スイスすごろく++スタートはドイツ++

計らずもドイツからスイス(ドイツ語圏)へ移住 両国の生活を比べつつサバイバル方法/学習記録をメモしていきたいと思います。

石を売る少年達に会った後に悩むなど

https://www.instagram.com/p/B3kI7JfFZug/

 

週末、森を散歩して家に帰ろうとしていたところ、森を出てすぐの所で7,8歳位の可愛い少年に呼び止められました。「石が要りませんか?デコレーション用ですよ。」とダンボールか何かの上に乗せた近所で集めたであろう石を見せられました。その男の子の友達の男の子も石の前に居て、「石を買ってください。」と言うのです。

 

あいにく手元にはクレジットカードしかなくて、夫もちょっと散歩に出るだけだからとアップルウォッチみたいな?ものに入ってる支払い機能しかありませんでした。

 

うーん、石はいくらなんですか?と聞いたらひとつ1フラン、と言うので高いな!と言いつつ、でも本当にごめんね、今手元に現金がないから買えないの。。綺麗な石だと思うけど他を当たってね、と言ってその場を去りました。

 

その後、一人で黙々と考え…もし現金を持っていたら本当に買ったのだろうか?と。

そしてああいうのは子供だけでやっていいことなのか、大人が払ってしまってもいいのだろうか?と過ぎ去ってから妙に悩みました。

 

日本の感覚なら知らない人からお金を貰うなんて、子供がしてはいけない事だと思うのです。ただ、ドイツでも思っていたけど、どうもお金に関する姿勢が違う。チップ文化もあるし、街にいる物乞いにお金を渡す人も結構います。だから日本の感覚で考えないほうがいいのか?と思いつつ、相手は子供だしなぁ…と。

 

ドイツに居た頃、玄関前に庭がある家やガレージが結構大きな家の前で子供達がピクニックシートを広げて要らなくなったおもちゃや手作りのブレスレットを売っているのを見た事があります。あれは家の前でやってるから親公認だろうし、ブレスレットを売っていた所では実際に買ったのですが、買うとなったら親御さんがちゃんとお家から出てきて親御さんにお金を渡しました。あまりにも小さい子が売ってたからだとは思うのですが。

 

そういう親や保護者公認で、何かの物を買うためにお金を渡すのは子供相手でも別に大丈夫だと思うのですが、今回は恐らく保護者は知らないだろうしその辺で拾ってきた石だけだったしな…と。でも大人からするとただの石に見えても、赤い石と白い石を集めてた様にも見えたし彼らなりの発見の成果だとすると、それを良いなと思って買うというのはありなのかな、とふつふつと一人考えていました。

 

気になったので、夫にああいう時に保護者がいないのに勝手にお金を渡してしまうのはどうなの?こっちの文化ではありなの?と聞いたら、何か良い事をしてあげたいという気持ちで必要ないものでも買うという考えもあるからなぁ、よくやったね!と褒めるように。でも僕は保護者がどう思ってるかは分からないけど、と言っていました。

 

確かにそういうのあるな、と思います。子供に子供ゆえの訓練的な我慢や辛抱をさせる、というのはほとんど見ないしプレゼントを渡す時、褒める時は盛大にやるし、ダメな事をしたらめっちゃ怒られてますが…もしその褒める系に含まれるならありなのだろうか、、と一人悩んだのでした。

 

我ながら平和な悩みだわ。

しかし石をデコレーション用ってなかなか可愛い発想ですね。

---------------------

お!この記事役にたった!+ポチっとしても良いかな、という方は以下のバナーをポチっとしてもらえるととっても嬉しいです。


にほんブログ村 
海外生活ブログへ
にほんブログ村 にほんブログ村 海外生活ブログ ドイツ情報へ
にほんブログ村 にほんブログ村 海外生活ブログ スイス情報へ
にほんブログ村

 

地震シュミレーター体験

https://www.instagram.com/p/B2rNqhTIlkq/

チューリッヒ市内にFocusTerraという地球について学べる博物館があります。

チューリッヒ工科大学の地球科学と関係のある施設のようです。)

 

ここで時々、無料の展示解説があるので何度か行っています。主な展示内容は地球に関すること。最初に行った時はスイスの山がどのように形成されたかを聞き、次に行ったときは石油について聞きました。解説のない日もあり、そういう時はただ展示物が見たくて何度か行っています。(入場無料!)

 

この展示解説は一時間だけなのですが、この解説のあとに地震シュミレーター体験も催されています。

地震大国から来た身としてはそんなシュミレーターを体験しなくて別にいいし…と思っていたのですが同行者が体験してみたいというので渋々参加しました。

 

まずはプロジェクターの置いてあるセミナー室に入り、チューリッヒ工科大学の地球科学を専攻中の学生さんの解説を聞きます。この学生さんの格好いいところは、スイスドイツ語か標準(高地)ドイツ語か英語、どの言語が良いか聞いてくれ、私が標準(高地)ドイツ語でお願いします、と言えばスイスドイツ語からささっと標準(高地
)ドイツ語に切り替えてくれ、私の後ろに座る人が英語でお願いします、と言えばささっと英語で説明し、他の学生さんを呼んでドイツ語と英語のグループに分けよう、と提案できちゃうところ。格好いいですね\(^o^)/ スイスドイツ語に苦しむ身には格好いい笑

 

その後、
プロジェクターで写し出されたいくつかの地震映像を見せられました。

その少し手前で心臓がドキドキしてきて、慌てて両手を合わせて揉み手をしながら、あ…ダメかもしれない。見れないかもしれない… と。日本出身者には誰でも何かしら地震に関する記憶があると思います。もちろん悲しい思い出も。。

 

阪神大震災の映像が流れた時に、泣きそうになってしまって、あ…これが続くならこの部屋から出て行こうと思ったのですが映像はすぐに別の国のものに切り替わり、スイスの地震の伝承的な古い絵や地震発生の仕組み解説に変わったのでほっとして引き続き解説を聞くことができました。

 

この映像、、とめてくれよう…と思っていた時の気持ちは、抑えている思い出したく無いことが出てくる感覚と、私達がこんなにも不安に恐れている地震をまるで娯楽の様に体験したい、と好奇心で思われるのかという憤りの感覚が湧いてきて自分でも驚きました。体験したことがないことを体験してみたい、という気持ちは分かるのに、地震に関しては私情が出て来て憤ってしまった。。

 

プロジェクターでの解説の後には恐らく チューリッヒ工科大学の地下室?に入り二畳ほどの地震体験部屋に入りました。椅子がいくつかあり、壁に備え付けられた小さな棚があったような気がします。

 

震度の強さは日本の日常で味わうような小さな震度のものからかなり大きなものまで。

参加者はおどろいていましたが、実際の生活ではもっと家具があるし、火を使っている時もあるし、もちろん予告なく不意にやって来ていつまで続くかも分からない、自分が無事でも自分の大切な人の安否を心配しないといけない、この部分の要素が大きすぎてシュミレーターでただ揺れを体験するだけじゃ私達の不安なんて分からないだろう、と何故かまた一人で怒ってしまいました。そして若干シラケタ目で他の参加者をみる私… 参加者はただ揺れを体験してみたいだけだというのに厳しい自分の見方にも驚きました。

 

シュミレーター体験のあとは、私が一番気になっていた地球科学専攻の学生さんの就職先があるのかという質問をぶつけ、地質調査や石油採掘、最近では環境に優しいものを提供したいという企業も多いので地球の事を知っていると重宝される時代かもしれません、と言っていました。ただ環境をいじる、地球をいじる、みたいな事がイヤになり倫理的な理由で転職しがちでもあるかもしれませんね…とも言っていました(;´д`)

 

体験後に、出口の近くで他の参加者のひとと少し話をして日本から来たんですよ、と説明したら映像の地震も経験しましたか?と聞かれたので、そうですね、と言いつつ… 彼いわく、迷信的なものとは言われるけれど不安に思ってる人が集まるとその気持ちが呼び寄せたりするなんていうのも聞くし、日本人が地震を日々不安に思うならそういうのもあるかもしれない?と聞かれたので、あるかもしれないけど私には分からないし、ただ言えることは地震のない国に暮らすのとは日常的に感覚が全然違うし生き方、考え方にも大きな影響を及ぼしてるなと思いますよ、とだけ言っておきました。

 

博物館のリンクをこちらに貼っておくのでご興味のある方はご覧下さい。

 

https://focusterra.ethz.ch/

入場無料でたまの日曜日に面白い展示解説を行っているので、地球に興味のある方

にはお薦めです。私もふらっと現われるのでもし日本人女性らしき人がいたら私かもしれません。。。気軽にお声がけください…ナンチャッテ。 では、また。

---------------------

お!この記事役にたった!+ポチっとしても良いかな、という方は以下のバナーをポチっとしてもらえるととっても嬉しいです。


にほんブログ村 
海外生活ブログへ
にほんブログ村 にほんブログ村 海外生活ブログ ドイツ情報へ
にほんブログ村 にほんブログ村 海外生活ブログ スイス情報へ
にほんブログ村

 

 

https://focusterra.ethz.ch

 

 


大地震 そのときどうする? (防災・防犯シュミレーション 1) [ 国崎信江 ]

ロンドンに恋するのだろうか?

