっては主要都市がいくつもある場合があって、当然のことながら国単位で考えられないとは思います。ドイツ国内で私の好きな街に住んでる時は幸せだったけど、そうじゃない時は苦しかったので。逆に私の好きな街を大嫌いな友人もいました。私にとっては何て事の無い、ある別の街が大好きとの事でした。これはもう、好き嫌い、合う、合わないの問題ですね。

 

なので、海外移住、いいね!と背中を押しつつも、もし合わない街に住むことになって私のようになかなか動けない、などあったら可哀想だな...と思うので、一応念のために、そういう事もあるので、そうなったら引っ越せるようにしておく、とか引っ越せなくても自分の気持ちときちんと折り合いをつけれるように他に喜びを見出す方法などがあった方が良いですよ、とはアドバイスする気はします。

ただ、私にとって不快だったことがその人にとってそうだとは限らないし、しんどい経験の中から学ぶ事があって、結果本人にとってはあの経験があった方が良かった、という事もあるので、どの道を選んで、どのように生きていくかに正解はないと思います。

 

さいきん、また少し海外移住の話が出てきて、数年前の投稿を見るとめんどくさがって嫌がっているのですが(以下↓)、今は何故か前向きに考え始めています。 

 

今の生活に満足しています。かなり満足しています。チューリッヒ州での暮らしは自分に合っていると思います。ドイツからスイスへ移住してすぐの頃は言葉や文化の違いに戸惑う事も多かったですが、日本からドイツへ移住に比べると振れ幅も大きくなく、移住の慣れの経験が生かせたのか数年で落ち着いてはきました。この充足感がなくなるかもしれないのに、また別の国に住む事に興味が湧いてしまう。

 

何故だろう。。。と考えましたが、新しいものに出会いたい、今まで知らなかった自分の感覚を知りたい、もっと世の中がどう機能しているかを別の視点から見てみたい、と思っているようです。世界には自分の知らない事がありすぎるので、見れて触れられるチャンスがあるならそのチャンスを生かしたい。

 

海外生活でしんどい事も不便な事も沢山経験してきたし、本当に最初の頃は辛くてよく泣いていた気がします。でもその度に何とか起き上がって色んな人の助けを得て、自分は何もないと思っていたけど意外とやっていけるものだな、と思ったり、ただそこにいるだけの何もない私に好意を抱いてくれる人々が現れたり、自分の好きなもの嫌いなものがはっきり分かったり、と自分の事が段々分かるようになる感覚が好きなのだと思います。同時に自分の持っているもの、能力とか長所であり短所であるところ、どうしても変えられない部分を知る事ができるし、人の優しさにも触れられる。人の泥臭さも見せつけられる。自分の泥臭さも見ちゃいますけど...

 

日本からドイツに移住する手前も、今と同じように生活にかなり満足していました。家族や友人も沢山近くにいて、良い条件のお仕事をさせてもらって、自由な時間もお金もあって、好きに生きて。だからそれを辞めてドイツに行く、と言ったらもう二度とこんな良い条件で生きてはいけないよ、などとも言われました。

 

その心配も少しはしましたが、そんなの先を見てみないと分からないし、じゃあ私が先駆者になればいいだけなのでは?の心意気でした。実際、今の生活は当時の生活よりもっと充足感があります。だから先に何が起こるかは本当に分からない。私ひとりで決めれることじゃないし、時代の流れもあると思います。

 

この当時のような展開になるかどうかも分からないのに、また新しい環境に行けるなら行ってみたいな、と少し思っています。でももしそれが叶わなくても、今の状況から自分の喜びを増幅させる方法はいくらでも知っています。そしてその方法を知ったのも今までの海外生活で得たものです。移住の辛さで得た、どん底からの起き上がり方法はいくらでもある笑 とその辛さに対しての対処法は心得ました。なのでまた海外移住して辛くても大丈夫、というだけ。そしてこの海外生活の間にいくつか保険を作る知恵もついたので、転んでもただでは起きぬ精神は身に着きました。

 

こうやって知恵も付けたので、今から海外移住と言っても今の生活水準を下げるところにはむやみに飛び込む事はありません。トータルで見た、今の水準と同じかそれ以上のところ。