https://www.instagram.com/p/B1brF4BIeiW/

欧州生活約10年以上、長期滞在以前にも欧州には何度か来ていましたがイギリスに行ったことがありませんでした。なのでかの有名なロンドンにも行った事がなかった。

 

それなのに、時々ひとに言われるのです。きっとロンドンを好きになると思うよ、君はパリよりもロンドン派だね、ロンドンの街に馴染みそう。。などなど。

 

 

ふーん、そうなのかぁ、位に思いつつも特にイギリスに行きたいという理由もなかったので行かずにいましたがこの夏急に何故かロンドンに行ってみよう、そろそろイギリスデビューをしないとな、と思ったのです。

 

決めたが良いわ特にやりたいことや見たいものがある訳でもなくオススメしてもらったもの以外は行き当たりばったりで楽しもうと思っていました。

 

しかし旅程が近づくと何故か興奮状態に…学生の頃に好きだった歌手やよく聞いた音楽の出身者はイギリスの人が多い。。さほど珍しい事ではないと思います、イギリス出身のミュージシャンで有名な人は多いので。その人たちの音楽を聞いていた頃の未知なるものに対する淡い思いを思い出してしまったからなのです。

 

そして周りから指摘されていた理由のひとつは、私の好むファッションはイギリスのものが多かった。。というかロンドン発のものが多い…のでロンドンを好きになるよ、と言われていました。また色んな文化や人がごちゃまぜなのが好きだと思われているようで。実際そうなんですが…。

 

行ってみて人に言われた事を確かめるべく、確かに多様な人々がいるようだけども観光客も多いし現地のひとかどうかも分からない。私も観光客なので現地のひとと関わる機会もほぼ無し。どうやって私がロンドンを好きになるか判断したら良いのだろう?と思いつつ地下鉄に乗り、あ!これってチューブと呼ばれるやつでは?どこかで見たことがあるぞ、と思いつつ長く速度の早いエスカレーターに乗って思い出したのはウクライナキエフエスカレーター。地下鉄のホームでふとチェコプラハの地下鉄みたい、と思ったり。

 

どこかで見たものに似てるね、という感覚になってしまいました。もしこれが逆だったらキエフに行って、ロンドンみたい!プラハに行って、ロンドンみたい!となったのだろし非ヨーロッパ人としてもしや来る順番を間違ったのでは?と思ってしまいました。

 

大きな通りを歩いてH&MZARAスターバックスなど今ではどこでも見るような商業施設を見て、世界中の都市には同じお店が並んでいて物珍しくもなくなっているんだろうな、と思い。日本にH&Mがなかった頃を思い出し、昔はどこも同じじゃなかった。それ故に他所に憧れる気持ちが大きかったし他所の価値も高かった(個人的に)。

 

グローバル化という言葉が広まる前に縁があってドイツ、ベルリンに来てしまったからその後の欧州生活に繋がっているけれど、元々別に欧州に夢を持っていた訳ではなくて。初めて訪れた街がベルリンではなくロンドンだったら、ロンドンに魅了されそこに住み続ける事を選んだのかもしれない、と思いました。

 

ベルリンに体して感じた当時の魅力はさほど大きくないのに首都であるところ、古い建物、自然の多さ、何だか物悲しさがあるところ。

ベルリン的な物悲しさはロンドンにはない気がするけれど多くの可能性やアイデアに溢れた街、という意味で魅力は感じそう。

 

行ってみて思ったのは確かにロンドンは魅力的だった。でも心踊らせるには10年遅い。ロンドンが悪いなどと言う理由ではなく、思いっきり夢見るための材料を自分の経験から失ってしまっただけです。私の場合、心を踊らせるものを見つけるとすぐにそこに関わりにいこうとするので街を知りたい、住みたい、一部になりたい、という気持ちが生まれます。そしてそうなるべく楽しい奔走が始まります。

 

だけど、欧州生活10年でその奔走をする為の煩わしいものを見ないようにする、という技量が余分に必要になってしまったようです。

煩わしいものというのは滞在許可証の取得や医療制度への気持ちの切り替え、引っ越しの手間、新しい文化への適応…などなど。

 

一度経験してしまったものは似たようなことが起きるであろう、というのを想像しがちではないですか?

 

これもただの思い込みかもしれないし、煩わしいと思っていても実際は楽しめたりするかもしれないので実際のところは分からないですが…

 

なので目一杯、何かを夢見ることって邪魔が入らず幸せな状況だな、と思うので夢がある人を応援したい気持ちがあります。

現実的じゃなくたって、今もしどこかに移住したいという人がいれば、がんばれ!!何とかなるから諦めないでね、と思っちゃう。

 

ロンドンの話からまた逸脱してしまいました… いまロンドンへ移住する根性はありませんが、もしそうしたくなったら全力で夢見て進めますのでこちらのブログにも記したいと思いますq(^-^q)

 

むちゃくちゃな締め方ですみません。。

皆様良い1日を!

 

アデー❤️

 

---------------------

お!この記事役にたった!+ポチっとしても良いかな、という方は以下のバナーをポチっとしてもらえるととっても嬉しいです。


にほんブログ村 
海外生活ブログへ
にほんブログ村 にほんブログ村 海外生活ブログ ドイツ情報へ
にほんブログ村 にほんブログ村 海外生活ブログ スイス情報へ
にほんブログ村

</p

扉の開け閉めを気にし始めてからウン十年

Orange door, pink house

遡ることウン十年前、15歳の私はアメリカにホームステイをしにいこうと準備をしていました。なんせ初の海外で人様のお家にお邪魔するとなるので失礼のないように、アメリカでのタブーなどを調べていました。

 

見つけたアメリカホームステイの指南書などに、部屋の扉はできれば開けっ放しにした方が良いと書いていました。閉めると強く交流拒否をしているように見える、と。

 

え?扉は開けっ放し?プライベート空間がプライベートではなくなるって事?ちょっと意味が分からない、と思いつつアメリカへ渡り、指南書通りに開けっ放しにしていたところホームステイ先のかわいい三人兄弟(みんな就学前)に気軽に襲撃されるという苦悩がありました。可愛くって可愛くって仕方がないんだけど一人になりたい時は辛い…時々閉めたけどノック攻撃が凄かった。。

 

そして時が経ち、今度はドイツの家でホームステイする事に。扉はどうするんだ?と悩んだのですがそこのお家も開けっ放しでした。ホームシックで辛い時も開けっ放し…閉めると一気に近づくんじゃねえ感が高まる気がしたので。。

 

その後、別のお家で下宿していた時の扉は閉めていました。他の下宿生が閉めていたからなのですが。そこはホームステイというよりも本当に個々人が一軒家に暮らしているだけ、という感じでした。

 

そしてまたその後、下宿ではないですが三人住まいのホームシェアを始めました。どうやら家主は常に扉を開けっ放しのようだったので私も真似して開けっ放し。しかしもう一人の住人は不在が多かったからか閉めきっていました。

 

そしてまた別の街で大人数のホームシェアを始めた時に、人数が多いから閉めるのかな?と思いきや結構ガッツリどの部屋の扉も開けっ放しでした。

ちょろっと開いてる、じゃなくて完全に開ききってる状態です。
閉まっていると何かを隠しているのか他の住人と企んでいるのか、みたいな。。

 

こんな事を気にしながら生きてきたのですがホームシェアもしなくなり、夫と二人で暮らし始めてからも扉はどうなるんだとうっすら気にかけていました。

 

作業部屋にパソコンがあるのでそこでインターネットでも見てくると言われ、扉を閉めて趣味に関するサイトでも見るのかと思いきや、扉は開きっぱなし、集中して何かを読んでいても声はかけて良いようでした。声をかけても良い=中断させても良い、という認識でした。

 

しかし勉強をする時には扉を閉めるようで、集中したいからと閉めていました。

そこで、なるほど、扉を閉める時は勉強など本格的に集中したい時なのかと理解しました。

 

逆に私が勉強したい時に作業部屋の扉を閉めればいいものを、何故か閉められなくなりました。本格的に集中したいので邪魔をされたくはないのに閉めてしまうとあなたに対応する気はないんですよ、と冷たくあしらってしまう気がして。。

 

何なんだ、私の中途半端さは…と思いつつ勉強中はヘッドホンをして話しかけてくるなアピールをしたのですが普通に最近の話など聞かせようとしてくるので、ダメだ…これは伝わってない、と思いしぶしぶ扉を閉めることにしました。

 

先日職場で、ミーティングの為に他の社屋へ行きました。ミーティング後に開いてる部屋を探してラップトップで仕事を続けてたのですが、集中したければ扉を閉められるのに閉められませんでした。扉を閉じてしまえば完全に話しかけるなモード、職場で会議や秘密話以外でそれをやってはいきない気がして。

他の部屋も扉は開けっ放しで仕事をしていたというのもありますが。

 

ここまでつらつら書いてきて何が言いたいのかというと、日本人的感覚で閉めきる扉とこちらの人の感覚で閉めきる扉の基準がどうやら違うようだ、という事です。

アメリカに関してはホームステイの一件でしか判断できないので何とも言えませんが、ドイツ生活においては数々の経験を元に何となく感覚がつかめて来た気はします。

 

よく外国人は日本人に比べて謝らないと聞きますがなぜ謝らないのかというと相手に対して迷惑をかけていない、相手をわずらわせていない、と思っているから謝らないと思っている様に私には見えます。

 

例えば何か作業中の人に声をかけて質問すること、私の日本人的感覚では気を遣います。邪魔してすみません、という気持ですがドイツやスイスに居るとその感覚で話しかけると驚かれます。邪魔なんかしてないんだから堂々と話しかけろ、と。

私が誰かと話しこんでいる時に友人や同僚が平気で割り込んでくるというのもあります。あちらとしては邪魔しているという感覚はない。

 

何かが継続中の時に声をかけたり質問することは邪魔ではない=迷惑ではない=謝る事項ではない、という図式です。

 

なので扉が開いているうちはそれを許している状態。扉が閉まっているのはそれを許さない状態、という感覚なので日本人的感覚だとあまり普段から集中していなくても自分の世界に入ってこられたくないので扉を閉めると思うのですがこれをこちらでやってしまうと全くもって完全に閉鎖した人になってしまう。

 

そしてそれを続けると声も掛からなくなりコネ社会のチャンスを失いがち…などとちょっと大げさに書いてみましたが… もちろん人とその時の状況によります。

 

私も正直何が正しくて何がダメなのかは分かりません。私は趣味以外でも自分の世界にこもってじっくり考え事をしたいので、本当は扉を閉めていたい。日本でなら別に不思議な事ではない。でも私は別の国に来てしまったので別の国の文化にある程度適応しないと自分の生活が送りづらくなる。なので適応すべくこちらの文化の「普通」を探して、そこから自分の譲れるもの譲れないもの、調整できるものを探っています。

 

そうこうしている内に、本当は閉めていたい扉を開けたい気にもなってきました。

これが別の国の文化でぼんやり生きつつも、じわじわと侵食されていく部分です。自分で意識していなくても、こちらの常識が徐々に染み付いてくる。

 

そして海外在住者にありがちな、こちらの感覚を持ったまま一時帰国して日本でちょっと鬱陶しい人になってしまったりして落ち込む、というのを繰り返しています。。

 

まぁこの話もただの私の経験と見解なので人それぞれ別の思いや考えもあるだろうし、完全に扉を閉めっぱなしのシェアハウスや職場もあると思うので、こんな事を考えている人が居るんだな、位に読んでいただければありがたいです。

 

---------------------

お!この記事役にたった!+ポチっとしても良いかな、という方は以下のバナーをポチっとしてもらえるととっても嬉しいです。


にほんブログ村 
海外生活ブログへ
にほんブログ村 にほんブログ村 海外生活ブログ ドイツ情報へ
にほんブログ村 にほんブログ村 海外生活ブログ スイス情報へ
にほんブログ村

 

スイスとドイツの働き方の間で

Between

気が付けばスイスで働き始めて約一年半になります。ブログの最初の方で就職活動中の事も書いていたので、あの時期からもう二年程経っているのかと思うと時間の流れの早さに驚いています。

 

まだ約一年半ですが、スイスで働きながらドイツとの働き方の違いに戸惑う事が何度かあり、この動揺をスイス生活にもっと慣れてしまう前に書き留めておきたくこちらに記す事にしました。

 

この記事だけでなく、私の書く事は私の視点から見た私のただの経験話なので万人に共通する事ではなく、ただの私の見解ですのでご了承下さい。

 

仕事はざっくりと言えば以前からカスタマーサービスが主で、ビジネスの顧客を対象に働いています。ドイツで勤務していた頃、顧客はもちろん大事でしたが当然の事勤務している人間に負担をかけ過ぎるサービスは行いませんでした。勤務中は出来る限りの事はするが定時になれば帰るし、時間があり顧客の為にやってもいいかな、と思える時は少し残って処理したりしていました。ドイツではスイス系と日系企業に勤務していましたが、日系企業に居た頃に日本人の同僚が緊急な対応が必要だという顧客の要望に副い、ヨーロッパ人担当者が退社後にも関わらず連絡をし、後々お叱りを受けていました。

 

ドイツでも勤務時間外も働く人は大勢いますし退社後に完全にプライベート時間に移行するのが当たり前、という訳ではないです。ですがこういった場合、会社に残った人間に判断が任されるのもありますが私の感覚では顧客に担当者の勤務時間外だと説明して明日まで待ってください、というのが最適だと判断していました。

 

顧客も大事だけれど労働者も大事。むしろ労働者の立場に重きを置くのがドイツ流だと私は感じました。なのでお客様は神様です、なんて事はないですし消費者の立場としては問い合わせをしても回答がない、修理をしてもらったら完成度が悪くても一方的な請求書を送ってこられる、質問がありインフォメーションカウンタで待つも担当者が同僚と談笑中で相手にしてもらえない、等は珍しくなく辛い思いもしました。

ですが、労働者側に立ってみると自分を犠牲にする事なく、自分の生活に重きを置いて暮らそうと思えばそれが出来るのです。(もちろん前述した様にいつも理想的な勤務形態ではありません。)

 

話は遡り、日本に居た時に外資系の企業で働いていました。ここでもカスタマーサービス的なものを。しかし外資系という土壌もあり、社内の考え方は顧客なんて待たせてナンボ、残業なんてもっての他、定時になったらさっさと帰りなさい、と。残業する人は心配されるような会社でした。これはこれで特殊な会社だったのだと思いますが、この精神でドイツでカスタマーサービスを始めるとぴったり合って、気がとても楽でした。個人的にはむしろ手を抜いて申し訳ない位の思いだったのに、それでもその働き方でドイツでは顧客から褒められたので驚いたものです。

 

そして、この感覚を持ち合わせたままスイスに来てしまったので大変な事になりました。大変な事、というのは大げさかもしれませんがスイスはドイツほど労働者様様ではなかったのです。スイスは観光大国ですからやはりある程度はやって来る人にとって良いものを提供しよう、という心意気は感じられます。労働者が犠牲になるべき、という考えではないようですが消費者の事もちゃんと考えられている(ドイツと比較すると)。

 

また、ドイツの勤務先で見ていて思ったのは個人個人がマイペースに働いていてある程度は規律が取れているのに、何かおかしな事があっても容認されるか意外と注意される事なく放置される。または上司が注意しても改善される事がなくおかしなままか、その原因の人が結局辞めるか解雇になるという傾向がある。

スイスでは個人個人がマイペースに働いてはいるけれど、平均を逸脱したおかしな事は少なく、そんな事があろうものなら誰かがすぐさま上司に言いに行く。個人の個性も大事だけどある程度の調和は取れるようにできている。

 

ドイツでは正直で居る事が誠実だと考える人も多いし、自分の意見をいつでも主張するのかと思いきや、上司には楯突かない、意外と事なかれ主義という印象はありました。

ドイツでは新しい事をするとリスクが高いと思っている人がいる印象もあったので、職を失い新しくチャレンジする方がリスクと考えるとそうなるのかもしれません。

 

スイス…と言っても約二年住み、約一年半しか勤務していない我が社の事ですが、、

上司に対してもほぼ対等に意見を言いにいきます。淡々と、あまり感情的に見えない(ドイツと比べると)。意見を述べない事はむしろそこに存在していないと扱われるかのような…国民投票がある国なので個々人がしっかり自分の意見を主張する事は当然なのかもしれません。

 

また、スイスの勤務先以外で趣味に打ち込む人を見るとはりきり過ぎて無理なプランなんじゃないか、とかおもてなしがはりきり過ぎていきすぎる、というのを目にする気がします。ドイツでは何だか私もよく分かってないですが自分を潰してしまうような程度まで持っていく事が少ない様に感じます。でもそうしてしまう人も居て、そういう人は燃え尽き症候群とか病欠で会社に来なくなってしまうなどがあるような…

 

実はそのスイスのはりきり方を見ると私には自然な事に思えるし、むしろ日本ならもっとやるだろうからマイルドに思えるのですがドイツの方はたまに引いています…加減が難しいですね。。

 

あと、仕事ができる人が崇められるみたいな事はスイスでもドイツでもないのですが、業務以外のスモールトーク、声かけはどちらも大事な様で多少は必要です。私はドイツでのそういう行いがちょっと大げさに感じて嫌だな、とは思っていたのですがちょっと大げさ位にしないと後々めんどくさくなる事もあるので渋々やっていました。その勢いでスイスで同じ感じで声かけしたら大げさな人だったようで若干引かれました…悲しかったです。とりあえず観察していて気づいたのは、自然な声かけはOK,とにかく丁寧な挨拶とごめんなさい、ありがとうが大事、という事でした。

 

何を当たり前の事を、と思われるかもしれませんが、ドイツではちょっと大げさな声かけが良い、丁寧な挨拶はびっくりされる、ごめんなさいはあまり聞かない、ありがとうは大事、だったので違う文化なのです。

 

ここまで私の見解を書いてきましたがドイツでもドイツ人の友人で残業や時間外勤務、急に上司に呼ばれて週末仕事をしている人もいました。ただ休暇と病欠はしっかりとれてるようでしたが。業界によっては休暇の日程を自由に決められない人もいました。

またスイス人の友人や聞いた話によるといじめがひどい、上司がワンマンなどもあるので私の今ここで書いている事はやはりただの私の経験し考察した小さな世界の話です。

 