 

今まで住んだ四都市が世界の移住おススメや、外国人の移住にぴったり、や駐在員に最適、ランキングの10位内に入っています。最低2年半住みました。今の話の出ている街もランキングに入っています。

 

三都市の事は好きだったけど、一都市の事はどうしても好きになれなかったので、いくらランキングに載ってるからと言っても相性が悪ければ住めば都にはならないんだろうな、という心構えもあります。でも水準は大体どこも一緒、ここがポイントです。

でもこれは、私にとって大事なポイントなだけであって、他の人はもちろん別の事を重視しても良いし、けっきょく自分にとって一番無理のない方法を選ぶのが自然なのではないかな、と思います。

 

海外移住、しんどい事もありますが物は考えようなので、今の時代は滞在許可証さえとれたら一般人でも海外暮らしは出来るので、恵まれた時代だと思ってチャレンジする手はあると思います。選択できる立場にあるというのはそれだけで恵まれた事。

 

ではこの辺で。ただの私見なので、軽く読んでいただけたらと思います。

 

またブログにお越しいただけると嬉しいです。

 

アデー♡

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暑い日と木靴

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最近暑かったので家からあまり出ないようにして、ブラインドはほとんど下げて室内を真っ暗にしていました。エアコンがないので、暑くなったらとにかく熱を室内に入れこまない作戦。湿気がないので熱を遮断して暗くしてしまえばまだ何とかなるレベルです。もっと暑くなってきたら倉庫から扇風機を出してくると思いますが、まだ何とかなりそうな。

 

それでもスーパーに買い出しにはいかないといけないので、夕方の日の照りがまだ昼間よりはマシかな、という時間に家から出る事にしました。

 

ゴミ出しに行くときや、洗濯室に行くときなど用にサンダルっぽい木靴を履いています。スーパーにもこれで行ってみる事にしました。木靴なので重く、しっかり足を上げないと床にこすれやすいです。

 

買い出しに行った日は暑いだけじゃなくて湿気も多くて、そんな日に木靴で外に出るとしゃきっと歩けもせず、結局何度も木靴を床にこすってしまいました。するとカランコロン、というどこかで聞いた事のあるような、涼し気な音が聞こえてきました。

 

あら、心地いい、と思いつつ何度かカランコロン。あ!下駄の音だ、と気づきました。夏祭り用に浴衣を着て、下駄をはいた時の事を思い出しました。

浴衣なので大きく足を開いて歩けず、下駄の音がカランコロン。これが暑くて湿気の多い日に木靴でタラタラ歩く自分の姿と重なりました。

 

ほほう、スイスに居ながらにして日本の夏の風物詩体験ができるということね、と気づきました。スーパーに買い出しに行くには重くて不便な木靴です。でも可愛くって、足元を見る度にグフフとほくそ笑んでしまうのでやめられません。でも重いのでなかなか歩みが進まない。これで走る事など不可能でしょう。今、もしゾンビに追いかけられても逃げられないな、と思いつつ...いや、この木靴を武器に反撃はできるかもしれない、と考え... 

 

走る事が出来ない靴か...空港内でははけないな、と空港で猛ダッシュしたことを何度か思い出しました。空港をよく利用する人にとっては、もしかしたら一度は経験したことがあるかもしれないと思うのですが、乗り換えが必要な時に発着便に遅延があって猛ダッシュするしかない、みたいな経験ありませんか?

 

...私はあります。死にそうになりました。。でもあと40人位別の乗客も猛ダッシュ。大の大人が猛ダッシュ。スーツケース持ってる人とかリュックサックが肩からずれても猛ダッシュ、でもうむちゃくちゃ。。

 

ああいうシーンを思い出す度に、空港に行くにはヒールではいけない…絶対に底のぺたんこのスニーカー、、と思います。ここ数年はああいう遅延トラブルも少なくなってたんですが、思い出すと同じ経験が恐ろしくて、屈伸運動でもして猛ダッシュに備えたくなります。(本気)

 