スイスと言えども4言語が使われ、言語圏によって文化も違うだろうしスイスの田舎とチューリッヒ州内、チューリッヒ市内では全然違うとスイスの方にも言われるので本当に様々です。私の会社もスイスにあるドイツ企業なのでドイツの影響もかなりあります。

 

他にもスイスでは、人件費の高さ故の労働問題もあると聞きました。気が向いたら少し調べて書いてみたいと思います。

 

以上、スイスとドイツの働き方で未だ悩む私の個人レポートでした。

(しつこくて申し訳ないですが、ただの私の経験話なのでスイスとドイツの全体話だと思わないで下さいね。キャハ≧(´▽`)≦ 

ひまつぶしにどうぞ)

 

---------------------

お!この記事役にたった!+ポチっとしても良いかな、という方は以下のバナーをポチっとしてもらえるととっても嬉しいです。


にほんブログ村 
海外生活ブログへ
にほんブログ村 にほんブログ村 海外生活ブログ ドイツ情報へ
にほんブログ村 にほんブログ村 海外生活ブログ スイス情報へ
にほんブログ村

 

 

今更ふり返るスイスドイツ語コース

https://www.instagram.com/p/Bzl0XztoebM/

 

昨年書いた様に実はスイスドイツ語コースに約四ヶ月間参加していました。修了したのは四月だったのですが、今ふと書きたくなったのでふり返って書いてみたいと思います。

 

毎週1回、夕方からのコースでした。恐らく全16回ほどの授業数で、なんとその内休んだのは2度だけ!信じられません。語学コースに参加して3回に一度はサボる、または最初の数回頑張って参加して後は行かなくなる、完結できないというのが最大の悩みだったのに今回はちゃんと完結できました。

 

なぜならば…やはり楽しかったからでしょうね。先生がとにかく授業が好きだったようでその嬉しさが伝わってきたのと、また参加者も皆良い人ばかりでわきあいあいと一緒に学べ、まさかのそのコースを楽しみにするというおまけすらありました。

 

他の語学コースでサボってしまう一番の理由は、授業を聞いているうちに「これ、別にここのコースに参加しなくても家で繰り返せば覚えるよね?」と思ってしまうからでした。今となっては他の参加者との対話レッスンで新しいアイデアを得たり、皆で取り組みながら学ぶグループレッスンの良さも分かるのですが、どうも他に情報が明確な事をなぜ固定された時間に出向いて効率悪く(昔はそう思ってました)学ぶのだろう?と疑問にさえ思っていました。

 

しかしですね、家で自主学習はスイスドイツ語ではなかなか難しいのです。

教材数と情報数が英語やドイツ語に比べて格段に少ない。しかもやっと手にした教材ですら良い物かどうかは分からないのです。他に競合が居ない分、比較し大幅に改善されることもなく何度か出版されている教材もあります。また、スイスドイツ語の表記方法が統一されている訳ではないので、ある教材ではnüütと明記されていても他の教材では nutと明記されていて、しかもどちらも間違いではない。隣町で発音が違ったりするのでどちらを採用するか、聞き手がどう聞くかによって表記方法が変わるのです。

 

手探りでスイスドイツ語を学ぶ身としては少し表記方法が違うだけでも混乱の元になるので自主学習に限界がありました。なので、頼みの綱のようにコースに参加していたという所もあります。授業では習わなかったのですが職場で同僚がüberchoとよく言うので何だろうと思ってたので先生に意味を質問し、標準ドイツ語ではbekommen(入手する)という意味だと教えてもらったりもできました。

 

前述しましたが先生が授業を愛していたのは何となく雰囲気で伝わってきましたが、そういえば自己紹介の時にもずっとドイツ語の先生をしていてとにかく語学を教える事が好きで、この仕事をできて幸せだと言っていました。普段は標準ドイツ語の先生だけど、こうやって自分の母語のスイスドイツ語の先生をできるのも嬉しいとか何とか言っていました。

 

授業内容は教科書を追うだけではなく、いつも授業の最初に皆で前に出てきて輪になり前回学んだものをゲーム方式で復習しました。床に置かれたカードの上に標準ドイツ語の文章があるので、それを取ってスイスドイツ語で皆の前で読み、訂正箇所があれば教えてもらって復唱する、など。それが質問であれば他の参加者にスイスドイツ語で質問して、相手にもスイスドイツ語で回答してもらう、というもの。

 

このゲームで仕事後の疲れた参加者の目も覚め笑いが起きるのでその後、机に戻っての授業も活気があった様に思います。あとはリスニングでスイスドイツ語の会話を聞いて、5つの質問に答え、皆の前で発表。その会話を他の参加者とペアになり何度もスイスドイツ語で読み上げる、など。

 

普通の語学コースの様に1から新しい事を学んですぐに使ってみる、というものではなく最初にドイツ語の知識があり、それが単純にスイスドイツ語の方言に変わるだけなので覚えることの量が少なく、ヒントも多いのでゲーム感覚でできたのが良かったのかもしれません。例えばin der Nähe(近くに) という表現 の発音は i de Nöch で何となく予想が付いたり、sprechen(話す)という表現はスイスドイツ語ではreden(喋る)になる、など。

 

ドイツ語の基礎知識があればとにかく後は聞く力を養うだけで済むので、全く新しい言語を学ぶ事に比べると格段に楽だとは思います。ただその後、住む地域によって発音や表現がどんどん変わっていくのでせっかく習ってもその通りの事を聞く、というのは標準ドイツ語に比べると少ないとは思います。

 

よく言われるのが、チューリッヒ方言よりもベルン方言の方が難しいのでチューリッヒ方言で暮らせるなんてまだマシな方…との事。そういえばバーゼルチューリッヒ、ドイツから近い地域はドイツ人も多くまたチューリッヒは外国人が多いのでまず標準ドイツ語から学び始める外国人の影響かスイスドイツ語から方言らしさがなくなっていっていると先生が言っていました。そしてその外国人移住者の子供も標準ドイツ語を学び始めるのでそれに合わせて標準ドイツ語が話せる子供も以前よりも増えたのだとか。

なのでチューリッヒ暮らしをしている身としてはかなり楽な方だそうです。

 

非常に楽しいスイスドイツ語コースでしたが、前期を終え後期の教材が残っているにも関わらず後期を受講するのは止めました。このコースの雰囲気があまりにもよく、先生に対しても良い印象が大きすぎたので後期のコースを受けて落胆するのが嫌だったので…。先生は後期の授業は受け持たないとの事で、使っていた教材の著者がなんと後期の授業を受け持つという事だったので興味津々ではありましたが落胆が怖くて参加は見送りました。

 

今まで数々の語学コースでサボりまくってきましたが、積極的に行ったコースをふり返ると先生方が授業を愛していたからだなぁ、と。ドイツで行った英語コースも先生が英語を、特にイギリス英語が大好きでイギリス人に生まれなかった事が悔やまれるの笑 と言ってたほどで、生き生きと授業をされていたからそれを見るのが嬉しくて私も参加してたのだな、と。。

 

まぁ、私の心構えが足りなかったというのもあると思いますが、語学コースってこんなに楽しいものがあるのだ!と思えたコースでした。

 

スイスドイツ語には今でも苦しんでいますが、あのコースに参加して学んだ事が多かったので参加していなければ今頃自暴自棄になっていたかもしれません…。

 

学びたいものが学べるってありがたいですね、、特に教材なんて誰かが作ってくれた情報の寄せ集め、情報の宝箱みたいなものなのでどんどん多種多様な教材が出版される英語やドイツ語のテキストなんて、宝ですよ、宝!!なんつって。。

 

オンラインの無料辞書なんて未だに使ってて毎回感動してしまうほど、、

人様の集めた情報を無料で…今でこそドイツ語の情報が増えたけど一昔前はドイツ語の単語を一つ見つけるも時間が掛かったので、いい時代になったなぁ~なんて思います、はい。本当に。大げさじゃなく。

 

---------------------

お!この記事役にたった!+ポチっとしても良いかな、という方は以下のバナーをポチっとしてもらえるととっても嬉しいです。


にほんブログ村 
海外生活ブログへ
にほんブログ村 にほんブログ村 海外生活ブログ ドイツ情報へ
にほんブログ村 にほんブログ村 海外生活ブログ スイス情報へ
にほんブログ村

 

 

ところ変われば価値が変わる



f:id:iiimo_imo:20190825012902j:image

東ドイツに住んでいた頃、ポーランドチェコが近かったので、よくその辺りの国に行った話を知人から聞きました。私自身も何度か行っていました。

 

そこから西ドイツに移り住み、今度はオランダやベルギーが近くなりました。東ドイツからは簡単に行けないので最初は喜んで行っていましたが、慣れてくるとまたオランダか…と若干飽きが出て来ました。

 

そうすると今まではあまり重きを置いていなかったポーランドチェコがきらびやかな旅先に見え始めました。

東ドイツからはすぐ行けたあの旅先…離れてしまうと簡単には行けないので妙に輝いて見える。。

 

と、まあこんな事を経験した後にスイスに移り住み、今度は以前の様に簡単に行けなくなったオランダやベルギーが恋しくなり始めました。

 

今の住まいから近い外国と言えばドイツ、オーストリアリヒテンシュタイン、フランス、イタリアです。

 

以前はなかなか行けなくて夢見ていたイタリアに対しては今はあまり何とも思いません。はいはい、イタリアね、位の…。スイスに引っ越してきてから数回行ってしまったので。

 

先日、イギリスに行ったのですがイタリアンレストランでの外食だけは避けようと努めました。チューリッヒにはイタリア移民の方も多くイタリアンレストランも多いので、チューリッヒで味わえない事をしようと思い…。イタリアならスイスからすぐ行けるしな、位の上から目線で(;´_ゝ`)

 

別に似たような話があります。オーストラリアに引っ越したドイツ人女性とシドニーで会った時に仕事の後に市民講座でイタリア語の勉強をしているという話を聞きました。ドイツで暮らしていた頃はイタリアにそこまで夢を描かなかったのに遠く離れたオーストラリア暮らしをしているとヨーロッパのものが輝いて見えるのと笑いながら言っていました。

 

今度は逆にヨーロッパからオーストラリアに対して。知り合いのドイツ、オランダ、スイスの方と話していて気づいた事ですが遠く離れたオーストラリアに対する憧れが大きい。

私が日本にいた頃、実際は近くないのに地図上で見たら近く感じるオーストラリアは英語留学先としては私の周りではあまり人気がありませんでした。代わりに?イギリスやアメリカが人気でした。訛りのない英語が学べるという認識で人気だったのもあるでしょうが、遠くにあったからというのも関係してるのでは?なんて。私の周りだけの話なので他はどうか分かりませんが…

 

そして他の英語圏について。ドイツの知人は日本の人が憧れているようなイギリスへの憧れは無さそうだし、むしろはいはい、イギリスでしょ…位のやはり近いと何とも思わないのか英語圏で留学と言えばオーストラリアやカナダが人気なようでした。アメリカはそもそも政治的な観点から除外されてるっぽく感じましたが実はコソっと憧れている人も多い気はしました。でもこれも私の周りの話だけなので実際他がどうなのかは分かりません。

 

ちょっと違うかもしれませんが、日本一時帰国前になると食べたいものリストが出来上がります。帰国したらリスト上の物を制覇すべく順番に食べていくのですがついつい二三個食べれないものができたままスイスに戻ってしまいます。日本にいる間はいつでも食べれるしな、、、と思って後回しにして結局食べるタイミングを逃すという・・・(;´Д`)。

 

スイスにいる間にあんなに夢見た食べ物なのに、日本でどこでも身近に手に入れられると思ってしまうと一気に私の中で優先順位が下がるというか価値が下がるというか…

 

この様にいつでも行ける(または行きやすい)土地より遠くの土地に価値を見いだしてしまうのは自然な事なんだろうな、とも思います。期間限定商品の様に遭遇確率が下がるとそれだけで価値を付けてしまう。

 

いつもコンサートをしている歌手の生演奏より幻の一回きりのコンサートをする歌手の生演奏に高値がつくのも致し方ない。

 

このように単純明快に動く自分の気持ちに予想がつきやすいのが楽な反面、またかよ!と呆れてしまう面もあったり。。

 

まあ憧れの対象があるのは夢が見れるし悪くないかな(*´-`)…でもな… いや、悩むほどのこともないか。。

---------------------

お!この記事役にたった!+ポチっとしても良いかな、という方は以下のバナーをポチっとしてもらえるととっても嬉しいです。


にほんブログ村 
海外生活ブログへ
にほんブログ村 にほんブログ村 海外生活ブログ ドイツ情報へ
にほんブログ村 にほんブログ村 海外生活ブログ スイス情報へ
にほんブログ村

 

 

 

スイス建国記念日は皿洗い


f:id:iiimo_imo:20190805033718j:image

 

ある日の事、スイス建国記念日の8月1日にご近所の村の屋台でちょっと手伝ってみない?と聞かれました。そこまで乗り気ではないけれど、まあ良いですよ、どうせ暇なんで、と引き受ける事にしました。

 

その時はスイスの村の屋台でお手伝いができるなんて、新しい体験だ、悪くはないだろうと思っていたのですが当日になって村に向かう前に段々とお腹が痛くなってきました。

 

嫌だ…安請け合いしてしまったが、よく考えたら屋台で販売なんてさせられたらスイスドイツ語が分からないのでお客さんに「え?何ですか?もう一度お願いします。」と何度も言って怒らせるに違いない。いくら優しいスイスの人でもこの暑さの中イライラするだろう…と思い始めたのです。

 

ぎゃあぁー( ;∀;) 一応言語の分かるドイツでもこういうのは苦手なのに何故二つ返事でやると言ってしまったのか…と大後悔の嵐。。それでも今更断れないのでお腹が痛いまま集合場所へ向かいました。

 

集合場所についてから、私と同じようにお手伝いで来ていた人々が屋台の配置場所を説明され、私はどこかと思っていたらサラダ販売なのであっちのキッチンへ行ってくれと言われ、食券販売に比べればマシ(お金を扱いたくないので)か…とキッチンへ向かうと忙しそうにしている初老の男性がいました。

 

自己紹介をして何をすれば良いですかね?と聞いたらサラダ販売は人が足りてるし、実は繁盛時間は過ぎて今は少し片付けを始めてるので皿洗いをして欲しい、と言われました。

 

な、なに…皿洗いだと!? う、嬉しすぎる!!!!( ´∀`)これでスイスドイツ語対応などせず黙々とひとり作業に没頭できるではないか…と。

しかもその数日前に仕事に疲れて、もう嫌だ…昔学生の頃にやったレストランの皿洗いは楽しかった、あれをもう一度やりたい、と思っていたのですよ!すごい、ちょうどやりたかった事ではないか!と。

 

しかもその初老の男性が話すのはスイスドイツ語ではなく標準ドイツ語、英語圏の人の訛りがありました。あぁ~彼も外国人なのね、だから標準ドイツ語なのね!分かりやすい、彼の言ってる事なら理解できるわー!と一安心。

 

徐々にお腹の痛みも消え、緊張しつつも皿洗いに徹して食器を拭いて、外の空気を楽しみました。

段々と洗えるお皿も少なくなったので、どうしよっかな、と思っていたら初老の方がやってきて、今落ち着いてるからそこで休憩してて良いよ、忙しくなったら呼ぶからと好きなドリンクを持っていきなさいとビールを一本くれました。

 

連れていかれたスイス人グループのテーブルで「う…見知らぬ団体の中に連れて行かれた…。しかもスイスドイツ語…。辛い。。( ノД`)…」と思ったのですが黙っているのもなんなので、屋台とお祭りについてちょっと質問したりして、意外と話が弾むので驚きました。職場でスイス人の団体に囲まれて毎日コーヒー飲んだりお昼ご飯を食べている、という経験(まあまあ辛いです)が、なんと役に立ちました。何となくスイスの人が団体の時に話すペースや話し方を知ってるので変な雰囲気にもならず。。ほ…と安心。

 

そうこうしている内にまた皿洗いとして呼ばれたのでまた黙々と皿洗い。

その内暗くなってきて、花火が打ち上げられ始めました。綺麗だな、と思いつつ食器を拭き、一度大きな花火が私の真上で打ちあがり、生まれて初めて真下から花火を見れたので感動でその瞬間が止まったかのような感覚になりました。

感動的な瞬間の記憶はスローモーションになるのはなぜでしょうかね。

 

花火もほぼ全て打ちあがり、お祭りもお開きという時に初老の男性がやってきて沢山お礼を言って褒めてくれました。普通にお皿洗ってただけなんだけどな、ここまで言ってもらえるとは悪くない、とありがたかったです。

 

片付けもほぼ終盤に入った頃に焼きたてのソーセージとパンを貰い、明日も仕事で早いので帰らせてくださいと早めに一人で帰りました。

 

真っ暗な中、電動自転車で走って家に向かいながら、あまりの暗さに少しパニックになりつつも森の横を走っていたので虫の鳴き声や森の匂いが気持よくて、何故か一人で笑ってしまいました。10年前の自分が、10年後にスイスの屋台で皿洗いして電動自転車に乗って森の横を走って家に帰る生活を送ってるなんて思いもしなかっただろうに…と思ったからなのです。

 

不思議です。流れるように生きてきて気がついたら新しい土地が私の住む場所になっている。そしてそこで私の事を知っている人が増えていって、それが普通の日常になる。なんとも不可思議な事ですな。しかもスイスの建国記念日なんて、気にもしなければどこ吹く風と言っても良いかもしれないのですがよく考えたらスイスが存在しなくてスイスがこういう体制でなければ私はスイス暮らしをできないので遠くの次元の話のようで実は私の生活に関わっているという建国記念日

 

以上、スイスで三度目の建国記念日の話でした。

もう一度同じ事をやれ、と言われると二つ返事で引き受けるかは微妙ですが、いい経験をさせていただきました(´∇`)。

 

---------------------

お!この記事役にたった!+ポチっとしても良いかな、という方は以下のバナーをポチっとしてもらえるととっても嬉しいです。


にほんブログ村 
海外生活ブログへ
にほんブログ村 にほんブログ村 海外生活ブログ ドイツ情報へ
にほんブログ村 にほんブログ村 海外生活ブログ スイス情報へ
にほんブログ村

 

 

 

 

 

 

 

親知らずの抜歯費用の内訳 -スイスにて-

Teeth gone wild

 

以前書いた親知らず抜歯(三本)の請求書が届いたので約束通り内訳を披露させていただきます。

 こちら↓からの流れです。

当初、約2300chf (約25万円-本日のレート)の見積書を出されショックでフラフラになってしまいましたが覚悟を決めて治療に挑みました。

 

その後は経過診察一回と抜糸が一回だけという治療でシンプルに終わり、最後の診察の後に先生に話しかけられました。

「そういえば、上の歯二本は保険が利かないけど下の歯が保険が利くかどうか確認しましたか?」と聞かれたので、え?何のことですか?と聞いたら、「下の歯は健康な歯に食い込み始めてるから保険が利くかもしれません。こちらから保険会社に確認しておきましょう、と言われました。」

 

え!?え!?
( 〃▽〃)

 

保険が一本でも利けば支払いが少なくなるじゃないかあーー!!
と真顔でそうですか…と言いながらクールを装いつつも心の中では大喜び...