ところで、話は木靴に戻りますが暑い日に木靴をはいてゴミを出しに行きました。

家から階段を降りてアパート出口からほんの数メートルのところにあるごみ捨て場なのですが、そこに行くのすらも木靴が可愛くてグフグフほくそ笑んでしまいました。スキップしたくもなりましたが、危険なので不可。

 

大方の予想はついていたのですが、生ごみを捨てようとしたらハエがコンテナの周りをぶんぶん飛んでいました。意を決して生ごみコンテナを開けて、ゴミを中に瞬時に入れて瞬時に蓋を閉める。恐ろしいほどのハエの大群がコンテナから出てきました。

生ごみコンテナ横の普通ゴミのコンテナの周りもぶーんぶんしていました。

 

ぎゃあーー!!と思いつつも、心が思ったより落ち着いていた事に驚きました。

何故かと言うと、ハエが沢山飛んでいた、と言えども近所や出先で見る牛たちにたかっているハエの大群に比べたら微々たるものだったからです。いつも牛を見る度に顔周り、特に目の周りにあんなにたかられて...不憫だわ、と思っていたのでハエの大群を見る経験値が上がっていたようです。

 

ま、それでも日常的には触れたくないですけど、絶対。

ドイツでもスイスでも私の暮らした所ではゴキブリはいないのですが、夏はハエがいます。ハエとの闘い。あとは蜂ですね、自然と共存してるのだから当たり前なのでしょうけども、虫に対してなぜこんなにも触れたくない感を感じるのか。。

 

久々に食欲もなくなり、普段からダラダラしているのにもっと溶けたように過ごしていました。夜になって暗くなったら雷が何度も光るのが見えたのでベランダに出てみていました。近くの木々と家々が暗い影になって、でも空は薄っすら明るい紺色。そこに真っ白の光が何度も何度もやってきました。時々ゴゴーっと轟音を出していましたが、どこかに落ちた気配はなく。

 

でも一度、激しく光って目の前が真っ白になったので、これは目がやられるかもしれない、まずいと思って家の中に入って窓越しに雷を見ていました。部屋の中の電気も全部消して真っ暗の中、雷をぼーっと見ると、ああ何て自分はちっぽけなんだろう、と自然の力強さを感じて。

 

でもやっぱり、目には良く無さそうだったので見るのは止めました。

夫と今まで経験した雷体験談を話し合い、雷の出来る仕組みを教えてもらって、空から地面へ、という説明を聞いてる時に地球の大きさを想像してみて、ああ地球はなんて大きいんだろう、と。

 

目がやられたら困る、と自分で対処できたり安全な家の中から自然の力強さを見て恐怖を感じながらでも安心していられる、というのは不思議な体験です。

 

台風の日に外を見ながら、不安になって、でもここは大丈夫、と思えるのに近いような気がします。大丈夫じゃない場合もあるから自然災害は怖いのですが、大丈夫なうちに傍観している時の気持ちは何故か恐怖よりほっとする気持ちの方が強いです。

これは普通のことなのでしょうかね?

 

以上、ある暑い日の話でした。

まだ夏は始まったばかりなので、これから別の暑い日の話が出てきそうです。

 

では~。

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アデー♡

 

 

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また増えたトラウマ案件

SBB Giruno by Stadler

 

旅に出る度にトラウマ案件を増やしてきてるのですが、また新たなトラウマを増やしてしまいました。

過去の無理すぎた話にご興味のある方は以下のリンク先をご覧ください。↓ 

  

 

春の暖かい時期に東スイスをサイクリングツアーで見て周ることにしました。

サイクリングと言っても、電動自転車でするものなので結構気楽なものです。

 

ツアーの最初は家から出て、ではなくて東スイスまで電車で行って、そこからスタートでした。

事前に電車に自転車を乗せられる車両を探して、当日は自転車を乗せてまずは最初の目的地のSchaffhausenという所へ向かう事にしました。ドイツ国境手前の終点駅で、ここで自転車を降ろしてボーデン湖近く辺りをサイクリング、という計画でした。

 

電車は古い車体だったので、自転車で乗り入れられると言えども段差のある入り口でした。なので運んで持ち上げて車内に入れなければいけませんでした。新しい車体であれば、段差がないのでそのまま手で押して車内に入れられます。

 