 

その後3週間位は毎日ポストを覗くのを楽しみにしていました。

変な話、ギャンブル的な…興奮が。

だって保険が利けばあの見積書の金額より高くなることはないし、もし保険が利かなければ見積書よりも高くなる可能性があるという…

 

お、恐ろしい(◎-◎;)(◎-◎;)(◎-◎;)
にも関わらず変な興奮が。。

 

3週間ほどたっていつも通りわくわくしながらポストを覗くと口腔外科からの請求書が届いていました。

家に帰るまで待てず階段を登りながら慌てて開封する30代。逸る心を抑えきれない!

 

…そして合計金額に目を通して…やったーーー!!!約1300chf(約14万円-本日のレート)。見積書の合計から約1000chfの減額…涙 それでも高いよ、、でもその差約10万円。いやもう正気の額じゃない。私は大富豪じゃないんだからさ、さらっと当然の様に恐ろしい見積書を出さないでくれよ…と。

 

では内訳をこちらに書いていきたいと思います。

見積書の中に含まれていた細かな治療費が保険が利いて省かれたようです。

 

見積書の内訳は以下の様でしたが、結局請求されたのは青字部分だけでした。

(ざっくり載せただけなので詳細は少し違います。)

 

-見積およびセカンドオピニオン     73chf (約8000円)

-治療説明     52chf (約5700円)

-レントゲン     156 (約17000円)

-麻酔(浸潤麻酔     38chf (約4100円)

-手術     404chf (約44200円)

-創傷治療     62chf (約6700円)

-うがい薬     5chf (約540円)

痛み止め,抗生物質     42chf (約4600円)

-保冷剤?(コールドパック)     8chf (約870円)

-鎮静剤、無痛剤?(Analgo-Sedierung Pauschale)     400chf (約43000円)

 

そしてこちらに詳細のはっきりしない諸々費421chf (約46100円)が加わり

合計約1300chf(約14万円-本日のレート)となりました。

 

相変わらず高額ですけどね、一本500chf位、それが三本と最初は腹を括っていたのでそれ以下になったのは有難いです。そして毎月支払っている健康保険料の意味をここで実感したという利点もありますので。。

 

あ、治療後の経過ですが腫れましたが恐らく通常の腫れ方でその後何か問題があった訳ではないので今の所満足しています。

 

 

---------------------

お!この記事役にたった!+ポチっとしても良いかな、という方は以下のバナーをポチっとしてもらえるととっても嬉しいです。


にほんブログ村 
海外生活ブログへ
にほんブログ村 にほんブログ村 海外生活ブログ ドイツ情報へ
にほんブログ村 にほんブログ村 海外生活ブログ スイス情報へ
にほんブログ村

 

 

チューリッヒの財務博物館 その②


f:id:iiimo_imo:20190722035628j:image

 こちら↑の続きです。

 

その後も歴史の話を聞いたのですが、出てくる企業名がネスレやバリー、と他にもスイス企業の名前が出てきたので親近感が湧くというか、意識的に話を聞くことができました。

 

そういえば解説員の方がファイナンス系出身者ではなく、歴史教養や芸術を学んで来た人間です、と仰っていました。館内の解説については淡々と行われていましたが何かの芸術作品について参加者が意見を述べる部分があり、その時に急に「芸術は見る者の主観や製作者の考えなど様々な要素があるので一部分の意見だけを正解だと定めることはできません。」とキラっと輝きながら仰ったので、本来の専門分野に関してだと水を得た魚の様に生き生きとされるんだなぁ…と思ったりもしました。

 

歴史の他、スイスの過去の証券取引所の白黒映像や金融ジャーナリストにインタビューしたものを見聞きできたり、博物館を運営している会社が提供しているカード読み取り機があったり、証券取引ゲームもあったり、とワンフロアで小規模ながらも集中して楽しめるものがいくつかありました。

 

こういう解説員の方に解説してもらえるもの、ドイツに居た頃はほぼ参加した事がなかったので何故だろう?と考えたら、私の気になったものは事前に団体申し込みが必要であったり、子供のグループ向けのものが多かったからかもしれません。

 

今のところチューリッヒで顔を出した博物館の解説では事前申し込みが不要で、団体申し込みでもなくて良いようで、また一人や二人で出向いても問題がないので、気が向いたら行けるというのがとても有難いです。

 

そして解説員の方に博物館が提供している事でもちょっと離れたものでも質問できるのが参加できる利点だとは思うのですが、私の場合は聞きたい事を考えているうちに、他の人々が質問して、その回答を一生懸命聞いてるうちに終わってしまう、というのがいつものパターンです。。。

 

気になっている事があっても、ドイツ語でなんて聞けば良いのだろう?あれ何ていう単語だっけ?と考えているうちに時が過ぎるのです…。

恐らく自分が事前に知っている分野や精通している情報に関してであれば、既にドイツ語でもどこかで見聞きした事がありそれに関する単語を知っていたりするので質問できるのですが、全く無知な分野に関する事だとこのようにタイミングを逃して悔しい思いをする、というのが大体のいつもの流れです。

 

四苦八苦ばかりしています。そしてこれが日本語だったらなぁ、きっともっとすばやく質問できるのにな、と悔やんだり。海外生活なので仕方ないのと、長く住めば住むほど言語的に理解できる事が増え、言いたい事も言えるようにはなってきているのもあるのでそこまで悔やまれる事ではないですが…。日本に帰ってこういう館内解説があったら絶対に参加して絶対に質問を沢山投げかけてやるぜ!という甘い夢を描いたりもしています。

 

 最後に、この解説ツアーに参加して思った事をひとつ…。

すごく当たり前の事ですが、スイスベースの事を解説されるんだな、と。ここはスイスだもの、スイスの歴史、スイスの有名企業、スイスの今後の発展について…。当然だけどこうやって私のスイスに関する情報は地味に、亀の様なペースで増えていくのだろう、と。

 

海外生活者あるあるかもしれませんが、私は自国の日本の事をじゃあどれだけ知っているのだろう?と考えてみて、少し寂しくもなったりします。

インターネットのおかげでどこでも情報は得られますが、自国の事より詳しい事が増える度にちょっと切なくなるのです。

 

覚悟が足りないのか…?!

 

それともそんなものイラナイのか…?!

 

以上、チューリッヒの財務博物館に行った話でした。

気になる方はFinanzmuseum Zürich、Führung(解説)で検索してみて下さい。

この博物館以外でもFührung入力で結構、色んなものがでててきます。

 

---------------------

お!この記事役にたった!+ポチっとしても良いかな、という方は以下のバナーをポチっとしてもらえるととっても嬉しいです。


にほんブログ村 
海外生活ブログへ
にほんブログ村 にほんブログ村 海外生活ブログ ドイツ情報へ
にほんブログ村 にほんブログ村 海外生活ブログ スイス情報へ
にほんブログ村

 

 

チューリッヒの財務博物館 その①


f:id:iiimo_imo:20190721190143j:image

 

ある日の事。

スイスの大手スーパーMigrosから割引券が満載の冊子が送られてきました(会員向け)。冊子をめくるとスーパーに直結したものだけでなく、系列会社の割引券やポイント倍増券が付いており

財務博物館(Finanz Museum)なるものの入場無料券も付いていました。

 

その時に初めて財務博物館なるものがチューリッヒにあると知ったのですが、何の冗談なんだ!?と最初は笑いました。しかし何だか気になるぜ…と頭の片隅にいつかは行ってみたいという思いを抱え日々を過ごしていました。

 

激務が落ち着いてきた時期に、ふと次の火曜日に午後半休を取ってプールに泳ぎに行こうと思い、半休申請を出しました。そしてその後に偶然にも毎週火曜日の昼間に財務博物館が無料で展示解説をしているという情報を入手。

 

これは…行くしかない!

実は最近、別の博物館で無料の展示解説に参加してその面白さに目覚めてしまったので、これは行っておかないといけない!という熱い想いと何故か興奮と緊張が同時にやってきました。

 

前日の月曜日にもそわそわ…

火曜日の午前中は早めに出社し急いで仕事を片付け博物館へ向かいました。

 

チケットカウンターで無料券を出していたら解説員の方が近づいてきて、地下の入り口まで案内してくれました。

 

中に入るとワンフロアだけの小さな展示室、ちらほら数人の人々が展示解説が始まるのを待っていました。

 

時間になって、最初の解説コースに通され、お決まりの「スイスドイツ語でいきますか?それともドイツ語で?」と聞かれるので、遠慮せず私がドイツ語でお願いします。(見た目がしっかり外国人の私がお願いするのだ。どや!という気持ちと、ちょっとスミマセンという気持ち。)

 

まずはスイスの財務関連の歴史上、必ず名前が上がるであろう重要人物や何かのマーク、建物のパネルなどを見て解説が始まりました。

 

最初にエッシャーという人物の名前が上がったのでアホなわたくしはですね~ 何故か一瞬騙し絵で有名なM.Cエッシャーかと思いましてね… そんな訳ないのですが。。

 

スイス鉄道網を発展させるために資金調達を行った起業家兼、政治家でありクレディ・スイスの前身のスイス信用銀行の創設者であるそうです。

 

あれ…?スイス鉄道の何かの資料で読んだような。。。しかし彼のお陰で今日の鉄道王国スイスがあるようなものらしいのに、スイス鉄道好きを言いふらしている割には知りませんでした。。口先だけという感じが情けない。

 

その後はお金ができた歴史、オランダが世界初の株式会社を設立に至った話、活版印刷が発明された事の重要性、どれほど現在の私達の暮らしの基になっているか…うんぬん。

 

こういう話、ドイツのテレビ番組や自然科学雑誌、スイスの他の博物館でも見たのですが結構出てくるいつものパターンです。オランダの株式会社とグーテンベルク活版印刷の歴史はセット。

 

だからどうした、と言われたらそこまでなのですがどこでも繰り返し見聞きすると忘れないものですね。

 

そして話は解説に戻り、20世紀前半には何の保証もなく大人子供皆が工場で働いていた白黒映像、その後は戦後の長期休暇文化の発展。

 

解説員さんが「休暇文化も戦後のものなので実は新しい文化なのですね。」と仰るので、は!と驚きました。確かに…まるでヨーロッパでは当たり前の様に感じた休暇制度や、労働者に対する人権意識や権利意識も実は新しいものなのか…と。

 

また長くなりそうなので続きはその②へ。

 

 

 

 

---------------------

お!この記事役にたった!+ポチっとしても良いかな、という方は以下のバナーをポチっとしてもらえるととっても嬉しいです。


にほんブログ村 
海外生活ブログへ
にほんブログ村 にほんブログ村 海外生活ブログ ドイツ情報へ
にほんブログ村 にほんブログ村 海外生活ブログ スイス情報へ
にほんブログ村

 

 

 

イタリア系移民について小話


f:id:iiimo_imo:20190719020010j:image
チューリッヒにはイタリア系移民が多いです。なのでイタリア語を聞くのは珍しい事ではありません。

 

スイス内にイタリア語圏があるのでスイスの方かもしれませんがチューリッヒ州の外国人比率を見ても一番多いのはイタリア人、その次にドイツ人、となっているのでイタリアの方の可能性が高いかもしれません。

 

社内にも結構な数のイタリアンな名前の方が居て、二世の割合が多いのか母国語はスイスドイツ語だけど、親が話すのでイタリア語も話せるという方が多いです。

 

両親がイタリア人で本人はスイスで生まれ育った人がある日、小学校に入学した時の話をしてくれました。

 

まだ小さかったけど、教室に入ってすぐに自分と同じような境遇のイタリア人(国籍はスイス)を探した、との事。

 

イタリア人ぽい見た目の人や、名前がイタリアンな人をいつも無意識に、どこに行っても探していたと言っていました。

 

年頃にはやっぱり、自分は何者なんだというアイデンティティーについての葛藤があって、もう今となってはそんなのもなくて自分はスイス人なんだな、と思うけれど若い頃は結構悩んだ、と言っていました。

 

イタリア語を話せるしイタリアンなフルネームなのにイタリア人のようなイタリア語は話せないし、イタリアに帰ったからと言って故郷に戻ってきた気もしない、と。

 

彼いわく二世の人はそういう葛藤があり、三世の場合はそこに加え声高に私たちの故郷はイタリア、私たちはイタリア人!と誇るべき事の様にわざと言う人が最近は多い気がする、と言っていました。

 


その話を聞きながら、ドイツで知り合ったイタリア系移民二世の男性二人の事も思い出しました。

 

片方は見た目はピッチピちのティーシャツに金のネックレス、ピッチぴちの細身のズボンでこれぞイタリア人!という感じなのに中身はとってもドイツ人なんだ笑(^_^;)、と自分で恥ずかしそうに言ったひと。

 

もう片方の人は割と控えめな感じの方で、他の友人も交えてイタリアンレストランに行った時に、イタリア人のウェイターさんとイタリア語で話した後に「やっぱり僕のイタリア語は本場イタリア仕込みじゃないからアクセントでドイツ育ちとバレちゃった。。」と恥ずかしそうにしていました。

 

この男性二人がどう感じていたかは不明ですが、前述のスイス人男性の様に年頃には自分のアイデンティティーについて悩んだのかもしれないな…と。


オーストラリアに行った時に船で大量に移住してきたイタリア系住民の多い地域に行くことがあり、昔の白黒写真を見ながらイタリア系移民って私の周りでよく出会う気がするな、と思ってたのですがよく考えると今も仕事がないからと他のEU国で仕事を探すイタリア人も多いし、移民するのは最近始まった文化でもなさそうですね。

 

詳細は不明ですが何か機会があればイタリア人移民の歴史に関するものを調べてみたいです。イタリアにお住まいの方にはもしかしたら周知の歴史的事件があったりして?

 

 

私は日本人として日本で育ったので年頃にアイデンティティーの事で悩むなんてもちろんなく、彼らの気持ちを想像してみようとしてもなかなか難しいです。

 

スイスは三割が外国人の国です。帰化してスイス人になった人も相当数いるそうなので、表には大きく出ないけれど、イタリア系以外にもアイデンティティーについての葛藤を経験してきた人が多いのかもしれません。これからも減ることはなさそうだし。

 

大人になって自由意思で移民となった私の状況と二世、三世の想いは交わる部分はあまりないかもしれないと改めて感じたのでした。

---------------------

お!この記事役にたった!+ポチっとしても良いかな、という方は以下のバナーをポチっとしてもらえるととっても嬉しいです。


にほんブログ村 
海外生活ブログへ
にほんブログ村 にほんブログ村 海外生活ブログ ドイツ情報へ
にほんブログ村 にほんブログ村 海外生活ブログ スイス情報へ
にほんブログ村

 

 

海外生活、辛い時あるある


f:id:iiimo_imo:20190716000710j:image


海外生活、辛い時あるあるを調子に乗って披露していきたいと思います。

 

海外生活をしたことがある方に
は一つぐらい当てはまる事があるかもしれません。

 

何故こんな悲しみをぶり返すような記事を書こうかと思ったかと言うと、今日も「つっら(辛い)…」と思うことがあり、辛いけれども慣れたし流すのも上手くなったな、と我ながら思ったからなのであります。辛いものは辛いんで変わらないんですけどね、対応の仕方が変わった。

では心して読んでくださいませ…

 


まずひとつ目…
他の国とひとまとめにされる。

アジア人だからという事で人様の結婚式で知らないアジアの方と同じテーブルにされ、それだけでもちょっとビックリだったけどその方の酒癖が悪く…
結婚パーティーを乱している最中に私も仲間だと思われた事…

 

つ、つっら(辛い)
(´;ω;`)

 

 


二つ目…

ドイツ語で説明された事で、ドイツ語が分からないんじゃなくて説明された内容が分からなかったので聞き返したら流暢な英語で説明し直されるというもの。。

いや…英語だから分かりやすいとかそういう問題じゃなくて…まず目標をはっきりして話して欲しいだけなのですよ。。

 

つ、つっら(辛い)
(´д`|||)

 

 


三つ目…
辛い食べ物が得意と思われている…

アジア=辛いものを食べる国、という認識の方が多くて辛い食べ物を食べる時に決めつけるように「辛いものは大丈夫だよね!」と言われる…

大したことないけどもう10年以上言われてるのでいい加減しんどい。。

 

し、しんど…(しんどい)
( ̄~ ̄;)

 

 

四つ目

頑張ってこっちはドイツ語で話してるのに返しは英語… 欧州滞在期間が長くなったのでさすがにここ数年はないですが渡欧すぐはたまにあったので悲しかったです。

良かれと思ってやってくれている場合もあるし、ドイツ語力が低いから英語の方が良いのかとやってくれる場合もあると思いますが、まあまあ辛い。

 

つ、つっら(辛い)
(/´△`\)

 

 


5つ目…
みんなの会話の中にいるし一番事情をよく知ってるのに話し相手としてスルーされるときがある。悪気はないのは知っています。日本人だって日本人の集団の中に外国人がいたら無意識のうちに日本人だけに語りかける人がいるのは知っています。かなり無意識に。
人間は自分の近しい人に寄っていくというのは私の今までの人生で学んだことなので。(当然ながら私調べ)

 

つ、つっらああああああーーー
。・゜゜(ノД`)

 

 


六つ目…

全体の事情を加味して、あえてここは何も言わずまず様子を見守ろう、という態度でいると何も考えてないと思われる。挙げ句の上に何か言えよ、とおこられる。


つ、つっらあああーーー
辛いんじゃあーーー
ι(`ロ´)ノΣ( ̄皿 ̄;;(/´△`\)