普通の自転車でも簡単にはいかないのに、今回は電動自転車だったのでバッテリーがついてて重いし、とても一人では持ち上げられないので夫が先に前部分を持って持ち上げて車内に入り、後ろを私が持ち上げて車内に入る、という方法を取りました。

 

乗り入れ時は発車時刻までまだ時間があるのに、自動ドアが何度も閉まろうとするので、その度に開ボタンを押して開けて、何とか二台を車内に運び入れました。

 

自転車がとめられるエリアに他の自転車はなく、私達の自転車を快適に固定位置に固定できました。いいお天気で順調な滑り出し、と思っていましたが色んな駅からどんどん人が乗ってきて、若者が騒ぎだし、年配のグループも騒ぎ出し、全席が埋まってしまいました。

 

実は人混みが苦手なので電車の全席が埋まってしまう電車にほとんど乗ることがありません。通勤時も、混む電車が嫌だからとかなり早めに起きて早めの電車に乗る位です。そもそも田舎に向かって走る電車なので都会向きほど混んではないのですが、それでも4人席を一人で座れる位じゃないと落ち着かないので。

 

こんな風なのびのび電車ライフを普段送っていたので、人がいっぱいで、しかも大騒ぎするグループが何組も居て、久しぶりにビックリしてしまいました。そわそわしているうちに数グループは降りていき、静かになりました。でも別の駅でまた人が乗ってきて、ほぼ満席に。

 

もうそろそろ終点駅だ、と思ったので自転車の固定位置まで行ってみると他のサイクリストが二人いて、私達の自転車の前にとめていました。サイクリング仲間だ、と思ったので少し喋って。終点駅に着いてからは先に乗客全員が降りてから、サイクリング仲間の二人が降りて、最後に私達の自転車を降ろすことになりました。

 

重いし段差があるので、二人で協力して降ろすしかないので、自転車を固定位置から外して車内から降ろしやすいように後ろに下がった時点で扉が閉まり始めてしまいました。驚いて開ボタンを押そうとしましたが、後ろに下がった状態だったので届かず、夫も固定位置にいたので届かず...出口扉の真ん中にスロープがあるのでスロープの間をぬって降ろさないといけないので、自転車と一緒だと身動きが余計にとりにくくなっています。まずは一台目を降ろさないと、二台目を固定位置から移動できないという状態でした。

 

閉まった扉はどうなったか?開ボタンを連打しても開きませんでした。

まさか...と思っているうちに電車はどんどん車庫に向かって走っていきました...

ぎゃん!!さ、い、あ、く... どうする?と思いながら二人で暗い顔。。

 

はぁ...とため息をついたあと、SOSボタンを押して事情を説明しにいこう、と別の車両へ行きました。すると掃除をしていた男性を発見。私の顔を見て驚いていました。

そりゃそうだろう、誰もいないはずの車内に人が... 自転車を降ろそうとしているうちに扉が閉まっちゃって、おまけに車庫に向かって走ってしまってるんですけど...と説明したら『あちゃー... この車両はそんなすぐに駅に戻れないですよ。。』と。

 

終わった...どうしよう、車庫の暗闇の中で過ごさないといけなくなったら...と

思いつつ、掃除の人だけに事情説明しても解決にはならないのでSOSボタンを押しました。しばらくしてから、向こう側からどうしましたか、と声が聞こえてきたと同時に車内点検をしていた車掌さんらしき人がやってきました。この人も私の顔を見て驚いていました。。。

 

事情を説明したら、『自転車を降ろすには十分な時間があったはずだ。』と言うので『乗客が全員降りた後に、別の自転車が二台降りるのを待ってから私達の自転車を降ろそうとしたので、普通の乗客だけなら十分時間かあったかもしれませんが、急いだけど間に合いませんでした。』と困りながら反論。でも眉毛を下げてヘルプミーという表情。

 

車掌さんは引き続き全部の車内を見ないといけないので、そのまま車両を歩いていって、夫と出くわしたようで夫も同じ事を説明していました。急いで自転車を降ろそうとしたけど間に合わなかったんです、申し訳ないですがプラットホームまで戻ってくれませんか、と言っていました。

 