ちょっと書いてて冗談抜きで辛くなってきました。。
まあ今は夏で天気が良いしまだ何とかなるんですけどね、どんより曇り空の冬なんかにこういうのが起きると床につっぷして、私の何が悪かったの…このまま粉状になってどこかの海にバラまかれたい…シクシク。。となってしまうので相当ダメージ食らってますね。


でもまあ変な話、私は自分が外国人として異国に空気循環(換気)、新しい風を入れる為に来ている有難い人という前提で生きてますので結果オーライ!という部分もあります。

辛いですけどね。。

 

自分が自分を可愛がらなかったら誰がやるんだ、と思っているので。

 

で、こう思ってるのをドイツ人の同僚に言ったらドン引きした後に爆笑してたので、引かれてるとは思いますが、まあそれもありでしょう。


私の心が健康であることが大事。

 

以上、海外生活、辛い時あるあるでした。

第二段は調子にのれる時にしか書けません。。。

---------------------

お!この記事役にたった!+ポチっとしても良いかな、という方は以下のバナーをポチっとしてもらえるととっても嬉しいです。


にほんブログ村 
海外生活ブログへ
にほんブログ村 にほんブログ村 海外生活ブログ ドイツ情報へ
にほんブログ村 にほんブログ村 海外生活ブログ スイス情報へ
にほんブログ村

 

 

スイスの信用商売

https://www.instagram.com/p/BaBkYQUARTP/

 

無人販売なるものに憧れていた時がありました。一体どんなものだろう?!と密かな憧れをじんわりと長い間持ち続けていましたが、スイスに引っ越して来てからというものこれでもか!というほど無人販売を見るようになりました。

 

上の画像の様に、自分で切って持って帰ってね、というようなお花の販売から秋にはカボチャの販売、その他よく見かけるのは卵の無人販売など。りんごやジャガイモ、にんじんの無人販売もよくあります。

 

当然のことながら支払いは購入者に対する信用で成り立っているので、こういう無人販売を見かける時は、通常はきちんと支払われているものだと思っていたのです。

 

家の近所の農家がやっている小さな小屋の無人販売をたまに利用します。

農家の方の家の一角にある小さな小屋です。そこでは卵、ジャガイモ、にんじん、りんご、チーズ、ミルク、などが扱われています。お代は壁に開いた貯金箱の切り目の様な穴に入れてしまえば良いと言う仕組みです。

 

小銭がない場合は多目に支払って、その分を台帳に自分で記入。次回来た時に採算が合うようにしておく、という。その逆もあり少なめに払って次回に未払い分も払う、という方法もあるようです。

 

とにかく購入者の信用にかかってますので、壁の切り目にお金を入れる時は私はしつこく確認しています。ここまで私の肩にどっぷりかけられた信用を無碍にはできないからなのです。

 

…とまあ、こんな感じで購入しているのですが先日また例の小屋に言ったら、小さくですが正式文書の様なものが貼り付けられていてその内容は、売り上げの20パーセント強が支払われておらず悲しい思いをしている、というような物でした。

 

いや、ショックでしたよ、わたくしは。この静かで穏やかな村でそんな事をする不届き者がいるなんて!!

 

その無人販売に限らず近所のスーパーなどで販売されている鉢植えもお店が閉店しても外に出しっぱなしで、防犯カメラもないし誰でも盗めるような状態にも関わらず(恐らく)事件は起きておらず、安全がキープされているのです。

信用で成り立っているこの村の平穏を犯す者がいるのかい!!?と衝撃を受けました。

 

一応スイス内では大きめのチューリッヒ州の中にありつつも郊外な故、田舎風情の残ったこの村(を愛しています)の穏やかさは私にとっては何事にも変えがたい平穏の証なのに。。。

 

ここまでちょっと大げさに書きましたが、実際のところ無人販売とはどこでもこんなものなのでしょうか。綺麗に小屋を管理している販売者さんのことを思うと私も悲しいですが、かといって防犯カメラなんて設置したり店番をつけたりしたらのんびりさが奪われる上にスイスのバカ高い人件費で採算とれなさそうだし…。

 

そういえば、スイスのセルフレジでも結構きちんと品物がスキャンされず未払いで持っていかれたりしていると何処かで読みました。しかも理由は金銭的には困っていないけれどスリルを感じるためだとか…それを読んだ時に何だかスイスの闇を見てしまったような気もしましたが、人によるのでこれ以上は何とも言えません。

 

とりあえず私はスイスの信用商売を妨害するような事をしたくないので、信用を守れるよう真面目に生きていきたいと思います。

 

なんつって。

すみません、言い過ぎました。

 

人並みの常識は守って生きていく所存です。

 

以上。

 

---------------------

お!この記事役にたった!+ポチっとしても良いかな、という方は以下のバナーをポチっとしてもらえるととっても嬉しいです。


にほんブログ村 
海外生活ブログへ
にほんブログ村 にほんブログ村 海外生活ブログ ドイツ情報へ
にほんブログ村 にほんブログ村 海外生活ブログ スイス情報へ
にほんブログ村

 

 

 

 

 

オランダの結婚式 その②


f:id:iiimo_imo:20190705142223j:image

 

そうこうしている内にディナータイムになりました。信じられない!!17:45にディナーですって!と夫と興奮。今まで私達が経験した結婚式は19時以降のディナーでほぼ予定通りに始まらず、一時間待たされて心も体もかピかピに乾燥してしまいそうになるという…しかもその手前の写真撮影で二、三時間の時間潰しがあるので余計に辛く。。。
(失礼発言の連発失礼します)


しかもちゃんと料理が出来上がって時間通りに準備完了しているよ(涙)と感動続きでした。

 

食事はビュッフェ形式なのでスタートの合図がかかると基本的には長蛇の列ができます。しかし長蛇の列の解消法が!


7つあったテーブルにそれぞれ歌の曲名が付けられ、その曲が流れて来たグループから順番にビュッフェに行けるということでした。

こりゃあ良いアイデアだね!と言っていたのですが、三曲流れてもまだ私達のテーブルの曲が流れない…

 

お腹をすかせていたので曲を流していたDJに手を振って、ジェスチャーでここに(テーブルを指差し)、ビュッフェ(ビュッフェを指差し)の順番を回してくれ!

とダメ元でお願いしたら、クールなDJが頷いてくれたので、これはイケるぞ!と思ったらちゃんと次に曲を流してくれました。きゃあーー!!ありがとーう( 〃▽〃)とまたジェスチャーでお礼を言っておきました。

 

 

食事はさすがオランダらしく半分は魚介類だったので鰹やムール貝などを喜んで頂きました。さすが海に面した国ですね♪
ありがたや~

 

食事が始まり少ししてから新郎新婦の今日は来てくれてありがとうのスピーチ。簡単ななれそめと、新婦さん個人のスピーチと新郎さん個人のスピーチ。

 

新郎さんのスピーチでは、僕らが出会った時、僕には何もなくて将来を決める為の希望もなくて人生で一番ダメな時だったのにそんな僕を好きになってくれてありがとう、と言うのでうるうるしてしまいました。

 

よく喋る新婦さんで、ちゃきちゃきしているけれどどこか不安になるような部分があるように見えて、そこを静かだけど気持ちの安定した新郎さんの存在が守ってるのかなぁ、という印象でした。

 

なので静かな自信の備わった新郎さんは元からの性格ではなく彼女と出会って一緒にいるからなのか?と思ったり。

 

いずれにせよ、お互いの事を好きなのがよく伝わってきたしサポートしていた友人達にもよく愛されているんだな、と分かるカップルでした。

 

 

食後はダンスタイムなのでしばし踊り、疲れたら外で歓談、という感じでした。だだっ広い一面が緑で覆われた土地にポツンとあるお城っぽいホテルだったので、外で休憩するのも気持ちが良かったです。

 

深夜をすぎると揚げたてのフライドポテト(マヨネーズつき!)がふるまわれ大喜び。
さすがオランダだわ!!と皆で大絶賛。

 

外でフライドポテトを食べなながら中で踊る人を見て、新郎さんとそのお母さんがブギウギを一緒に踊ったり新郎さんのお姉さんが激しく踊ったり、仲良し家族なようで微笑ましい風景でした。


あんなにドイツ式の結婚式を嫌がっていたのに、結果的に良い結婚式だったね、と。よく考えたらオランダで結婚パーティーだったから食事の時間も早いし段取りが良かった、というのもあるよね、結婚したのはドイツ人カップルだけども、と…。

 

色んな人の結婚式にいったけど、お互いが好き同士なのがよく伝わってきて、周りにも愛されてる人達だとよく分かる結婚式というのは良いものなんだね、という結論にも。結婚式に興味のない私達夫婦でしたが、いやむしろネガティブな意見が多かったですが今回のこの式に参加させてもらって見る目が変わったのでした。

 

以上、オランダの結婚式の話でした。

---------------------

お!この記事役にたった!+ポチっとしても良いかな、という方は以下のバナーをポチっとしてもらえるととっても嬉しいです。


にほんブログ村 
海外生活ブログへ
にほんブログ村 にほんブログ村 海外生活ブログ ドイツ情報へ
にほんブログ村 にほんブログ村 海外生活ブログ スイス情報へ
にほんブログ村