車掌さんは怒っているようでしたが、15分ほど待ったら駅まで戻ってくれました。

そこで急いで自転車を降ろして、車掌さんにお礼を言って。

 

電車は1等車が1両、二等車が1両、エンジンが1両、と3両だけの短めのものだったので駅に戻ってきやすかったのかもしれません。ミラノ行の電車なんて10両以上あると思うので、それを駅に戻ってくれという勇気はないです…いえ、言いますけど気が重い。

 

短めの電車だったからこそ、扉が閉まるのも早かったのかもしれませんが。。

 

電車が車庫に入っていく瞬間の軽い絶望感を思い出すとトラウマです。

これ、二時間くらい電車の中で待つのもありえるなぁ、と思ったり、一人だけ自転車を先に降ろしてもう一人だけ車内に残される、という展開よりマシと言えばマシ...と色んな思いが巡ってきました。

 

しかし、なぜ今回に限って...いつもだったらそんなに早く自転車の固定位置に行って降りる準備もそんなに急いでしないんです。何となく大丈夫だろう、と思っていたので。

でも今回は何となく、早めに降ろす準備をした方がよさそう、と思って備えたら憂う事になってしまった...という。悲しい...

備えあれば憂い無し、ということわざは私にはあまり効かない気が。。日本に行くと効くんですけど、こちらの生活で備えすぎると嫌な展開が起きやすい気が...文化の違い?(え、関係ないって?)

 

未だに思い出して考えるんです、私たちが降りるのが遅かったのか...?

いや、どう考えてもきびきびしていた方だし、満席の乗客の下車+先の自転車二台を待ってたらあれくらいになるよね!?と逆キレ?ぷんすか!!ぷん!すかすか!!!うぉーー!! 深呼吸...落ち着け...。となりました。

 

で、帰りもこれまた古い車体で、一応ほぼ全車両に自転車乗り入れが可能、と表示されているのですが一つ扉の小さな入り口に段差があり、一人では持ち上げられない、入って見ると上からぶら下げるタイプの自転車収納。普通の自転車でも私にはキツイですが、電動自転車をぶら下げる為に持ち上げるのも相当きつかったです。。

画像引用元:Schweiz – Radreise-Wiki

 

サイクリングツアーは二泊三日でやりましたが、見たことのない風景を見れてそれはそれは美しく、楽しく...でもまた同じ事をしないといけないと思うと、あまり気が乗りません。

 

新しい電車の車体には自転車が乗り入れやすいので、それならまたサイクリングツアーをしたいな、と思えるのですが古い車体に当たることを考えると車庫に向かって走ってる電車に乗っている時のトラウマが蘇ってきてしまいます。。

 

電車の中に自転車を乗り入れられるのはありがたい事なのですが、いつも自転車置き場が空いている訳でもなく、結構混んでいる時も多いです。

こちらの記事でも読んだのですが、やはり自転車乗り入れ数がこれからもどんどん増えていくだろう、との事です。

 

スポーツ好きの多い国、サイクリストも多い国、スイスですので当たり前といえば当たり前な流れなのでしょうね。

 

軽いトラウマ案件を生み出してしまいましたが、実は電車内のSOSボタン、前から押してみたいな...と薄っすら思っていたので願ったり叶ったり、という展開とも。

 

あの...実はもう一個気になっていることがあるんですけど...電車の窓ガラスの近くに非常用ハンマーが固定されてるんですけど、小さいんです。もち運びしやすそうな。そのハンマーで本当に窓ガラスが非常時に割れるのかな、本当に?と気になっています。

 

でもこれを気になってる、程度に思っておかないと...あれで窓ガラス割ってみたいな~と思ってるとそういう状況になってしまったりするので、気を付けないと、と思ってるんですが気になってしまって。いや...ちょっと想像してみたらどんな風に割れてどんな風に破片が飛び散るか位は分かりますね、はい、もうこれで満足しておきます。忘れよう。

 

以上、トラウマ案件が増えた話でした。

 

スイス鉄道の古い車体から下車するときは扉が閉まらないように、気を付けた方がいいかもしれません。

(未だ根に持っている…)

 

またブログを見に来ていただけると嬉しいです。

 

では~

アデー♡

 

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